クラシック音楽とマリアージュ
今回はクラシック音楽とマリアージュ企画。
オットー・クレンペラー。
マーラーにもその実力を認められた。
強烈な人物であり伝説化された男。
晩年は哲学者かと思わす演奏。
それが老いからか哲学かは私にもわからん。
私が賛美するブラームスの4番。
川の流れのような作品。
これも哲学者にかかると妙に考えさせられる。
それがクレンペラーである。
★ ブラームス
交響曲第4番 ホ短調
クレンペラー 指揮
フィルハーモニア管弦楽団
1958年 録音
強烈な演奏には個性的なワイン。
しかも奇才ジャン・マリー・ギュファン作。
★ オ フィル デュ タン ルージュ
当店価格¥1650(税込)
ソレラシステムで造られた。
豊かな果実味に灌木やオリエンタルスパイス。
多少ザラツキのある味わい。
特徴的な酸と荒めのタンニン。
平凡な毎日を送っていると刺激的なワインがいい。
豚チーズしそ巻きの濃厚な味わいとまたまたいい。
しかも時短料理で材料費も安く済むしね。
詳細は【クリック】2015年8月31日
夏休みのお勉強。
ワインは知の飲み物である。
知識を深め楽しむ飲み物である。
皆様、少しお勉強をしましょう。
夏休み最後のお勉強かな?
今回ご紹介するのはオーストラリア。
そしてヴィクトリア州です。
この州はタスマニアに次いで小さい。
これは、アンダーラインしてね。
1803年にメルボルン近郊に入植。
19世紀中頃は金鉱も発見され人口もワインも隆盛。
ここはテストで出題されるからね。
そこの君、鼻水垂らして寝てないのっ!!
もういいよ本ワインを紹介するよっ
★ 2012 ペニンシュラ シラーズ
パリンガ エステート
オーストラリア モーニントン半島
中学校の教師をしながら畑を開墾。
経歴も異色なら植える品種もまた異色。
当時、カベルネ・ソーヴィニヨンが主流であった。
そんな時にシラーズを栽培。
1990年頃の事である。
さてさてモーニントン半島。
メルボルンから南西に80q。
富裕層のリゾート地として開発された。
三方を海に囲まれ海風の影響を多分に受ける。
ですからシャルドネは、海の影響を感じさせる。
プレミアムワイン産地として確立された地である。
詳細は【クリック】2015年8月28日
ゲーテとベートーヴェンとリースリング
ワインは物事の教養を身に着けると更に楽しい。
偏屈なベートーヴェンと宮廷作法を身に付けたゲーテ。
ベートーヴェンは古典派最強の作曲家。
私はこの男に何度も泣かされた。
一方のゲーテ、若い頃は厳しい父親との関係に悩みながらも人生を切り開く。
若きヴェルテルの悩みで世の中に衝撃を与えた。
後に小国ワイマル公国に招かれる。
二人の対面は一人の女性が活躍。
ベートーヴェンはゲーテの作品から有名なエグモントを作曲。
エグモントはイタリアの地で感化され完成。
今では序曲ばかり演奏されますね。
LPの時代は第5番と序曲エグモントの組み合わせが多かった。
★ ゲーテとベートーヴェン
青木やよひ 著
平凡社新書
この書籍は2004年に発行。
私は、今頃になってこの書籍を読んだ。
こ、こんな素晴らしい書籍を今頃読んだなんて恥ずかしい。
何て思いながらリースリング。〜ながらリースリング
いや久しぶりのリースリングがいいよ。
ドライなタイプ。
今じゃ チリのリースリングもおいしい。
☆ 2014 コステロ リースリング
ビーニャ・レイダ
チリ レイダー・ヴァレー
詳しくは【クリック】2015年8月25日
チャイコフスキーとラフマニノフ、ロシアの夕べ
ワインのある生活だからこそ格上の音楽をご紹介。
クラシック音楽の花形はコンチェルト。
ヴァイオリン、ピアノから金管楽器まで多彩。
その中でもチィコフスキーのピアノ コンチェルト No1は有名。
ですから毎月いや毎週、いやいや毎日世界のどこかで演奏されている。
それは言い過ぎとしても、録音はおびただしく存在する。
生のコンサートで聴き入るのもいい・・・。
尾高忠明指揮でN響。
がっかりの演奏であった。
これはオケの責任ではなく指揮者かなと思ってしまう。
気の抜けた炭酸飲料状態なのかな。
しかしラフマニノフの交響曲第1番。
これはなかなかだった。
若きラフマニノフの作品。
円熟期のエレガントさはないが力一杯の作品。
いい勉強になりました。
★ チャイコフスキー作曲
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調
ラフマニノフ作曲
交響曲第1番 ニ短調
尾高忠明 指揮
小山 実稚恵 ピアノ
2015年6月17日
詳細は【クリック】2015年8月17日
バルベーラこの1本
当店からおすすめのイタリアワインをご紹介。
イタリアの品種、どれも個性が強い。
北イタリアのピエモンテ。
やはりネッビオーロの名が一番に挙がる。
私的にはバルベーラも挙げたい。
早くから地元では知られた品種であり愛されている。
アルコール度数が高く特徴的な酸を敬遠する人もいる。
これはこれで個性だから尊重したい。
昨今ではそういった個性からやや没個性になりかけている。
そう言った意味では親しみやすいのがコレッジア。
★ 2011 バルベーラ ダルバ マルン
マッテオ・コレッジア
刺激的な酸ではなく綺麗な酸で果実感もいい。
密植度をやや高めて丁寧な収穫作業。
ステンレスタンクで醗酵途中にバリックに移し馴染ませる。
そんな手順が成せる味わいである。
コレッジアのロエロも極旨だ。
勿論、マイナーな産地から脱却し素晴らしいネッビオーロを生む。
その立役者がマッテオである。
一言:一度を味わうべきワインである。
詳細は【クリック】2015年8月21日
藤枝、焼津、島田、静岡からもご来店。
ピノさん冒険記?
安くておいしい白が飲みたい。
そんな要望がお客さんから多数。
ですから私はジャングルでは大猿に追われ・・・。
海中では、大海蛇に巻きつかれ。
危うく、海パンが脱がされるところでした。
自信はあるがの〜!! 失礼!!
そして、そして見つけました。
ご、ご要望のおいしい白、しかもめでたく1000円代。
お待たせ致しました。
私の武勇伝は後でお話しするとして・・・。
☆ 2013 シャルドネ カリフォルニア
クエイル・クリーク
米国の人気スーパーで取扱い。
瓶の形状も私が数々のモンスターから逃げているうちにずんぐり系。
品が良く、爽やかに樽香。
味わいは濃厚でもなくスッキリでもなくいい加減だ。
これでは好感が持たれる。
一時の厚化粧シャルドネでそっぽを向いた人達。
一度、飲まれよ。
時代はエレガンスに変わったのだよ。
これならこれなら食事と共に会話が弾む。
お勧め度:★★★★☆
詳細が【クリック】2015年8月20日
パイス君はピペーニョに欠かせないよ。
当店店主、常連さんからも支持。
そんな凄い赤がある。
知名度もない一つの品種がさ・・・。
その名はパイス君だ。
親しみある味わいだから君を付けちゃった。
彼は大航海時代にスペインから中米に運ばれた。
そして南米へ、ですから元祖ちゃんなのかもね。
ねっねっ!!
そしてピペーニョ!!
パイス君を原料に大樽で造られるチリ伝統ワインだとさ。
これぞ万歳だ!!
飲みやすいよ。香りは本格的で灌木のニュアンスもある。
コップでガバガバと飲むのもいいかもね。
そうかもね。そうかもね。
大花火を見ながらでもいいかもね。
そうかもね、そうかもね。
詳細は【クリック】2015年8月15日
お盆休みの日程!!
お盆休みは読書も追加して・・・。
いいですね〜。
当店は定休日(水)以外は営業。
井沢元彦氏の「逆説の日本史」。
学校の教科書より断然勉強になる。
かなり売れた本ですから読んだ人も多いハズ。
井沢さんの着眼、視点は説得力がある。
★ 12日(水)はお休み。
12日〜15日は18:00まで。
16日(日)は17:00までの営業となります。
宜しくお願い致します。
そして、本命のワインですね。
お盆休み中のボルドー ルージュ。
ボルドー ルージュにしちゃいなよ。
そうしなさいってば。
暑い時は白を飲みたいって・・・。
そんな事を言ってたらおいしいワインチャンスを逃しちゃうよ。
本と同じでチャンスを逃したら、もうアカン。
アカンのです。アカン、アカン。
手頃な価格で旨いワインを発掘したからさ。
CS主体のお値打ちワイン!!
クラシック音楽も必須でしょ。
ベートーヴェンは暑い?
と言われそうだね。
だったらブラームス?
またまた暑いと言われそう。
イタリアのレスピーギはどうかな?
ローマ三部作の一つ、ローマの噴水。
少しは涼めたでしょ・・・・。
では、有意義なお盆休みをお過ごし下さい。
詳細は【クリック】2015年8月11日
芸術的家飲みをご指南致します。
ワインのある生活だからこそ格上の家飲みをご提案。
透明感のあるコンチェルトと爽やかな白。
この季節にいいですね。
ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番。
彼は数多くの作品を残した。
しかし現在では限られた作品のみ演奏されている。
このコンチェルトとスコットランド幻想曲ぐらいである。
第1番は身体が溶けそうになるくらいに甘美である。
第2楽章は彼の最高の出来栄えであろう。
終楽章は某会社にコマーシャルにも採用された事がある。
★ ブルッフ作曲
ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調
アイザック・スターン Vn
ユージン・オーマンディ 指揮
フィラデルフィア管弦楽団
1966年2月22日 スタジオ録音
フィラデルフィアの音色は雄大で美しい。
オーマンディが君臨していた時が最盛期に思う。
スターンやらパールマンと素晴らしい演奏を残している。
一方、喉を潤さないとね。
夏の決定番であるソアーヴェ。
☆ 2014 ソアーヴェ ナターレ・ヴェルガ
爽やかさはイタリア白随一。
価格帯も幅があり懐事情でチョイスできる。
しかし注意事項が一つある。
それは粗悪なソアーヴェもまだ散見される。
まだまだ粗悪なソアーヴェが駆逐されていないのだ。
その点、ナターレ・ヴェルガは品質が高い。
GFやハーブの爽やかな香り。
酸がシャープで口中にミネラル感が広がる。
あ〜心地いい。 あ〜最高、と自然となる。
お口がさみしかったら魚料理と幅広く合う。
ですから都合もいい。
芸術的家飲みご指南致しました。
詳細は【クリック】2015年8月10日
近衛秀麿。
NHKで放送。
戦火のマエストロ近衛秀麿ユダヤ人の命を救った音楽家。
近衛秀麿。
私はこの名前には思い入れがある。
まだ10代前半。
フルトヴェングラーの音楽に浸かっていた、あの頃。
フルトヴェングラー協会から毎回会報が来る。
前会長、近衛秀麿と書かれていた。
存在感のある名前で何故協会の会長を務めていたのか・・・・と。
それから後年、近衛家は五摂家筆頭の家柄だと知る。
そして、近衛文麿の弟だとも・・・。
戦後を創った男・吉田茂のドラマで野村萬斎が文麿役を演じた。
その演技は見事だった。
秀麿氏はドイツ語も堪能で当時の超インテリ。
自分の財布から天下のベルリン・フィルを指揮。
う〜ん、さすがである。
この辺の知識はあった。
しかし、秘密裡に人権活動をしていたのは知りませんでした。
あの時代友好国のドイツに対して活動を行う。
それは、とても勇気を伴う。
一人の人物を様々な角度から照らす。
それは、後世の我々の責任なのかもしれない。
それにしても近衛秀麿は魅力的な男だな。
詳細は【クリック】2015年8月9日
天才メンデルスゾーンの作品を聴けっ!!
当店店主は見た目と違い文化人・・・。
そんな私から・・・。
モーツァルト以上の天才。
それがメンデルスゾーンだ。
やはり同じく若くして亡くなった。
そしてユダヤ人という事での苦難もあった。
長い年月が経っても色あせぬ彼の作品。
いや、時間の経過と共に強烈な色彩を帯びる。
傑作揃いで、作品の完成度は群を抜く。
私から一言。
青春期の若き君に是非触れて頂きたい作品。
それは交響曲第3番である。
通称、スコットランドと言われる。
亡くなる5年前ですから33歳の作品。
天才が20歳の時訪れたスコットランドの地から創作。
後世の私は彼の運命を知っているからよりせつない。
フィンガルの洞窟もそうだが風景描写は凄い。
ベートーヴェンの第6番以上に心に迫る・・・。
天才メンデルスゾーンの作品を一聴きあれ!!
もう一度言う、彼の作品を聴きなさい!!
詳細は【クリック】2015年8月7日
ペドロンチェリの世界!!
何て暑いのでしょうね。
パンツ1枚でいたい・・・。
ねこちゃんのプリントのある私称、ニャンパンで・・・。
そんな、お下劣な・・・、何て思いません私。
正統派ワイン専門店らしくない・・・。そ、そうかも。
えっ ワインのご紹介ですね。ハイ!!
超高額なワインもあれば適度な価格のワインもある。
同時に、その広い幅がワインの奥深さでもある。
ペドロンチェリは親しみやすいワイン。
ここのジンファンデルは必飲みあれ!!
若干プティ・シラーを混ぜ深みを演出。
ドライ・クリーク・ヴァレーの素性の良さを感じる。
そしてそして今回はウイズダムをご紹介。
ボルドータイプの一つの美品である。
初代ジョンに捧げる1本。
彼はイタリア系の移民、禁酒法解禁直ぐにワイン造り。
手頃な価格で地元に愛された。
その精神が脈々と受け継がれているのかもしれない。
詳しくは【クリック】2015年8月6日