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オルセー美術館とワイン



オルセー美術館とワイン





当店ではワインと芸術のペアリングを追求。

両者を語れるワイン専門店は稀有だと自負している。




2019年5月1日ライブ録画〜

オルセー美術館でのベルリン・フィルコンサートの映像を楽しみながらワイン。

印象派の作品の所蔵が随一であり音楽もドビュッシーである。

ドビュッシー自身は印象派とは思っていない。

しかし私達、後世の評価では印象派である。



ドビュッシー作曲

歌劇「ペレアスとメリザンド」組曲から 抜粋

牧神の午後への前奏曲 ドビュッシー 作曲



天才の才分を感じる牧神の午後への前奏曲。

午後の時間での牧神がニンフに目を付ける。

午後のまどろんだ時間に夢心地である。

ドビュッシーの澄んだオーケストラレーション。

小品ながら大曲以上の傑作だと常に痛感します。



またダニエル・ハーディングの指揮が素晴らしい。

イギリスの指揮者でラトルの薫陶を得た人物。

流暢な指揮で現代指揮者ではトップクラスです。



ニュージーランドのシラー。

ニュージーランドのシラーこれ結構おいしい。


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時短料理

まぐろのステーキペッパーソース

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ペアリング度:★★★★☆



時短料理2

ミニトマトとベーコンの炒め

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ペアリング度:★★★☆☆



本場フランスのシラーとも違う。

トスカーナのコルトーナのシラーとも違う。

ニュージースタイルのシラー!!

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やさしい果実味に瑞々しい味わい。

この感性はニュージー共通のワード。

少し金属的で鉄のニュアンスが顕著であり複雑さを醸す。

繊細なタッチで紡がれた独自のシラー。

しかも果実と酸味のバランスはとても良い。

ライトボディで無垢であるからこの時期に楽しみたい。

旧世界のシラーとはまるで違う世界観だ!!



ワイン評価

私的評価:点92+点



【判断基準】

95点以上:芸術的

91〜94点:最高に旨い

88点〜90点:良いワイン

80〜87点 普通なワイン



2024年4月18日

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シューベルトの未完成

シューベルトの未完成



シューベルトの未完成



シューベルトの未完成。

私の時代は交響曲第8番でした。

二楽章しかないがこれまた名曲。

多彩な録音が存在します・・・。




Aさん:当店10年以上の常連様、ワイン、音楽通

店主:ヴァイオリンを習い志した、経験豊かなソムリエ




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店主若い頃1850年製のニコラ ヴィヨーム



店主
:私はフルトヴェングラー指揮が愛聴盤。

もう数十年聴いております。

一楽章だけ残っているのを含め7種あります。

どれも素晴らしい・・・。

若い頃は晩年の指揮1954年5月4日のライブ録音をよく鑑賞しました。

パリ オペラ座でのライブで戦後のフランスという事で意味深い。

最近は1948年10月24のライブを聴く事が多いです。



Aさん:レコード時代はベートーヴェンの第5番とカップリングが多かった。

第5番の付け合わせみたいでした・・・。

しかし実際は若いシューベルトの素晴らしい作品。

彼が長生きでしたら素晴らしいシンフォニーを残したと思う。

ザ グレードは素晴らしいからね・・・。

あれがロマン派初期とは思えない。



店主:未完成の作品は好きです。

ブルックナーの未完の9番もそうです。

未完だからの美しさ寂しさがあります。

エーリヒの息子カルロス クライバー指揮もいい。

モダンな演奏です・・・。

しかし数十年前の録音、色褪せないのが凄い。

彼のドライブはスリリングです。

ワインはシラー・・・。


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興味深い作品と出会いました。

やはり南フランスがいい。

同地方屈指のフォジェール。

その南に位置しまだ新しいワイナリーです。

とてもキュートなシラー。

この品種にしては珍しくキュート。

まだとても若くしなやかでコクも感じる。

恵まれた日照量からの豊かな果実感。

気軽にクラシック音楽と楽しめます。

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サン ブリ如何

皆さまご存じのSB100%ですね。

ブルゴーニュにおいて貴重な存在。

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2024年4月17日

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オペラ鑑賞の日々・・・。

オペラ鑑賞の日々・・・。




オペラ鑑賞の日々・・・。



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から・・・。






イタリアから端を発したオペラ

やはりイタリアのオペラは抜群だ。

ヴェルディやプッチーニ等々巨星が並ぶ。

ヴェルディの椿姫はまずは鑑賞すべし。

カルロス・クライバー指揮。

ドミンゴ、コトルバスと歌手陣も素晴らしい。

端的な演奏ですからとても現代風です。



やはりロゼワインで堪能したい。

当店常連様にも人気のマスさんのロゼ。

価格も味わいも素晴らしい。

よくもこんな価格で成立したと感動的。

香りは綺麗で純粋。

辛口ながら適度な甘味・・・。

まあ、これは魅了されるのも頷ける。



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まずはプッチーニのトスカ

星は光りぬは傑作でしょ。

10代の時に出会い大泣きした。

その時、誰が作曲したのかも・・・。

勿論作品名も知らない・・・。

あの旋律が焼き付いた。

まだネットもない時代は大変でした。

それから数年後にこれがプッチーニの代表作トスカの第3幕と知った。

確かエンリコ・カルーソーが歌っていたと記憶している。



そしてプッチーニの代表作。

それがトゥーランドット

未完でプッチーニが死去・・・。

補筆し完成した・・・。

第3幕の誰も寝てはなるぬは、聴くべし。

プッチーニ節が炸裂、これがいいんだ。

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やはりバローロがいい。

最高傑作には最高峰のワイン。

エウジョニオ ボッキーノ・・・。

私が愛する造り手であります。

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それかピエモンテのシャルドネ。

このシャルドネは品があり爽やか・・・。

現代人には受ける仕上がりだ思う。

オペラを流しながら楽しめるそんな作品です。




それではワインで当店のワインでお楽しみ下さい。




2024年4月

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うなぎの蒲焼とオレンジワイン



うなぎの蒲焼とオレンジワイン



私の原点はやはりブラームス。

熟慮に熟慮を重ねた作品。

それが交響曲第1番だ。



クラシック音楽の王道。

ブラームスは様々は側面を持つ。

ドボルザークを世に広めた一面。

辛辣な言葉でハンス ロットを評価。

彼は精神的に追い込まれ亡くなった。

またお世話になった家政婦さんに困らないようにと配慮。

そして根源はベートーヴェンへの深い尊敬。

そんな事で第1番をベートーヴェンの交響曲第10番と言われる。

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私のお宝レコード。

ブラームス全集。

昔は全集のお値段は高かった。

セルジュ チェリビダッケ指揮。



うなぎの蒲焼とオレンジワイン

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山椒を効かしたうなぎとオレンジワインは合う。

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オレンジワインとしては色調も味わいも控えめ。

ヴィオニエ由来の華やかなアロマ。

ドライフラワーやオリエンタルスパイス。

白より感じるタンニンと余韻の若干の苦み。



それにしてもうなぎの蒲焼お高いですね。

ご褒美的ペアリングです。




2024年4月

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ピアノリサイタルを楽しむ




静岡でピアノリサイタルを楽しむ



ピアノリサイタル。

静岡で開催されたアレクサンダー・ガジェヴ。

イタリア人ピアニスト・・・。


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バッハ フランス組曲第4番

フランク 前奏曲と変奏曲

ショパン ノクータン第4番

     ノクターン第5番

     大スケルツォ



ムソルグスキー 展覧会の絵

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(開演前)

ムソルグスキーの展覧会の絵。

ラヴェルが編曲した展覧会の絵が有名。

というかラヴェルが作曲したと思っている人が多い。

しかし原曲はムソルグスキーです。



10代の頃、リヒテルのピアノで聴いて衝撃だった。

その衝撃度は強烈であった。

何故か、思うよりロシアの大地や風土。

友人を回顧する想いも感じますが・・・。

何か引っかかるものを感じた。

オケでの展覧会の絵は音の魔術師ラヴェルの凄さ。

そこにはオーケストラレーションのゴージャスさが際立つ。

しかし原典のピアノではまるで違う。



ピアノで聴きながらどうしてもオケ版も脳裏に流れる。

やはり有名な作品ですからね・・・。

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それにしても若い観客が少ない。

やはりクラシック音楽は斜陽かな?




シャンパーニュ贈答

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シャルドネの聖地コート デ ブラン。

戦前から元詰をするドワーヤール。

ぶどうの半分をメゾンに売却。

最高品質のシャルドネで造られる。

チョーキーなミネラルはやはり同村。

しかも4つのGCのアッサンブラージュ。

豊かなフレーバーで熟した果物を彷彿させる。

長い余韻は記憶に残ります・・・。


2023年のコンサート〜


2024年4月

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手料理とペアリング




手料理とペアリング



身近で自分で造れる簡単料理。

これが私のワインとマリアージュ方程式。

ソムリエ試験で勉強する手の込んだ料理はプロに任せる。

そう、私は周り身近にある食材、料理で楽しむ。




真鯛のソテーとトスカーナの白

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チャンジャオロースと南仏シャルドネ

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ほたて入りシチューとアルゼンチンの白

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牛肉とカシューナッツ炒めとスペインの白

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自分で造った料理とワインで楽しむ。

これが私流・・・。




2024年4月

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自家製お肉のパイ包とワイン

自家製お肉のパイ包とワイン



自家製お肉のパイ包とワイン



私得意料理、お肉のパイ包。

今回は米国の赤にした・・・。



パイ生地にお肉&具材。

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巻き巻き・・・。

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そして卵黄をぬりぬり。

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オーブンで30分。

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中身、旨そう〜

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簡単で楽しめる料理。


2024年4月11日

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イタリアの名ピアニスト、ポリーニ

イタリアの名ピアニスト、ポリーニ




イタリアの名ピアニスト、ポリーニ



当店店主はワインと芸術に造詣が深い



クラシック音楽の華はピアノとヴァイオリン。

その中でもイタリア人ピアニストは更に華やかだ。

ミケランジェリやポリーニは私が好きなピアニストだ。



イタリアの名ピアニスト。

マウリッツィオ・ポリーニが亡くなった。

数年前、日本でリサイタルを開きました。

私も聴きに行くか熟慮しました。

結果的に行けなく悔いております。



1978年に若きポリーニが来日。

サヴァリッシュ指揮でN響。

コンマスには徳永氏・・・。

激しい演奏で若さ溢れる。

ブラームス20代の作品ですからこの感じがいい。

激しい第1楽章から一転、2楽章。

クララへの想いそして師であるシューマンへの気持ち。

交差する心境だろう。

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彼の音源で楽しむ。

クラウディオ・アバド指揮。



★ ブラームス ピアノ協奏曲第1番



この作品は、シンフォニー的で長い。

第1楽章だけで約20分しかも武骨な構成だ。

結果的、ブラームスの作品の中でも聴き応えがある。

全体では約50分とまるでブルックナーの交響曲。

協奏曲第1番はやはり創作する苦悩を感じ取れる。

若きブラームスよ、がんばれ!!




2024年4月7日

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浜松でオラフソンのバッハを聴く




浜松でオラフソンのバッハを聴く




浜松アクトシティでコンサート。

ヴィキングル・オラフソンのピアノ。


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彼はアイスランド出身。

以前、アンコールで弾いた大バッハのオルガン・ソナタ第4番。

これに感動しまくり泣いてしまった。

ですから、来日時はコンサートへ必ず行くと思っていた。

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彼は浜松を気に入っていると思う。

過去に庄司紗矢香とバルトークのヴァイオリン・ソナタを演奏している。

このコンサートはワイン会に参加したので行けなかったが実に残念であった。

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今回は1作品のみ!!

演奏時間約90分・・・!!




大バッハの傑作、ゴールドベルク変奏曲。



そう、あのグレン・グールドが息吹を吹き込んだ作品。

私は中学生時にCDを購入してからお気に入りの作品だ。



因みにカナダ大使館で行われたグールド没後展にも行っている。



アリアではじまり30の変奏曲で構成される。

締めは再びアリアとなる。



聴いていてグールドのあのハミングが脳裏で囁いた。

グールドより闊達で動きがある。

かなり入念に全体の構成を考えていた。

この巨大な作品では重要だと思う。

後半第25変奏では大きな体をゆっくり回しながら世界に入るオラフソン。

思わずグールドの再来かと思ってしまった。



最後のアリアで弾き終えての余韻は格別でした。




最後に、村上春樹氏と小澤征爾氏の対談本に於いて。

グールドはカナダ生まれでヨーロッパ出身ではないから自由な演奏。

そんな事を書かれていた。

とすればオラフソンも然り・・・だと思いました。


2023年のコンサート〜


2024年3月

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教養の講義です




教養の講義です



身に着けたい教養。

ワインを楽しむ大人に必須ですね!!




私が好きなリヒャルト・シュトラウス。

保守的な時。

進歩的な時とカメレオン的作曲家。

そして指揮者としても有能であった。

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私が愛する作品。

最晩年の「4つの最後の歌」

ドイツ・リートの最高峰中の最高峰。

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リヒャルト・シュトラウス最晩年の作品。

4つの最後の歌。

ヘルマン ヘッセなどの詩を引用。(3曲)



ドイツ リート史上最高峰。

シュトラウスは遺言で最高の指揮者と歌手を求めた。

これは有名な話ですね。



フルトヴェングラー指揮。

フラグスタートのソプラノ。

この時彼女は全盛期を過ぎていた。

ワーグナーのトリスタンとイソルデでレコーディング時。

第二幕でシュヴァルツコップが一部声を提供。

高い音はフラグスタートは質を保つことが出来なかった。



お勧め音源



★ リヒャルト シュトラウス

  4つの最後の歌



  ルネ・フレミング ソプラノ

  クラウディオ アバド指揮

  ルツェルン祝祭管弦楽団



このコンサートに参加した聴衆は幸せだ。

最高の歌手、最高の指揮者、そしてオケ。

スイスのルツェルンで行われた演奏会。

しかもアバドは病気から復帰した最晩年。

やはり境地はまた違う・・・。

ですからシュトラウス84歳の時の作品と共鳴します。



【作品私流解説】

天才シュトラウスは最晩年、創作意欲を失う。

しかし息子の励ましで創作。

本人は4つの最後の歌で創作はしていない・・・。



どれもドイツ リートの最高峰。

中でも「夕映えの中で」は・・・。涙。

長年愛した奥様・・・。

これから迎えるであろう死と生の不安。

ヒバリ(フルート)のさえずりが印象的で活力や生の素晴らしさを感じる。

静かに物語は終わる・・・。


やはり交響詩で才能を魅せたシュトラウスらしいのかもしれない。



2024年4月4日

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あなたも、チャコラー!!!!!!



あなたも、チャコラー!!!!!!





ワインを手料理で楽しむ。

自分で造れる範囲で楽しむ、これがいい。




クラウディオ・アバド。

イタリア人指揮者。

カラヤン後のベルリン・フィルの首席指揮者。

1992年の来日演奏。

私も聴きに行きました。

まだその時の余韻が残る。

先日BSでその演奏が放送された。

ダニエル・シュタブラーヴァがコンマス。

(35年コンマスを張った名ヴァイオリニスト)

トップサイドがミシェル・シュヴァルベ。

(カラヤン時代の顔)

と豪華な布陣だ!!




★ブラームス

ヴァイオリン協奏曲



ヴァイオリンはムローヴァ。

ソ連から亡命した女性ヴァイオリニスト。

意外とアグレッシブな演奏。

指揮者のアバドと関係がある子供も生まれている。

やはりイタリア人?・・・・・。



時短料理

ホタテの和風カルパッチョ

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海産物はチャコリと合いますね。

レモン汁をより効かすと合います。



微発泡で酸が特徴ですが。

このチャコリは泡無しで酸は穏やかタイプ。

爽やかでレモンの皮の香り。

カンタブリア海に近く、

ぶどうは塩分を含んでいると言う。

やはり磯的ミネラル感。

爽やかで清々しい・・・。

私はチャコラーになりそう!!



ワイン評価

私的評価:点89点

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【判断基準】

95点以上:芸術的

91〜94点:最高に旨い

88点〜90点:良いワイン

80〜87点 普通なワイン



このチャコリを頂いてあなたもチャコラー!!


2024年3月26日

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マーラーとネッビオーロ






マーラーとネッビオーロ



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(店主若い頃・・・。銘器1850年製 ニコラ ヴィヨーム。
ジロードン八重子さんが経営する渋谷のKOTOで証明書付きで購入。)



マーグスタフ・マーラー。

日本ではマーラー・ブームが起こった。

今やネッビーロもクラシカルからモダンまで幅がある。




Gさん:常連歴16年、ワインマニアでありクラシック通

店主:ヴァイオリンを習い志した、経験豊かなソムリエ




店主:パーヴォ ヤルヴィはN響の監督退任後も精力的。

チューリヒ管弦楽団でマーラーの第3番を指揮。

長大な作品として有名です。



Gさん:千人の交響曲と並びますね。

第3番は約1年で完成・・・。

しかし弟の自殺やらウィーンへ進出など多忙。



店主:パーヴォはN響でもマーラーを取り上げていた。

第2番、復活は素晴らしかった。

以前バーンスタインでマーラーを鑑賞していた。

今では色褪せて感じます。

聴きながらネッビオーロを楽しみました。

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サロットのランゲ ネッビオーロ。

そしてオレク・ボンドニオです。


Gさん:ネッビオーロいいですね。

バローロやバルバレスコも値段が上がっていますね。

ピノ ノワールもそうですがACブルで楽しむ。

ネッビオーロもランゲで楽しむ。

しかも最近は品質が上がった。

ですから良いのかも。


店主
:サロットはよく見かけます。

それだけ人気・・・。

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熟したチェリーやドライ・フルーツ。

芳香豊かで乾燥したドライ・ハーブ。

少し灌木などの香りもします。

複雑で展開があります。

また、値段もお手頃ですからお勧めです。


Gさん
:私もピノさんに紹介して頂き飲みました。

牛肉のしぐれ煮と合わせましたが良かった。



店主:ランゲ・ネッビオーロは自宅で造れる料理と合わせやすい。

そこがまた魅力です。

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オレク ボンドニオのランゲ・ロッソ。

ガヤのソリ ティルディンに隣接が謳い文句。

それを裏切らいない。

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すみれの花、バラの香り。

プラムやチェリー・ジャムのニュアンス。

穏やかで軽めの味わい。

口中で収斂性を感じる。

タンニンは少し粗くまだ若い。

今頂いても十分楽しめます。

少し熟成させて楽しんでもいいですね。



2024年3月18日

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