親しみあるポルトガルワイン。
何だか気ままに語りたい・・・。何だか、そんな気分。
クラシック音楽とワインを語りたい。
人はエネルギッシュで集中力みなぎる年齢がある。
しかし実りがあり充実した年齢は様々なのかもしれない。
ゲオルク・ショルティもそんなpowerある頃に来日。
思い起こせば1994年10月3日のサントリーホール。
名門ウィーン・フィルと来日。
チケット代も含め素晴らしかった。
私の宝であるCD:ワーグナーの楽劇ワルキューレ。
ヴォータンにハンス・ホッター。
ブリュンヒルデにビルギット・ニルソン。
そして指揮は無論ショルティそしてウィーン・フィル。
常々この演奏を鑑賞していた。(一家に一つこのCDを)
ですからこの来日は楽しみだった。(前々日から寝れん)
特にリヒャルト・シュトラウスは絶品以上。
ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら。
作曲家と同時代を生きたショルティ。
同じ時代の重い空気に触れた。
大きな大戦そしてショルティ自身はユダヤ系。
ティルの手の付けられないいたずらの数々。
それも微笑ましく感じさせる指揮テク。
ですが結末は悲惨?・・・・。なのかな。
ですが、これは物語なんだよ。
こんな愉快な人もいたんだよ、と。
そんな事を想い出しワイン。
事ある毎にお客さんへポルトガルはおいしいとご説明。
温暖で多用な気候から土着品種を頑なに使用。
今回は農業大産地、中南部のアレンテージョ。
★ 14 オウロ ド モンテ
フォンテ コベルタ
トリンカディラ主体
思うに日本人は素直に受け入れられる土壌がある。
だって、長い友好関係があり馴染み深い国だからね。
スペインと比べると同じイベリア半島でも興味深い。
味わいの違いは歴然。
スペインの良さとポルトガルの良さは違う。
この違いや差がワインの会話を弾ませ楽しさに繋がる。
素朴で純、良き友人のイメージが湧く。
無垢な果実感は万人に受け入れられる。
そして高級に対し庶民派、これも受け入れられる。
改めて素直なワインでpushしたい1本だ。
おすすめ度:★★★★★
2015年11月21日
クラシック音楽とワインのマリアージュ。
時代の潮流なのか・・・。
往年の指揮者と現在の指揮者との違い。
それは格段に違う。芸術的深みは薄れに薄れ希薄。
視界良好で清潔な演奏は深みに大きく欠ける。
事実クラシック音楽は完全に斜陽。とても悲しい。
鑑賞しながらのワイン。これは至福の時である。
ベートーヴェンのレオノーレ序曲第3番。
カール・ベーム指揮、ウィーン・フィル
1977年3月2日 NHKホール
ご存知の通り、大きな大戦を生き抜いた指揮者。
ワルターにもその才分を認められた。
伝説化された指揮者の一人である。
フルトヴェングラーと違いベームは来日経験が有る。
確か3回程来日している。
その時の熱狂はもの凄いと聞く。
レオノーレ序曲第3番。
ほぼ完ぺきな作品で私の好きな序曲。
第2番を内容的にも凌駕する。
ベーム指揮、どの部分も含蓄があり素晴らしい。
しかも、コンマスはゲルハルト・ヘッツェル。
そして、横にはライナー・キュッヒルと黄金期。
今でもキュッヒルは名コンマスとして活躍。
キュッヒル氏は親日家で奥様は日本人です。
聴きながらのワイン。
激しい序曲にはやさしい味。
リースリングを自然と頂いた。
しかも、そこはワイン屋の店主、変化を加味。
ですから南オーストラリア。
ミスターリグスはシラーズが特に素晴らしい。
旧世界の模倣であったであろう造りから脱却。
既に確立したスタイルで特質だ。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/20151124111048b28.jpg/" target="_blank">http://blog-imgs-85.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/20151124111048b28.jpg" alt="ワイン専門店 ピノ ノワールです。" border="0" width="206" height="206" />
リースリング。
流れるように口中に広がる。
まさにそれは清流。
とても清い味わいである。
辛口仕立てでもそこは同種、キュートで微笑ましい。
癒されるワインなのである。
詳細は【クリック】2015年11月24日
ぞ、ぞ、続々入荷中!!
続々入荷中ですよ。ぞくぞく、ぞくぞく・・・。
やはり安価でおいしいキアンティもいい。
昔は粗悪な味わいも一部にあったが既に過去の事?
しかし当店では店主が吟味してからの棚デビューになる。
落第するワインも多く険しい道のりでもある。
ですから当店の評価で★★★★以上をご紹介。
決して★★★以下は必然とご紹介しないのである。
これは藤枝唯一のワイン専門店の自負と責任からだ。
そんな当店からおすすめの1本。
★ 2013 キアンティ ロッジャ デル コンテ
レ キアンティジャーネ
総合評価:★★★★
千円代のキアンティはある意味氾濫している。
街角のスーパーでも商店街の酒屋でもキアンティはある。
ですから知名度抜群なトスカーナのワインである。
この普及率は凄い。(私の勝手な統計+勘?)
美的キアンティ、滑らかなタンニン。
そしてサンジョヴェ由来の特徴ある酸。
整ったバランスで、楽しめる。
一飲みあれ!!
そうだ!!飲みやすついでに、もう1本ご紹介しましょ。
オーストラリアのシラーズ。
まっシラーズは人気の品種だよね。
CSと肩を並べる勢い・・・。
あっこれも私の勝手な統計+勘?ですが。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/20151123113305272.jpg/" target="_blank">http://blog-imgs-85.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/20151123113305272.jpg" alt="ワラビークリーク" border="0" width="216" height="216" />
★ 2013 ワラビー クリーク シラーズ
ジューシーな口当たりと万人受けする親しみやすさ。
偉大なワインでも・・・。
高額なワインでも・・・・。
ないが、またそこが長所。
安価なシラーですが楽しめる1本です。
贈り物にもどうぞ!!
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/201511231419451e3.jpg/" target="_blank">http://blog-imgs-85.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/201511231419451e3.jpg" alt="贈答" border="0" width="96" height="96" />
詳細は【クリック】2015年11月23日
ザルツッブルク音楽祭を聴きながら。
ザルツッブルク音楽祭2015。
録画放送を鑑賞しながらワインを楽しむ。
久しぶりにムターのヴァイオリン。
カラヤンの秘蔵っ子。いやいや秘蔵っ少女・・・だった。
10代でカラヤン指揮、ベルリン・フィルと共演は鮮烈。
しかしムターも年を取ったな。流石に年齢を感じさせる。
それもそうだ。私だってそうなのだから・・・。お互い様
しかし演奏は素晴らしかった。
最近は、妙に感情移入した演奏傾向にある。
ですから聴き手は、正直しらけるし退屈。
ストレス多い現代社会ストレートな演奏が好感を持てる。
ムターは無駄の無い感情で一歩二歩と前進していた。
また、音色も濃淡極めて鮮やかであった。
元々、豊かな情感ある作品、故に余分な神経は不必要だ。
自然なアプローチこそがチャイコフスキーの真髄である。
★ チャイコフスキー作曲
ヴァイオリン協奏曲
★ ブラームス作曲
交響曲第2番
リッカルド・ムーティ 指揮
ウィーン・フィル
ムーティはカルロス・クライバーとも親交があった。
そしてウィーン・フィルとも良好以上の関係。
今までにこのイタリア人男の指揮は聴いてきた。
しかし、毎回、感動には程遠い・・・。
ムーティーの解釈は私には殺風景に感じる。
ワイン屋だからこそ知っている究極のマリアージュ。
★ 2011 キャンティ クラッシコ
リヴェルナーノのキャンティ・クラッシコ。
実力ある造り手として私からの信頼が厚い。
そしてピンクのラベルでセンスを感じさせる。
チャイコの華やかなコンチェルトとまた合う。
みずみずしさと味わいの深さが重なる。
様々なキャンティがある中その良さが見える。
さすがラッダ イン キャンティ。
ルフィーナの香り高く豊かな味とも違う。
繊細で品がありそれでいて重量感を伴う。
それにしても素敵なマリアージュだった。
ムターはストラド派で音が冴えていたしね。
リヴェルナーノは贈答としても最適ですね。
詳細は【クリック】2015年11月16日
ワインがグンとおいしい季節です。
さてさてワインの贈り物。
素敵ですね・・・。
でしたらイタリアを代表する造り手。
バローネ リカゾーリなんて如何ですか?
★2011ブローリオ キャンティ クラッシコ リゼルヴァ
☆2014ブローリオ ビアンコ
イタリアワイン。
いやいやキャンティの素晴らしさを知らしめる1本。
そして歴史上重要な家柄でもある。
詳しくは店頭で店主の熱弁にてご理解を・・・。
滑らかな口当たりで自然なアプローチ。
SVを知り尽くした成せる味。
何世紀も重ねた努力は結実。
そしてもう1本紹介しちゃおうかな。
これは打って変わり筋肉質なワイン。
組合の方は大好きなマッチョ型ってか・・・。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/201511121247008d0.jpg/" target="_blank">http://blog-imgs-85.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/201511121247008d0.jpg" alt="イタリア ワイン専門店ピノ ノワール" border="0" width="200" height="200" />
★ 2011キャンティ クラッシコ リゼルヴァ
クエルチャベッラ
おっとサンジョヴェーゼ100%。
しかもクラッシコの本家本元。
ですからグレーヴェ、ラッダ、ガイオーレ産を使用。
恵まれた地からのサンジョヴェーゼ。
質感のある胸板厚い果実味。
飲み応える十分であり記憶に残るワイン。
ワインの季節ですから、より堪能しましょ!!
詳細は【クリック】2015年11月12日
当店のかわいいワイン達をご紹介
いやいや面白いワインが続々入荷。ホ〜!!
いやいや失礼、叫んでしまいました。
西豪州のマーガレット・リヴァー。
最高のワインを造るルーウィン・エステート。
しかもアートシリーズ。
☆ 2011 シャルドネ。
お値段は1万円越えなのが難点。
フレッシュさや繊細さが大切。
ですから朝摘みを実施。
毎年、ラベルを眺めるのも楽しみ。
今回はメルヘンティックで女性に大変な人気。
ここで豪州2011年。
開花時に晴天が続き病気も少なかった。
1月の適度な降雨が地中を潤した。
2、3月と気温も上昇し無理なく成熟に向かう。
2月から順次収穫が始まる。勿論良年。★★★★☆
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/2015111016010509c.jpg/" target="_blank">http://blog-imgs-85.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/2015111016010509c.jpg" alt="ルーウィン CS" border="0" width="200" height="200" />
★ 2011 カベルネ・ソーヴィニヨン
お値段はシャルドネと違い1万円を下回り買いやすい。
少量のマルベックを加え、この付加がポイント。
お馴染みの煮詰めた風味。
それでいて単調にならない複雑さ。
両方を兼ね備える素晴らしさはまた格別。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/201511101631485eb.jpg/" target="_blank">http://blog-imgs-85.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/201511101631485eb.jpg" alt="贈答" border="0" width="170" height="170" />
贈り物にもいいですね!!
おすすめ度:★★★★★
詳細は【クリック】2015年11月10日
パラッツイとチャイコフスキー
当店から渾身のマリアージュ
興味の尽きない作曲家。
それが、チャイコフフキー。
誰しもが知っている知名度抜群のアーティスト。
作品の断片は聴いた事がある。
しかし全体を通して鑑賞した事はない。
これが現実だと思う。
だって時間もナイし難しソウ・・・。
そんな声が聞こえてきます。
彼のシンフォニーは素晴らしいですよ。
しかし今回は室内楽とワイン。
精密な作品にこれまた繊細なワイン。
弦楽四重奏曲第2番。
えっ第2番・・・。
そうです、あの第1番に隠れた傑作。
チャイコ自身も自画自賛した作品。
それにはこのワインで楽しみたい。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/tori3.jpg/" target="_blank">http://blog-imgs-85.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/tori3.jpg" alt="tori3.jpg" border="0" width="100" height="100" />
★ 2012 パラッツィ
トリノーロ
イタリア トスカーナ サルテアーノ
当店販売価格¥24840(税込)
鬼才アンドレア・フランケッティの作品。
彼は豊かな人脈と行動力の持ち主。
時を経て再星パラッツィ。
随分と成長したその姿・・・。
メルロー100%とモノセパージュに。
これには驚きを隠せない私。
Mに向かないと判断したサルテアーノ。
その地で、しかも100%で挑戦。
しかし、彼には挑戦が似合う。
長所溢れるMに仕上げられている。
開放的であり全てを受け入れてくれる。
植密度を極限まで高め、新樽100%。
これで、こんなに付き合いがいいなんて。
Mという品種の選択とサルテアーノの地。
これらの成せる味わいでもある。
これぞ渾身一発の芸術マリアージュだ。
詳細は【クリック】2015年11月7日
ワイン屋さんから一言二言ご紹介。
ワインが続々入荷してますよ。
マグナムでこれから活躍。
しかもAtoZ。
2001年に誕生した新星にも関わらず、凄旨。
オレゴンからの買いぶどうながら高品質を維持。
各紙雑誌でも評価が高く、ピノ ノワールは別凄。
★ 2012 ピノ ノワール
1500ml
当店販売価格¥9072(税込)
一方、エイリアス・・・。
偽名、通称、匿名ワインだ。
新世界のワインは面白い。
えっ爆笑かって・・・。
違います。アイディア満載で飽きない。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/201511061330445e4.jpg/" target="_blank">http://blog-imgs-85.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/201511061330445e4.jpg" alt="エイリアス" border="0" width="220" height="160" />
★ 2013 ピノ ノワール
2013 エイリアス レッド
アメリカ カリフォルニア
新世界ピノを体現できる、これが新たな境地だ。
厚化粧の時代よ、さらば・・・。
さらば青春だ。(意味わからん)
そしてボルドータイプのレッド。
と、ある常連さん・・・。
これを楽しみに当店に通う。
これでもかと、こればかり購入。
オイラが、他にこんなワインがあります。
と別ワインをお勧め。
これがいいと軽いお返事。
ではでは、毎度有りでござんす。。
あっ、他にも少量他の品種もブレンドされておりやす。
この辺りは流石である・・・。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/201511061352145ef.jpg/" target="_blank">http://blog-imgs-85.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/201511061352145ef.jpg" alt="贈答" border="0" width="100" height="100" />2015年11月6日
芸術的家飲みワイン(プルニョーロ ジェンティーレ)
ワインもクラシック音楽も冴えるこの季節。
そんな大切な季節にびしびし感じようZe諸君。
芸術家は凄い・・・。
ベルナルト・ハイティンク86歳。
ネヴィル・マリナー91歳。
ヘルベルト・ブロムシュテット88歳。
と、2015年に来日した指揮者の面々。
しかも年齢を感じさせない若々しい表現。
しかし往年の指揮者と違い巨匠らしさは感じられない。
でもでも刺激を受けるのは間違いない。
★パーセル(スタッキー編曲)作曲
メアリー女王のための葬送音楽
素晴らしかった。
ハイティンクはあまり感情を出さないタイプ。
素晴らしいオケと出会いながらも物足りなさを感じる。
しかし、それがこの作品では長所として発揮された。
厳かで品もある。
そして心を浄化してくれる旋律。
亡き女王を偲ばせる作品であった。
そしてブラームスの交響曲第1番。
ハイティンクはブラームスを中心に活躍。
ですから勝手知ったる作曲家である。
ロンドン交響楽団は昔からレベルが高い。
アバドもベルリン・フィル時代より伸び伸びしていた。
自宅で鑑賞しながらのワイン。
これが偏屈こだわり中年男、最高の時間。所謂天上だ。
しかもワイン屋の特権をフルに活かす。
★ 97 ヴィーノ ノビレ ディ モンテプルチャーノ アシノーネ
ポリツィアーノ
イタリア トスカーナ
当店販売価格¥13577(税込)
しっかりとしたストラクチャーが特徴。
ですから熟成させ味わう。これが一番。
しかも納得したブドウのみ造る傑作。
香り味わいの隅々まで配慮する生産者。
ですから完成度は抜群である。
色っぽくなり素晴らしを再認識、有難う・・・。
詳細は【クリック】2015年11月5日
一音一言物申す。(シベリウス編)
ワインとクラシック音楽に造詣が深い私。
そんな私から・・・。
一音一言物申すと題しまして流暢に語らせて頂きます。
店内でも流し自宅でも頻繁に鑑賞する作品。
それがシベリウスのヴァイオリン・コンチェルト。
最初に触れたのは劇的であった。
フルトヴェングラー指揮でクーレンカンプのVn。
LPで勿論モノラル録音。(1943年)
音質は想像以上に悪かった。
しかし、神秘的で情熱がフツフツ沸きあがる名演。
あれから数十年、涙したことをはっきり覚えています。
さすがに10代前半の私に全てを理解するのは難しかった。
理解するまでに4、5年の年月がかかったのも仕方がない。
シベリウスのヴァイオリン・コンチェルト。
最高傑作の一つにして難曲でもある。
勿論、難曲であったら傑作とは限らない。
シベリウスの先人であるメンデルスゾーン。
彼のVn協奏曲ホ短調は難曲ではないが傑作である。
やはり聴き手に深い感銘を与える。
そして何回でも演奏を重ね歴史に刻まれる。
これが傑作の必須条件なのかもしれない。
シベリウスと言えば愛国心の塊で頑固者なイメージ。
しかし、意外と遊び人であった・・・。
巨額な借金、女性関係、ワインと葉巻のヘビーユーザー。
かと思うと、繊細な感性の持ち主である。
ヴァイオリニストを断念するなど繊細で人間臭い人物。
ここで、【一音一言】!!
私の好きな395小節からが決定的な聴き所なのだ。
静動合わせ持ち興奮無しでは考えられない。
詳細は【クリック】2015年11月1日
アナコタ
先月、最も印象的であったワイン。
うわさで知っていたアナコタ・・・。
実際に飲んでみてそのおいしさに驚いた。
ワイナリーもここ数十年で激増のカリフォルニア。
1976年のパリ・ティスティング。
あの高らかな勝利から約40年。
益々興味深いワインが増えている。
★ 2010 ヘレナ ダコタ ヴィンヤード CS
アナコタ
米国 カリフォルニア
当店販売価格¥12960(税込)
カベルネ・ソーヴィニヨン100%。
新樽100% 単一畑。
意外とこの関係が多いのがカリフォルニア。
しかし過剰演出なワインも知見される。
アナコタは早摘みを実践し新たな境地を開拓。
華やかで芳醇。
芳醇とは私にとって最高の褒め言葉。
鼻腔から抜ける香りと質感は、喜びを言い尽くせない。
ブラックベリーのコンポートにヴァニラ、丁子。
ですから複雑さも兼ね備える。
まろやかな口当たりは口中で広がる。
過度に感じさせないのは、やはり酸のお蔭。
高い質の酸は芯がありながらも余白がある。
また緻密なタンニンは網目が綺麗で印象的。
大切な余韻も持続性があり申し分ない。
おすすめ度:★★★★★
一飲みアレ!!
2015年10月31日 詳細は【クリック】
おすすめの泡物。
当店からおすすめの泡物。
これからのシーズン大活躍!!
ですからピノさん一押しをご紹介。
☆ アマルテア クラシック ブリュット ナチュレ レゼルバ
ルシャレル
ビオディナミを実践するワイナリー。
スペインにおいてビオディナミを推進する立場でもある。
穏やかな香り繊細でフレッシュな洋ナシ、イースト香。
僅かにローリエのニュアンス。
泡がクリーミーで全体的にソフト。
活力ある酸がアクセント的であり調和をしている。
味わいを考慮して寿司であればイカやタコが合う。
おすすめ度:★★★★
これからの時期は泡物を頂く機会が増える。
シャンパーニュやフランチャコルタもいい。
しかしスペインもいいですよ!!
2015年10月30日
藤枝、焼津、島田、静岡、牧之原、御前崎市からもご来店