
















横浜でストラヴィンスキーを鑑賞

2025年11月15日 快晴
横浜みなみみらい大ホールでコンサート。
大植英次指揮でラヴェルとバーンスタインの作品。
彼は日本人で初のバイロイトで指揮をした。
結果は悪かったが偉業だと思う。
ラヴェルは色彩が命でしたが広がる世界は感じなかった。
「道化師の朝の歌」は憧れの地スペイン。
そしてラヴェルの母はスペイン人ですから郷愁の地を感じたかった。
ファリャのスペイン舞曲やラロのスペイン交響曲等同国に触発された名曲は多い。
そしてバーンスタインの弟子であるがキャンディードもイマイチ。
バーンスタインの代表3部作の一つなのに残念。
もっと大植に燃えて欲しかった、燃焼して欲しかった。
話題の石田泰尚がコンマスの神奈川フィル。
私は石田氏と神奈川フィルには全く興味はない。
演目と大植氏を聴きたかった・・・。
休憩中ホールのロビーで白ワインを頂いた。
横浜の港が見える景観で後半の演目が楽しみだ。
静岡からわざわざ聴きに行ったのはストラヴィンスキー。
彼の問題作「春の祭典」だ・・・。
この演奏はがっかりでした・・・。
もっと熱意出して演奏して欲しかった。
第1部の「春のきざし」のスタッカートの和音の際立ちさはなかった。
また第2部の「生贄の踊り」は緊迫感もなかった。
ラトルを見習え、サロネンを見習え、小澤を見習え!!
初演時のシャンゼリゼ劇場はブーイングで盛り上がった、とか。
冷めた拍手が演奏の出来栄えを表している。
フルトヴェングラーでも演奏の出来が悪い時もある。
これはコンディションとか様々な要因があるので仕方がない。
ラヴェル/道化師の朝の歌
バーンスタイン/「キャンディード」組曲
バーンスタイン/管弦楽のためのディヴェルティメント
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
2025年11月23日 曇り
千葉県船橋市 市民文化ホールでコンサート
須藤信也氏が指揮する船橋ピアチェーレ・オーケストラ。
社会人、学生や主婦が活躍する。

スッペ
スペードの女王
チャイコフスキー
白鳥の湖から
ブラームス
交響曲第2番 ニ長調
須藤氏の作品解釈は素晴らしかった。
私の好きなブラームス。
しかもブラームスの田園交響曲と例えられる作品。
情緒あり激しさありと堪能できました。
プロオケではないのでかなりの箇所で痛々しかった。
しかしアマオケは聴いてほしいという熱意。
ですから近年のプロオケより全然感動できます。
高校野球とプロの野球に例えればわかりやすい。
前者はひたむきで後者はお仕事。
この差は野球でなくても音楽でもそうです。
今までアマオケを各地で鑑賞してきましたがどれも素晴らしかった。
逆にプロオケで残念な演奏は意外と多い・・・。
改めて須藤氏の指揮に脱帽。
私の後ろの席の方は指揮者が経験豊かで素晴らしいと話していた。
私も同感である。
また機会があれば須藤氏指揮のコンサートへ行きたい!!
ウィーン・フィルの新コンマスに就任。
若干28歳のヤメン・サーディのコンサート。

グリーグ ヴァイオリン ソナタ第3番
フォーレ ヴァイオリン ソナタ第1番
フランク バイオリン ソナタ イ長調
グランシップ中ホール。
2025年12月11日 少し寒い。
中ホール満席とはならずサロン的で良かった。
グリーグの傑作の第3番、北欧の雰囲気を醸す名曲。
フォーレ充実期の傑作でフランス的美観が詰まった珠玉の作品。
そしてこれを最高の楽しみにしていた。
フランクのヴァイオリン・ソナタ。
各楽章毎区切らす循環形式を重んじていた。
この作品をコンサートで聴くのは約35年振り。
池袋の芸術劇場でイーゴリー・オイストラフを聴いた以来。
レコードでは頻繁に鑑賞している。
イーゴリーの父であるダヴィッド・オイストラフである。
アンコールに久石譲氏の作品。
懐かしいメロディーで心が温まった。
ベルリン・フィルの偉大なヴィオリスト
あの名門オケ、ベルリン・フィル。
ドイツ人の為のオケであったフルトヴェングラー時代。
世界的になったカラヤン時代でも男性だけでしかもアジア人はいなかった。
いやいやいたのだ!!
先駆者が土屋邦雄氏。
追って安永徹氏!!しかもコンマス!!
今でこそアジア人やそれ以外の奏者もいますが・・・。
土屋邦雄氏が初のアジア人のベルリン・フィルの奏者となった。
ヴィオラを担当・・・。しかも40年以上在籍。
当時はカラヤンが君臨していた。
中学生の時にそのことを知り誇りに感じた。
衝撃的で尊敬だけしかなかった。
尊敬するフルトヴェングラー、作家の井伏鱒二、両氏に並び立った。
情報源はレコード芸術かN響アワー、田園調布で開業されている親戚の医師しかなかった。
ネットもない時代でそのお姿はその後に録画で拝顔致しました。
芸大卒業後N響でも活躍、コッホに師事。
ベルリン・フィルのオーディションを受けカラヤンを魅了。
カラヤン指揮の映像でも見ることができます。
偉大な足跡を残された土屋氏。
カラヤン指揮でチャイコの悲愴を聴きながら・・・。
時短料理
厚揚げニラ豆腐と来年の干支ラベルのシャルドネ。

当店は身近にある食材で簡単料理とペアリングが信条。
手の込んだ料理とのペアリングはレストランで金額を積んで楽しんでください。
フォーレの美しいレクイエムを聴いて清いたい。
★ フォーレ
レクイエム
ボーイ・ソプラノ)アラン・クレマン
(バリトン)フィリップ・フッテンロッハー
(合唱)サン・ピエール・オ・リアン・ド・ビュール聖歌隊、
(管弦楽)ベルン交響楽団
(指揮)ミシェル・コルボ
コルボはほぼ合唱指揮者として活躍。
ですからこの作品に違う光を当てた。
この作品での金字塔はクリュイタンス指揮/パリ音楽院管だ。
ヴィクトリア・デ・ロス・アンへレス(ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
バリトンのディースカウが朗々と澄んだ声で切々と歌う。
初めて聴いた人でも涙がこぼれると思う。
ですがコルボを聴いて合唱指揮者の声楽の経験や知識は凄い。と感銘を受けた。
浜松餃子とプロセッコ

気軽に楽しめるペアリング。
レクイエムの厳かさと対比が興味深い。
ベルリン・フィルやライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団で首席を務めた。
それがセバスティアン・ジャコーだ。
現役ではエマニュエル・パユと双璧だと思う。
「フルート協奏曲」
ニルセン:作曲
(指揮)ヘルベルト・ブロムシュテット
(管弦楽)NHK交響楽団
〜2025年10月9日 サントリーホールで収録〜
ニルセンのある意味異端な作品を素晴らしく表現。
ニルセンの作品はブロムシュテットが積極的に取り上げている。
ジャコーは普通に美しいフルートの作品とは異なると語る。
アンコールのドビュッシーのシランクスは素晴らしかった。
フルートの長所を知り尽くしたドビュッシーの作品。
時短料理
手作りハンバーグと玉ねぎソース

豊かで樽が適度に効いたシャルドネ。
ふっくらしたハンバーグと合います。
手の込んだおしゃれな料理はレストラン。
自宅で楽しみながら作る料理とワインは格別だ!!
ワインを知るなら芸術も深く知りたい。
アントン・ブルックナー。
私にとってその名前は聖なる名である。
10代の頃からブルックナーを聴くのが習慣。
ほぼ無信教ですが「ブルックナー教」かもしれない。
やはり当時、幻の指揮者であったチェリビダッケ。
彼が来日しブルックナーの4番を鑑賞。
樫本チケットセンターさんの配慮でゲネプロも見学。
これは一生の体験であった。
コーダを何度も確認していた。
弦楽器のマルカート気味なトレモロは印象的でした。
(楽譜の指示とは違うけど)
アバド指揮で7番を鑑賞しながら・・・・。
あの神秘的で禅を想わす精神性。
これがオーストリアの作曲家かと思う。
東洋にも通じると思う。
実際ブルックナーは日本で人気の高い作曲家だ。

ヤラ・ヴァレーは冷涼な産地。
クールクライメイトのシラーズは注目。
上品で酸味をきっちり感じる。
軽やかなステップで心地良い。
気軽に楽しみたい作品である。

ワイン評価
私的評価:点88点
【判断基準】
95点以上:芸術的
91〜94点:最高に旨い
88点〜90点:良いワイン
80〜87点 普通なワイン
現役最高齢指揮者で98歳。
彼を40年以上聴き続けているが・・・。
演奏が若々しい・・・。
彼はベジタリアンであるがそれが起因しているのかな。
1980年代後半にブロムシュテットがチャイコフスキーのシンフォニーを指揮。
楽しそうに大きな腕で拍子を刻んでいた様子が印象的でした。
北欧生まれであるからシベリウスやニルセンが得意。
今回は第5番である。
3楽章の色彩豊かで神秘的な作品である。
第2番と5番は人気の演目である。
因みに私は第2番の方が好きです。
(日本人は第2番を好むと言われています。)
「交響曲 第5番 変ホ長調 作品82」
(指揮)ヘルベルト・ブロムシュテット
(管弦楽)NHK交響楽団
〜2025年10月9日 サントリーホールで収録〜
時短料理
しぞ〜かおでんとシャルドネ

黒系スープにだし粉と黒はんぺん。
しぞ〜かおでんとイタリアのシャルドネ。
シャルドネはアスティ産と興味深いですね・・・。
フランチャコルタ

クラシック音楽に精通。
勿論ワインも少しだけ精通の私。
趣味は料理と稀有な私・・・・。
私がクラシック音楽とワイン&料理をコースで選ぶなら。
まずはモーツァルトのアイネクライネナハトムジーク。
古典派を代表する作品を聴きながら・・・・。
指揮はブルーノ・ワルター、往年の指揮者。
お手製ミートパイとシャンパーニュ。

サクサクの触感のパイ生地と中身の具の濃さとシャンパーニュで潤す
そしてブラームスの交響曲第1番 ハ短調
豪華なオーケストラレーション。
苦難から歓喜へのセオリーを体現。
第2楽章のヴァイオリン・ソロは格別
ボリュームステーキとカリフォルニア

黒系果実のアロマの深い味わいとステーキは文句無し。
シューマンのマンフレッド序曲
悲劇と心の機微を端的に表現する名曲。

ブルーベルーとヴァニラアイスとピノ ノワール。
マンフレッドの切ない機微と共鳴・・・
印象派の音楽とワイン
☆ ドビュッシー
牧神の午後への前奏曲
ピエール・ ブーレーズ 指揮
クリーヴランド管弦楽団
ソナタ形式の音楽ばかり鑑賞している私。
印象派の作品はより新鮮に感じる。
冒頭のフルートのソロにはまどろみを感じ・・・。
ストラヴィンスキーの春の祭典冒頭のソロは土臭く感じる。
55小節から明るい光と希望が少々続き幸福感に包まれる。
そして、つややかなソロ・ヴァイオリンがフルートとハープへつなぐ。
フルートとハープの絡みはニンフの美しい姿を連想させる。
ふわふわと雲をすり抜け自由気ままに遊泳し右脳に語りかける。
私は右脳人間ですからこの作品は素直に受け入れられる。
フランス音楽の大家ブーレーズ。
レパートリーは極めて少なかった彼故の名演です。

お手製、イチゴチョコパイ
甘口の微発泡ロゼ

香ばしい香り〜!!
簡単にしかも楽しく作れるパイ料理。
パイの触感と微発泡の饗宴。
ブルゴーニュ
お手頃でおいしい。
これは買いの本場のお味。
シャンパーニュ
2011 メニル シェティヨン エ ミュセット
ジャン ルイ ヴェルニョン
シャルドネ100%
ドザージュ3g/L
再入荷のカヴァ
カヴァ ブリュット レゼルヴァ
セタ
おいおい旨いじゃないかと一言!!
これは必飲でしょ!!
南フランスのシラー。
瞬殺間違いナシ!!
好評!!
ワイン好きなら常備したいボルドー。
安心品質!!
手頃な贈り物にも最適。
ボルドー入荷。
飲み頃です。
当店ソムリエおすすめとなります。
★ シャトー メイネイ
メルロー100%
イタリアを代表する白。
ソアーヴェ。
どなたも一度は飲んだ事ある。
そんなワインですね。
南イタリア
プーリアのプリミティーヴォ。
全開だこの味わいは!!
ドイツ
甘口です。
ドルンフェルダー。
濃厚系スペイン
醍醐味ある赤を飲みたい。
だったらこれにして!!
古酒
2015 ボルドー
まだしっかりした果実感。
少し熟成を感じる優品
濃厚系
アルゼンチンのメンドーサ。
マルベック主体です。
これは飲め!!!
ブルゴーニュ
これ旨いブルゴーニュ。
一度は飲んで頂きたい。
ドイツの赤
辛口ドルンフェルダー。
日本人の坂田氏が携わる。
イタリア
人気のビジのサンジョヴェ。
一度は飲んで頂きたい。
イタリア
バルベーラ。
濃厚ジューシー系。
満足度あ高い作品。
カリフォルニア
シャルドネにヴィオニエ
人気!!
ニュージーランド
これぞNZのSB
柑橘系、白桃、エキゾチックで瑞々しい。
美しい仕上がり
カリフォルニア
2003年創業の冷涼地。
サンタ・ルシア・ハイランズ。
美しいピノ ノワール
イタリア
サンジョヴェにボルドー品種。
飲みやすくて旨いですよ。
スペインのスパークリング
マカベオ&シャルドネ
如何ですか!!
ボルドー
シャルドネ&SB
飲みやすいですよ。
珍しいく組み合わせですね。
【必須飲】
イタリア トスカーナ
ルカ・マローニで94点を獲得。
サンジョヴェ主体!!
南フランス
南仏のシラー人気。
お手頃価格です!!
南アフリカ
ピノ タージュ。
軽快な味わい。
南フランス
カベソーの濃厚赤
人気です!!
チリ
味、デザイン最高
売れ筋です!!
日本の四季を考え、吟味をしその季節に合ったワインが日々入荷致します。
明治33年創業。
酒類問屋として静岡県内の酒屋に販売しておりました。
そして4代目である私がワイン事業を創め今日に至ります。
歴史は品質と安心の証!!
(社)日本ソムリエ協会認定ソムリエの店主がおいしいワインと出会えるように上手にエスコート。
ワインの種類は縦横無尽だと自負しております。
ワインの分野で得意不得意がないのが当店の長所!!