ワインの季節到来!!
年末年始・・・。
ワインの充実を図りたいですね。
しかも手頃で旨い・・・。
みんなで楽しむ・・・。
一人で楽しむ・・・。
そんな時はワイン専門店ピノ ノワールが味方。
まずは・・・。
南イタリアのアリアニコ。
ポイントは南イタリア・・・。
太陽をたっぷり浴びた陽気なワイン。
心もポッカポカです。
ドンナ マルツィア アリアニコ
コンティ ゼッカ
アリアニコ主体、プリミティーヴォ
アリアニコは偉大な品種。
孤高のタウラージから手頃なタイプまで様々。
それだけ器用な品種・・・。
手頃なタイプは明るい色調に煮詰めたベリー系。
口いっぱいに広がる豊かな果実味はとてもジューシー。
中域も味わいがしっかりとしており余韻は充実。
是非楽しん下さい。
そして飲みやすいスプマンテ。
そうです年末年始に欠かせない泡物。
デザインからして親しみを感じる。
絶対、いい人的・・・。
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アイス モスカート ドライ958
モスカート ビアンコ100%
普通は甘口スパークリング。
しかしこれは甘さ控えめでやや辛口。
万人受けする仕上がりです。
何末年始・・・・。
ワインの充実を・・・。
2018年12月2日
静岡 藤枝ワイン専門店
ワインとクラシック音楽
当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。
そんな私のマリアージュをご紹介致します。
ワインとクラシック音楽の出会い。
それは感動・・・。
それは衝撃・・・。
時に感心・・・。
時に涙・・・・。
今回は私の好きなブラームス。
20年以上の歳月を掛け完成。
それが交響曲第1番 ハ短調
ブラームス節を堪能できる作品。
私の愛聴盤はフルトヴェングラー指揮。
ベルリン フィルのライブ録音。
序奏部の生生しさ・・・。
有機的にすら感じるモチーフ。
フルトヴェングラーに追従するオケ。
第1楽章から終楽章に向け熱を発散。
そしてワインはボーグルだ。
50周年記念ラベル。
プティ・シラー100%のモノ・セパージュ。
私はモノ・セパージュ信奉者。
プティ・シラーは米国のみで栽培・・・。
品種のルーツ説は様々ある。
それがまたミステリアス・・・。
しかし飲みやすく、繊細。
シラーと名が付くが、関係はない説が有力。
古木ですとより個性を感じる。
お蔭様でボーグルのプティ・シラーはVV。
熟成の潜在能力は高く数本購入して時々で楽しむ。
これも有りだ!!
★ NV 50th プティ・シラー
ボーグルヴィンヤーズ
プティ・シラー100%
米国 カリフォルニア
当店販売価格¥8856(税込)
おすすめ度:★★★★★
2018年11月30日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
私的マリアージュ
当店店主はワインとックラシック音楽に造詣が深い。
そんな私のマリアージュを伝授致します。
クラシック音楽とワイン。
それは私流の楽しみ方・・・。
追及の日々に没頭しております。
美しい空が続く・・・。
それが静岡の藤枝・・・。
私の郷土のきれいな青空です。
先には霊峰富士山も見える・・・。
見慣れた富士山もその美しさにハッとする。
因みに安倍川の大橋から見える富士山が好き。
こんな時はワーグナー・・・。
マイスタージンガーへの前奏曲。
これが無性に聴きたくなる。
CMでも使われる前奏曲。
ジョゼッペ・シノーポリ指揮。
ドレスデン国立管弦楽団。
この演奏が好き・・・。
ゴージャスな演奏でワーグナーらしい。
悲しいのは今後が楽しみなシノーポリは亡くなった。
心理学を究めた稀有な指揮者。
熱烈な愛好家が日本にはいた・・・。
そして戦中の演奏・・・・。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー。
ドイツ国内を鼓舞する演奏。
ゴージャスな作品も何だか感じる・・・。
不安なのか・・・。
緊張感なのか・・・。
やはり時代を背負った演奏は違う。
最近このワインが気に入っている。
オレゴンのピノ ノワール、手頃。
チャーミングな香りに癒される。
スケールはないが親しみはある。
スルスル入る液体。
しかもほんのり甘味を感じる。
何だな幸せな瞬間なんだな。
偉大なブルゴーニュも数多く飲む。
と言うかほとんどがブルゴーニュの私。
しかし気軽に楽しめるピノ ノワールもいい。
低価格で、満足な味に出会う事が、難しい品種。
しかし出会うと感動するね。
★ 2015 ウエストマウント ピノ ノワール
米国 オレゴン ウィラメット・ヴァレー
当店販売価格¥2780(税込)
ワインが格段においしく感じる季節ですね。
皆様も同じ意見でしょ・・・。
2018年11月27日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
熱く語れ、ベートーヴェンを!!
Aさん:ピアノの腕前は一級品
店主:ヴァイオリンを習い志す、経験豊かなソムリエ
クラシック音楽界のスーパースター。
それがルートヴィヒ ヴァン ベートーヴェン。
楽聖と尊敬される偉大な音楽家。
作曲以外もピアノ、ヴァイオリンの名手。
大いに語りましょう。
店主:ベートーヴェンを座標の中心に置く。
するとわかりやすいです。
彼は幅広く作品があります。
そして古典派からロマン派への架け橋にもなった。
為政者に音楽を芸術、音楽家を芸術家と認めさせた。
交響曲で言えば苦悩から歓喜へと確立させた。
究極は、その流れで最終楽章に声楽を採用した。
その中でわかりやすく声で博愛の精神を周知させた。
これは言葉ですから身分や教養に関係なく心に響いた。
Aさん:そうだね。
芸術は革新的に進化しなければならない。
あのブラームスだって保守な精神を保ちながら進化していた。
そして、ピアノ作品も素晴らしい。
彼の時代はピアノが進化し続けていた。
その点がチェンバロ中心の時代とは違う。
店主:ヴァイオリンも作品は凄い。
モーツァルトは室内を意識していますが、彼はもう立派にホールを意識している。
彼はパトロン以外に聴衆の支持も必要でしたから・・・。
それは音楽を芸術とさせたからです。
お抱えの作曲家ではないからです。
今では盛んに演奏されるヴァイオリン協奏曲。
当時は不人気・・・。
テクニックを魅せる作品ではなく・・・。
ヴァイオリンの美しさを響かす作品。
つかみ所はあまりありません・・・。
しかし情緒豊かで悲哀も感じます。
よく勉強しながら聴いていた作品です。
深夜徹夜で勉強していると涙が自然と溢れた。
メニューインのヴァイオリン。
フルトヴェングラー指揮です。
Aさん:彼らが共演するまでの物語を知っていると余計に涙だね。
メニューインはユダヤ人・・・。
戦後、フルトヴェングラーに非難が集中すると手助けをした。
そして共演・・・・。
人道的なメニューインは温もりがあるね。
店主:彼は技巧派ではありません。
しかしバルトークの作品を初演するなどの面もある。
技巧派には見えないだけです。
人物の心が先に表現されているだけです。
それは私が敬愛するジャック・ティボーもそうです。
Aさん:ピアニストも多種多様。
私はギーセキングを手本としている。
店主:彼は模範的で素晴らしい。
ベートーヴェンの協奏曲は伝説です。
私はポリーニが好きです。
イタリア人が探究した究極のベートーヴェン。
その点では旧ソ連系のアシュケナージも好き。
彼は、やはりピアニストです。
指揮者もしますが今一つです。
はっきり言ってベートーヴェンを語る。
それは長時間となる。
偉大過ぎます・・・・。
2018年11月26日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
気ままな会話・・・・。
Pさん:様々な国へ、見聞が広い常連様
店主:ワインとクラシック音楽のマニア
往年の演奏家。
個性が豊かで独自の解釈がある。
しかしそこには大きな決断がある。
耳を傾けその主張を感じる。
語りましょう。
店主:カール・シューリヒトは端的ながら的を得ています。
シューマンのマンフレッド序曲がいい例です。
電光石火開始される・・・。
これには全身がしびれました。
Pさん:あるよねたった一音で打ちのめされるって。
凝縮されてるんだよね。
店主:シューリヒトは晩年に評価が高まった。
しかも最晩年・・・。
ほぼ同時代のフルトヴェングラーが階段を駆け上がるスピードと比べると遅い。
解釈はほぼ真逆・・・。
しかし行き着く先は同じ・・・。
やはり天才は凄いです。
ブラームスの第4番、並行聴きするとわかります。
第4番はフルトヴェングラーが一番だと思っていました。
しかしシューリヒトと出会い同じレベルだと痛感。
これは衝撃的でした。
Pさん:クレンペラーは第4番を哲学的解釈する。
はじめはつまらんと思う。
しかし何回も鑑賞すると含蓄があるよね。
店主:テンポ感が尋常じゃない・・・。
フィルハモニア管弦楽団を指揮したのは晩年。
クレンペラーを病気など様々ありました。
しかしマーラーも認めた逸材。
あの雰囲気は圧倒されますね。
ブラームスのドイツレクイエムはおすすめです。
クレンペラー流解釈に納得させられる。
力ずくで納得させる男です。
Pさん:今は活躍の場が広がっています。
しかし個性は薄れている。
店主:ワインで言えば同じです。
自然派が人気なのもわかります。
人的介入の結果、均一化は感じます。
SO2の功罪はありますがテロワールの観点からすると過度な使用は控えるべきです。
当店は幅広くワインを扱い結果好評を得ています。
比べたり考えたりと出来るからだと思います。
Pさん:そうだね・・・。
単にピノ ノワールでも様々な産地があるからね。
店主:南アのエルギンからオレゴンのウィラメット・ヴァレー。
そしてブルゴーニュや南仏・・・。
当店では様々ご紹介できます。
2018年11月25日
静岡 ワイン専門店
対談:ワインとクラシック音楽
Tさん:当店通い歴11年の常連様
店主:ワインとクラシック音楽探究の日々
ワインとクラシック音楽の話で盛り上がる。
それは当店独自の雰囲気です。
店主:先日、ウィーン・フィルの元コンマス、ライナー・キュッヒルをゲスト・コンマスに招聘。
モーツァルトの交響曲第38番とマーラーの第1番。
指揮はブロムシュテット。
そしてワインはカヴァです。
これが意外と良かった。
Tさん:モーツァルトにスパークリングは合う。
これって意外だよね。
店主:面白かったのが・・・。
モーツァルトの響きが素晴らしかった。
ライナー・キュッヒル一人でこの恩恵。
やはりモーツァルトはウィーン・フィル。
その第一人者がN響に加わった結果です。
N響はヨハン・シュトラウス2世のワルツは不得意。
彼がゲスト・コンマスで加わったら変化がでる。
そう確信しています。
Tさん:同じ出身だとやはり音色は違う。
ですから作曲家と同じ出身の指揮者やオケがいい。
店主:チャイコフスキー・・・。
やはりロシアのオケは上手に響かす。
寒さや哀愁を帯びながら壮大。
これはロシア系だけ・・・・。
ところでカヴァは新作・・・・。
基本的なカヴァですがやはり安心感があります。
カヴァを構築する3品種が平均的にブレンドされています。
ですから模範的でもあります。
最近流行りのマカベオ100%とはまた違います。
Tさん:いいね・・・。
華やかで爽やかさが身上のカヴァ。
人気なのもわかります。
値段が手頃で味良し・・・。
店主:低価格なスパークリングはプロセッコとカヴァの独壇場です。
高価格帯は勿論、シャンパーニュとフランチャコルタの二頭。
ですから使い分けが大切です。
この時期プレゼントもいいですよ・・・。
2018年11月24日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
毎度、晴天、普段、うりゃ〜
Rさん:クラシック音楽命
店主:小さなワイン屋を経営
一人の孤高の天才指揮者。
カルロス・クライバー・・・。
気分屋の天才は今や伝説。
鋭い感覚は彼の特徴です。
では語りましょう。
Rさん:彼は疲弊していたと思う。
周囲からの目や現代の騒音にさ・・・。
店主:それは興味深い意見です。
確かに父はエーリヒ・・・。
著名な指揮者ですね。
ですからいつも比較されていた。
と本人が思っていました・・・。
父、子でも音楽的感覚は随分違うのに。
Rさん:そこが面白い・・・。
エーリヒは19世紀の音楽を継承していた。
しかしカルロスはモダン的・・・・。
店主:ベートーヴェンの第4番。
聴くとわかります。
まさに水を得た魚・・・。
躍動的で過激なドライブをして聴衆を魅了。
もし公道だったら逮捕です。
Rさん:彼だから許される。
店主:ムーティーと相性が良かった。
数少ない友人らしい・・・。
カルロスはレパートリーが狭い。
しかしレパートリー意外のスコアが頭に入っていたと証言。
ワインでも特定の産地だけを扱う。
これは了見が狭い・・・。
広く産地を知る事でわかる事が多い。
恥ずかしながら長く弊社が営業しているのは幅広い扱い。
だと自負しています。
Rさん:勿論、そうだ。
それとピノさんの豊かなソムリエの経験。
ワインとクラシック音楽は同じ土壌。
ですから共通項が多いね。
店主:同じ意見です。
ですから啓蒙しながら販売しています。
1本販売るのに手間が掛かりますが・・・。
そこが重要です。
Rさん:いつも助かっています。
話が脱線・・・。
気が置ける会話は話が振れる。
2018年11月23日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
対談:クラシック音楽
Gさん:常連歴7年、音楽教師
店主:ワインとクラシック音楽に片思い
店主:フルトヴェングラー。
ドイツ的響き・・・・。
フルトヴェングレの地名から由来。
フルトヴェングレが正しいかはわかりませんが。
著名な考古学者を父に持つ指揮者。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラーです。
ベートーヴェンの響きや解釈は流石です。
Gさん:教師から見ると解釈が自由過ぎる。
不揃いなアインザッツもね〜。
店主:わかります。
合唱でテンポは闊達でしかも不揃いでは難しい。
しかし授業で鑑賞してもらうのはいいですね。
思春期にポップスやロックもいいけれど別世界の音楽も体験する。
その中で感化される生徒もいるはずです。
Gさん:それは重要です。
幅広く教える、体験させる・・・。
将来に夢を持つ!!
店主:ベルリオーズの幻想交響曲を流す。
先生は簡単に解説し後ろで寝ている。
これではクラシック音楽を理解できない。
Gさん:厳しい意見だね・・・。
私はベルリオーズの心理状態まで説明する。
彼が何でこの様なミステリアスな作品を創作したのか。
やはり芸術は恋や失恋から傑作が創作される。
そしてベルリオーズの時代・・・。
彼があの時代に標題音楽系の作品をリアルに作曲。
これは驚嘆だよ。
店主:ベルリオーズは医者を目指していました。
しかし、解剖などの授業は苦手であった。
ピアノは弾けずにギターは弾けた。
それで素晴らしい作品を残したのは天才です。
Gさん:そうなんだよね。
生徒にはそれも伝えている。
店主:先輩が思春期に不安定は歌声で大地讃頌を歌っていた。
私は物凄く感動した・・・・。
それも私の原点の一つです。
2018年11月20日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
大いに楽しく会話・・・。
Pさん:当店通い歴9年、画家。
店主:ワインとクラシック音楽漬け。
最高齢指揮者・・・。
ブロムシュテットを語る。
N響との共演も長く人気の指揮者。
大いに楽しく語りましょう。
店主:若い・・・。
ブロムシュテットが・・・。
もう大御所なのに謙虚ですね。
Pさん:大器晩成かな・・・。
と言ってもそれすら凌駕している。
クラシック音楽マイナー圏で育った。
ですから自由な発想かもしれないね。
店主:そうかもしれません。
グレン・グールドだってそうです。
村上春樹さんが小澤征爾さんとの対談で語っていました。
カナダという本場から離れた国・・・。
ですから発想が柔軟だと・・・。
昨日はブロムシュテット指揮、N響。
ベートーヴェンの田園と古酒ブル。ブラン。
最高の時間・・・・。
久し振りに田園を鑑賞しました・・・。
芸術家って凄い。
あの時ベートーヴェンは運命と同時進行で田園を作曲。
性質が真逆の作品をほぼ同時に創作しています。
Pさん:私ごとで恐縮ですが・・・。
そんな時はあります。
神掛かる不思議な時です。
そんな時は食事も忘れ一心不乱です。
店主:先生のローマ旅行での作品、あれには感銘しました。
光の調整が繊細ですね・・・。
Pさん:光は神秘的にさせるからね。
見聞を広く、鋭い観察眼が必要だね。
店主:勉強になりました。
ワインはルモワスネです。
熱烈な愛好家がいます・・・・。
古酒は直ぐ売れる有り難いワインです。
ストックが潤沢で値段も良心的。
ブルゴーニュらしいラベルで、そこもいい。
★ 1997 ブルゴーニュ ブラン
当店販売価格¥5400(税込)
貴重なACブルです。
是非、お試し下さい・・・・。
2018年11月20日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
指揮者を語る・・・。
Bさん:お話上手の常連様
店主:ワインとクラシック音楽に造詣が深い
作品を仕上げる指揮者・・・。
シェフに例えられます。
往年の指揮者は個性豊かな人達。
彼らは下積を経て名声を勝ち取った。
指揮者を語りましょう。
店主:私はフルトヴェングラーが好きです。
愛好家歴は数十年と長いです。
私が中学生の頃はおにゃん子クラブ全盛期。
私はその頃フルトヴェングラー一辺倒でした。
この熱意は今のキリャリアに生かされています。
Bさん:何かに熱意を持つのは重要。
私はカラヤンに魅了されました・・・。
ですからピノさんとは相性が悪いね。
店主:フルトヴェングラー好きはカラヤン嫌いですからね。
当時フルトヴェングラーはKと呼んでいた。
若い才能に嫉妬したのかもしれません。
意外と人間臭いです・・・。
Bさん:誰でも勢いのある若手は怖い。
私もサラリーマン生活が長いけれど後輩で驚異を感じる事もある。
もうこの年齢だと出向の身だけどね・・・。
店主:しかしカラヤンやバーンスタインが去り実にさみしい。
クラシック音楽が斜陽なのはスター不在。
町のCD屋さん・・・。
もうほとんどありませんが・・・・。
クラシック音楽は片隅に追いやられている。
クラシック音楽は難しい、と思われている。
Bさん:鑑賞すると良さがわかるんだけどね。
手始めに有名作品を片っ端から聴く!!
これが近道なんだよね・・・。
店主:そうです・・・。
私だってカルメンやアルルの女を聴いてきました。
スイスのアンセルメ指揮・・・。
素晴らしいかったです。
Bさん:スイス・ロマンド管弦楽団。
懐かしい・・・。
今でもこのオケ活躍しているね。
店主:響きが懐っこいですね。
アンセルネは天才ですから。
数学、哲学など極めた人物。
チェリビダッケもそうですが・・・・。
彼は少し胡散臭いけど・・・。
Bさん:ピノさんも藤枝からクラシック音楽を発信してよ。
ディープな情報をさ・・・。
店主:いいですね。
ワインとクラシック音楽を発信するって・・・。
2018年11月19日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
対談:後期ロマン派の音楽家
Tさん:文学に造詣が深い、ワイン通。
店主:ワインとクラシック音楽を愛する。
ブラームスは芸術の極みを求めた。
ブルックナーは天上の世界を魅せた。
後期ロマン派を代表する大作曲家。
語りましょう・・・。
店主:素晴らしい作品を残した二人。
私は欲張りですから二人好きです。
ブラームスの哀愁を帯びた作品は心に浸みる。
日本人には感じやすい作品が多いですね。
Tさん:日本人はブラームス好きが多い。
特にシンフォニーは人気だね。
店主:絶対音楽不動の第4番。
一見すると古めかしい作風。
しかし緻密にしかも斬新な面が多い。
第1番から第3番は完全な絶対音楽ではありません。
第3番はシューマンを意識している。
Tさん:そうであるならば・・・。
第1番は評論家を意識している。
繊細なブラームスの一面を感じるね。
店主:細やかな人物だと思います。
しかし周囲の方々に愛情豊かであった逸話は多い。
家政婦さんにも潤沢に遺産を残した。
友人のヨアヒムと喧嘩になる。
すると彼らしい・・・。
二重奏曲を作曲し関係修復を図る。
Tさん:クールだね・・・。
そしてブルックナー、遅咲きの天才。
神に最も近い音楽家・・・。
店主:神や宇宙を感じます。
立体的で奥行がある・・・。
時間軸もスケールがある。
これが本来の芸術だと思います。
Tさん:第8番、神の手腕だよね。
店主:長大な作品ですね。
聴き終えると全身に感動が湧きます。
この作品はコンサートがおすすめ。
私はチェリビダッケ、バレンボイム。
ショルティーなどコンサートで聴いた。
あっ朝比奈さんも生で聴きました。
ホール全体に響くブルックナーサウンド。
聴衆の魂はブルックナーの世界を周回する。
こんな体験はブルックナーだけです。
Tさん:わかるね、その気持ち・・・。
2018年11月16日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
普段の会話・・・。
Aさん:ワインとクラシック音楽派。
店主:ワインとクラシック音楽の使徒。
グスタフ・マーラー。
世紀末にウィーンで活躍した音楽家。
ユダヤ人としての苦悩を抱えた偉大な人物。
店主:数十年前・・・。
バーンスタインやインバルがマーラーで評価された。
マーラー・ブームは凄かった・・・。
Aさん:日本でも頻繁に演奏されていたね。
店主:私はまだ若く理解できませんでした。
しかしマーラーの第1番を円光寺さん指揮でコンサートを聴いて興味が湧きました。
しかし、それはあくまでも第1番だけでした。
Aさん:わかる・・・。
第2番以降は長大で難しい・・・。
若年では理解できないかも・・・。
店主:そして・・・。
私も様々人生経験を積みました。
またユダヤ人の苦悩も考える様になりました。
様々な線が交わり構築される・・・
素晴らしい作品だと感じました。
Aさん:ユダヤ系音楽家は素晴らしい人が多い。
ヴァイオリニストからピアニスト。
作曲家・・・。
社会的に成功したいる人。
著名な人物が多いですね。
店主:メンデルスゾーンは凄い。
若くして亡くなった。
その損失は多大です・・・。
彼が長寿でしたらと考えると。
昨日ブロムシュテット指揮でマーラーの第1番を鑑賞。
現役最高齢指揮者・・・。
しかし若い・・・。
Aさん:初期の作品は若い表現がいいよね。
ピノさんこの時、ワイン何にした?
店主:若いピノ ノワールです。
産地はオレゴン州。
この時期ピノ ノワールがグンとおいしく感じます。
Aさん:オレゴン州は新世界ワインのピノの聖地だね。
店主:まさしくそうです。
ピノ ノワールの品評会などが盛んです。
最近のブルゴーニュの高騰を考慮するとNZとかオレゴンは狙い目。
当店の常連様はよくわかっています。
当店の常連様は視点が鋭い人が多いです。
Aさん:いやいやピノさんの啓蒙のお蔭だよ。
店主:そんなお言葉を頂けるなんて・・・!!
Aさん:泣かない泣かない!!
店主:ウエストマウント ピノ ノワール。
明るい色調に軽めではありますが情報量の多いワイン。
抜栓後、開くのでとても気軽。
その点もブルゴーニュとは違います。
あくあでもテロワール重視か飲み手重視か、です。
旧世界のピノ、新世界のピノ、どちらも興味深い。
あっ価格は当店販売価格¥2780(税込)です。
Aさん:これは買いやすいね。
2018年11月