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ストラヴィンスキーの花火と楽しむ

ストラヴィンスキーの花火と楽しむ



音楽の小品や小説の短編など限られた時間や紙面に創造者の世界を反映させる。

限られた条件だから展開がはやく一瞬の世界だから美しい。



私の好きなストラヴィンスキーの幻想曲「花火」もまさに一瞬の美しさ。



☆ イーゴル・ストラヴィンスキー



 幻想曲「花火」Op4



 小澤征爾 指揮:シカゴ交響楽団

 1968年7月8日(録音)



約3分少々の短い作品。

この作品は後世に大きな名を残す事になるストラヴィンスキー転機の作品。

初演時にあのディアギレフが聴いており結果「火の鳥」の作曲を依頼する事になります。

その様な運命的小品は、ストラヴィンスキーが、音の魔術師リムスキー・コルサコフに習った素晴らしいオーケストレーションを堪能できます。

2014年8月19日 詳細は【クリック】

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グレケットで検証

グレケットで検証



大量生産で安ワインのイメージのあるグレケット。

熟成に向くかセラーで管理。

結果は、とても良い状態でありこの品種の一面を垣間見せた。



07 グレケット

  カンティーナ グレッティ

  イタリア ウンブリア



とても濃いイエロー。

グレケットは私の記憶だと2種存在する。

OrvietoとTodiである。

前者は濃い色調でコクがあるのを信条としている。

ステンレステンクで醗酵、熟成のこのグレケット。

ですから樽由来ではなく熟成からの色調で間違いない。

全く香りは衰えず勿論、味わいも輪郭がしっかりとしている。

レモンドロップにメープルシロップなどのニュアンス。

この香りは、誰でも好きであろう。



2014年8月16日 詳細は【クリック】






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ファボリータで楽しめ。

ファボリータで楽しめ。



土着品種、ファボリータ。

家庭用品ではありませぬ。

ブドウ品種でござる。

1600年代にリグーリアからピエモンテに伝わったとされる。

食用としても美味しく頂けるとか。

この品種は好みが分かれると思う。

何故って?控えめで自己主張はしないから。

しかし今は土着品種ルネサンス。

シャルドネやSBに飽きた人達は、探求しているのである。



☆ 2001 ランゲ・ファボリータ

  フラテッリ・アレッサンドリア

 イタリア ピエモンテ



爽やかで、とても繊細。

口中で舌上で繊細な液体を楽しむ。

舌上で転がして繊細な質感を楽しむ。

日本人なら、この繊細なタッチを理解できる。



おすすめ度:☆☆☆☆



2014年8月14日 詳細は【クリック】

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気ままに語りたいベートーヴェン

気ままに語りたいベートーヴェン



ベートーヴェンの交響曲第1番。最高だね。

クラシック音楽でややこしい古典派とロマン派。

更にややこしくしているベートーヴェンの存在。

音楽教師ならベートーヴェンは古典派の作曲家というだろう。

確かに交響曲第1、2番は古典派の作品。

ですが、愛好家の私からすると3番以降はロマン派らしい響きである。

ベートーヴェンを尊敬している偉人は多くいる。

作曲家で指揮者のフルトヴェングラーもそうである。

偉大な天才ワーグナーもそうである。

ここで、ワイン用語でいう並行聴き。

指揮者はフルトヴェングラー。

オケはウィーン・フィルである。



☆ 交響曲第1番 ハ長調

  1952年1月24、27、28日録音



★ 交響曲第3番変ホ長調

  1952年11月26、27録音



2014年8月9日 詳細は【クリック】

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私よりかわいいコアラワイン

私よりかわいいコアラワイン



かわいいコアラ。

中年の私より、はるかにかわいい。



☆ コアラ ランチ リースリング

   オーストラリア



ワインの面白さの一つが味わい。

マクロでみれば国別。

そしてミクロでみれば畑。

品種は国、地方、地域、村、畑で変わる。

勿論、生産者でも随分味わいが変わる。

リースリングもマクロで味わうとドイツよりアルザスのほうが辛口に思う。

そして、このオーストラリアのリースリングもしっかりとした辛口でいい。

首尾一貫して苦味が心地いい。

何だかエティケットのイメージと真逆なワイン。

男も女もギップに惹かれる合う。

お試し価値有りなのだ!!



2014年8月8日

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ローマ亡き後の地中海世界

ローマ亡き後の地中海世界



正統派乱読人間の私。

分野の違う数種類の本を、

同時に乱読する者を正統派乱読人間と言いたい。

現代では珍しい部類に入る人間かもしれない。



私の好きな作家はたくさんいます。

その中でも女流作家の塩野七生さんは大好き。

1年がかりで「ローマ人の物語」を読破。

この本は長大な作品でローマ好きなら一度は読破をおすすめします。

そして、「ローマ亡き後の地中海世界」。

私は文庫になるまで待ちました。

文庫はバッグにも入れられ持ち運びが便利だからだ。

そして値段も下がる・・・・。

乱読人間は我慢強いのである。

キリスト側から見て暗黒の中世。

イスラム教徒であるサラセン人とキリスト世界の戦い。

この頃から熾烈な戦いをしていた。

何だか今日の現状とリンクする根深い問題である



2014年8月5日

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貴方も私もトロッケンが飲みたくなる。

貴方も私もトロッケンが飲みたくなる。



暑い日が続く・・・・。

ドイツのトロッケンを無性に頂きたくなる。

グラウアー・ブルグンダー100%。

所謂ピノ・グリである。

中世以降ドイツで栽培され、人気品種。

しっかりとイエローが入った外観。

2600名の栽培家が登録する組合。

かなり古木が使われても不思議ではない。

ですから芳醇でほんのり角砂糖の香りもする。

少し冷やし気味にしても単調にならない厚み。

数々の賞を獲得したのも頷けます。



おすすめ度:★★★★



2014年8月4日  詳細は【クリック】

藤枝、近隣の焼津、静岡、島田市からもご来店

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新書:ジャン・シベリウス

新書:ジャン・シベリウス



乱読人間の私。

ワインからクラシック音楽、歴史、経済など貪欲に読書をしています。

そんな乱読人間の私から、今回はクラシックの書籍のご案内。

フィンランドの作曲家でフランス風に名乗ったジャン・シベリウス。



★ ジャン・シベリウス

  交響曲でたどる生涯

  松原千振 著



交響曲や交響詩と共にその生涯を紹介。

クラシック音楽後進地であるフィンランドからあの素晴らしい作品が数多く誕生したのだろう。

数々の疑問もこの書籍を読むと理解できます。



2014年8月2日 詳細は【クリック】

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弦楽セレナーデとミュスカデで涼を取る。

弦楽セレナーデとミュスカデで涼を取る。



暑い日が続きますね。



こんな時期は

涼を求めチャイコフスキーの弦楽セレナーデがいい。

私も

第2ヴァイオリンとして参加したことがあります。

弦楽器の音色が絡み弾いていても気持ちがいい。

そしてセンチメンタルな気持ちにさせてくれる。

聴き手も弾き手も感銘するそれがチャイコだ。




そしてロワールのワインがいい。



ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー。

値段もお手頃で夏向きの白である。

詳しくは【クリック】である。



2014年8月1日

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シェーンブルン宮殿庭園にて

シェーンブルン宮殿庭園にて



ウィーン・フィル恒例の野外コンサート。

普段クラシック音楽に縁がない人達も集まり豪華な演奏を堪能する。

指揮者もソリストも勿論オケも素晴らしい。

宮殿を背景に庭園の香りと上質な音楽。

これって最高でしょ。

ケチをつけるわけではあませんが今回はエッシェンバッハが指揮。

この指揮者、私と因縁の関係なんです。

えっ!!どんな 詳しくは【クリック】



★ 序曲「ローマの謝肉祭」

★ 交響詩「マゼッパ」」

★ 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら

等々



2014年7月29日

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ベートーヴェンとピノ ノワールの旨関係。

ベートーヴェンとピノ ノワールの旨関係。



私が大好きなベートーヴェンの作品。

そして、

これまた好物なニュージーランドのピノ ノワール。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲はどれも素晴らしい。

今回は第1番とオハウ・リバー ピノ ノワール。



第5番は完成度が高い名曲。

第1番は演奏時間も短く聴きやすい。

ベートヴェンとピノ ノワール。

そんな無茶な〜と思っていませんか!!

あまり知られていないかもしれませんが、ベートーヴェンは素晴らしいメロディーメーカーです。

ですから美しい旋律が沸いてくる作品は意外とワインに合うのである。

決して難しい音楽ではないのである・・・・・。



詳しくは【クリック】私が熱弁を振るっています。



2014年7月27日

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旦那と子供が居ぬ間に。

旦那と子供が居ぬ間に。



暑い日が続きますね。

蒸し暑く寝苦しい日が続きますね。

旦那は県外に出張。

子供は親戚宅で過ごす。

気分は開放。それでは1人ワインですか?

そんなご婦人ははフレッシュな白を飲みたくなる。

カヴァの主要3品種を使用したおすすめ白。

マカベオから爽やかさを、チャレッロから豊かさ。

そしてパレリャーダから白いお花や品を備え、

余韻に塩味を感じます。

時間の経過と共に微かな甘味も思わず笑顔。

「私、独身時代に戻ったみたい」と独り言。

いいんです。そんな白ワインですから・・・・・。



★ 10 ブラン ド ブラン セッコ

スペイン カタルーニャ



2014年7月26日

ワイン好き、クラシック音楽好き、文学好きが集まるワイン専門店

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