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対談:クラシック音楽通同士の会話

対談:クラシック音楽通同士の会話



Aさん:ワインとクラシック音楽通。

店主:同上類似・・・・?





クラシック音楽の斜陽・・・。

この現実に愛好家の私は悲しい。

コンサートで学生らしい聴衆は少ない。

音楽の価値が下がった現在・・・。

若手にもクラシック音楽を体験して欲しい。

語りましょう・・・。




店主:今は気軽に音楽を楽しめます。

オーディオ、、、時代は昔・・・。

コンサートでは学生服姿を少なく感じます。

Aさん:この環境でクラシック音楽は風前の灯火。

クラシック音楽のコーナーは片隅に追いやられている。

店主:見渡せば・・・。

クラシック音楽の演奏家の環境も変わった。

オーケストラの楽しみの一つは地域色だった。

ベルリン・フィルやドレスデンなどその地域の響き。

これがワインと同じでテロワールを感じた。

しかし今や完全に消滅・・・。

これでクラシック音楽の楽しさの一つが消えた。

今やベルリン・フィルのメンバーの国籍は28ヶ国。

ベルリン人の割合というよりドイツ人の割合で半分。

これではあかんでしょう・・・・。

Aさん:ピノさんって関西人?

わかるよ・・・。

昔は国際色豊かなのは米国のオケの独壇場だった。

今の現状をフルトヴェングラーが知ったら何て言うのかね。

店主:そしてなんちゃらコンクール。

これは演奏家を均一にする金太郎飴製造機。

水準は上がったけど個性を失った。

Aさん:わかるね・・・・。

往年の演奏家は良いも悪いも色があった。

そこを聴き分ける楽しさがあった。

店主:それを念頭にコンクールを経ていない指揮者。

その模範がティーレマンです。

と言うか独墺圏内で地位を堅持しています・・・。

やはり生きている音楽はコレペティトゥーアとして従事する事で身に付く。

往年の指揮者はそうして現場体験の場数を踏んだ。

ですから演奏に生々しさが生まれた。

要するの下積経験をする。

またオペラという作品を様々な角度から携わる。

Aさん:今はクラシック音楽は違う方向に向かっている。

結果を見ればこの答えも正解かもしれない。

店主:ベートーヴェンと10回叫べば興味が持てます。

ベートーヴェン〜、ブラームス〜、バルトーク〜!!

○×■〜、*■▽〜、▲☆■〜!!



2019年2月22日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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モーツァルトとシャンパーニュ

モーツァルトとシャンパーニュ



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から素敵なマリアージュをご紹介します。




まず始めにモーツァルトとシャンパーニュは合う。

この黄金の組み合わせは素晴らしいのでお勧めです。






誰しもが知る音楽家モーツァルト。

これぞ、スーパー・スター!!(拍手喝采敬礼脱帽)

映画アマデウスの自由奔放は着色が強い。

しかしその姿が脳裏に焼き付いている。

また、あの楽聖べートーヴェンも尊敬していた。

特にレクイエムを絶賛・・・。

この事は青木やよひ著、「ベートーヴェンの生涯」で記載されています。

ご興味ある方は一読アレ!!



昨日は彼のレクイエムを鑑賞・・・・。

私の愛聴盤はカール ベーム指揮である。

ベームはモーツァルトを得意としている。

私より先輩方はベーム来日に熱狂した。

演奏後の熱烈なカーテン・コールは今や伝説。



やはりケッヘル500番以上は神がかっている。

後期三部作交響曲第39、40、41番。

そして最後のケッヘル番号626番・・・。



何故か金欠気味のモーツァルト。

資金繰りや幼少期程の歓迎ぶりは鳴りを潜めた。

しかし晩年は2曲のオペラを含む作品により収入も増加。

特にオペラ史上に輝く魔笛の初演は彼を勇気づけた。

しかし絶頂期は意外と脆い。

ある意味絶頂と破滅は表裏一体なのかもしれない。

魔笛の創作中、あのレクイエムの依頼を受けた。

詳細はまた次回ですが・・・。

これが自身への鎮魂歌となってしまった。

作品は途中までで後は弟子により完成する。

様々な版がありそれも興味深い・・・。



そしてピノ ムニエ100%のシャンパーニュ。

シャンパーニュの主役三品種の一角が登場。

モノ セパージュは品種の特性を知りやすい。

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☆ 100%ムニエ ブリュット

  サルモン

  当店販売価格¥8146(税込)

  当店評価点:93点



緑色を帯びたイエローゴールドの美しい色調・・・。

ピノ ムニエは酸が穏やかな傾向でありそれが果実のふくよかさに直結する。

中盤から余韻にかけてほのかに苦味を感じる。

とても品質が高く流石はピノ ムニエの伝道師サルモン。




2019年2月21日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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私が偏愛するブラームスとワイン

私が偏愛するブラームスとワイン



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から素敵なマリアージュをご紹介致します。




私が編愛するヨハネス・ブラームス。

偏愛歴は実に30年以上のまさに一途な私。

彼は生涯においてオペラを作曲しなかった。

オペラを鑑賞したかった気持ちと、いやいやオペラを作曲しないからブラームスだ。

と複雑な気持ちが交差する、ですから私の気持ちを掴むブラームス偏愛は止まらない!!



昨日はブラームスの交響曲第2番 ニ長調とワイン。

ブラームスの田園交響曲と言われる。

ブラームス特有の気難しさを感じない名曲。

北ドイツ出身の彼は独自の雰囲気を醸す。

それは北欧フィンランドのシベリウスも同じ、
逆に言うと南国ヴェルディはイタリア気質が良く出ている。



交響曲第1番は着想から長い年月を掛けて完成した。

大作の後、気持ちが楽になったのか第2番は短期決戦。

たったの4ヶ月という短さは圧巻の二文字。

全4楽章を朗らかさが貫く・・・・。

兵糧攻めが得意な秀吉、野戦が得意な家康、この両者を併せ持つ大作曲家である。

要するに長期戦も短期決戦も得意な稀有な音楽家。



おすすめ音源はカルロス・クライバー指揮。

闊達な演奏でこの作品の特徴を浮き彫りにする。

またフルトヴェングラーの演奏も素晴らしい。

特有の燃え上がる燃焼系第2番である。




ワインはこの作品と感化し合う白。

シャブリ プルミエの雄フルショーム。

やはりGCと同じく右岸系は富みに品質が高い。

美しい凛とした酸味が特徴・・・。

華やかさがあるのがフルショームです。



☆ 2015 シャブリ プルミエ・クリュ フルショーム

  メゾン ド モンティーユ

  当店販売価格¥7926(税込)

  当店評価点:96点



大人の時間・・・。




2019年2月18日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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おすすめワイン!!

おすすめワイン!!



私はホ短調が好き・・・。

哀愁ある深い味わいが好み。

ワインにも色調や調性を感じる。

このワインはホ短調だな!!

とかニ長調だな、とか・・・・。




イタリアのモンテプルチアーノはト長調かな。

ある意味初心者でも楽しめる味わい。

開放的な果実味・・・。

ワクワクする味わい。

席巻している品種です。

ポイントはタンニンだと思う。

所謂ボルドー系のタンニンと質が違う。

どちらの質が高いとか、そんな比べをしているのではない。

丸みを帯びたタンニンは全体の印象を温和に感じさせている。





★ モンテプルチアーノ ダブルッツォ

  ヴェルガ

  イタリア アブルッツォ

  当店販売価格¥1590(税込)

  当店おすすめ度:★★★★☆



そして白・・・・。

最近のブルゴーニュの高騰は驚異。

しかし探せば手頃な銘醸白も存在する。

サン・ロマンである。

ムルソーとモンテリの間を抜け更にオークセイ・デュレスを抜けるとある産地・・・・。

簡単に解説するとコート ド ボーヌの奥で鎮座する産地かな。



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★ 2016 サン ロマン

  ユベール リニエ

  当店販売価格¥7278(税込)

  当店評価点:94点



以前のリニエを知っている人は驚くと思う。

自己主張強いワインは鳴りを潜めている。

食事の変化や世界の潮流でエレガント路線に舵を切る。

バランスは申し分なく美しい仕上がり。

最強のコート ド ボーヌの白です。



2019年2月17日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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休日に如何・・・?

休日に如何・・・?



当店では日本の四季を大切に考えています。

ですから季節折々に合うワインが日々入荷

ワインを飲みながら季節を感じるのも趣があります。





今の季節に美味しさが増す古酒ブルゴーニュ。

人も年齢を重ねたそれぞれの良さがある。

それを、私自身が実感している・・・。

まずはブルゴーニュ。

しかもミッシェル・ゴヌー。

知名度があり高い品質を誇るドメーヌ。

しかも2009年と素晴らしい。

ドメーヌのご厚意でのバックヴィンテージ。




★ 2009 ボーヌ

  ミッシェル・ゴヌー

  当店販売価格¥7918(税込)

  おすすめ度:★★★★★



古典派を代表するドメーヌ。

バック・ヴィンテージを適切な時に放出。

値段も手頃で楽しめる貴重なドメーヌ。



第5級シャトー グラン プュイ ラコストのサード。

一時はセカンドが手頃であった・・・。

しかし最近はサード物も流通しています。



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★ 2011 ドメーヌ ド サン ギロン

  CS60%、M30%、CF10%

  当店販売価格¥4570(税込)

  おすすめ度:★★★★★



ボルドーを楽しむなら・・・。

CSを知るのなら・・・。

やはりポイヤックであろう。

しかも模範的なセパージュ。

一時低迷したシャトーですがグンとレベルアップした。

今飲み頃のサードです。



部屋の暖かさとは対照的に窓外は大雪・・・。

暖炉の側でバルトークの作品を流しながら夏目漱石の著書を目で追い楽しむ1本のワイン。

まさに素敵な大人ですね。

と、妄想店主の夢心地(憧れる)・・・。



2019年2月16日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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ブラームスと強烈ワイン

ブラームスと強烈ワイン



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から素敵なマリアージュをご紹介。





着想から実に20年・・・。

そう、ブラームスの大作、交響曲第1番ハ短調。

彼は先人ベートーヴェンを深く尊敬。

ですから最初のシンフォニーに時間を費やした。

またクララなど周囲の期待もあった。

そんな大作は評論家の為に作曲したと言われる程の完成度。
最後の交響曲である第4番と比べ密度は濃い。

ですから第1番と第4番を気分次第で選択。

それがいい・・・・。

お勧めはフルトヴェングラー指揮、北ドイツ放送。

これが素晴らしい・・・。

1951年10月27日のライブ録音。

まるで生き物の様に各旋律が有機的。

フルトヴェングラーとの呼吸も合っている。

手兵ベルリン・フィルかと錯覚してしまう程だ。



そしてワインはCS。

強烈なカベルネ・ソーヴィニヨン。

それはチャールズ・スミスのコラボ作。


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★ 2015 カベルネ、シラー

  CS70%、シラー30%



ワシントン州の懐の深さ。

それが多種多様なワインを生む。

ユニークな発想を楽しめる産地です。



濃厚なベリーの香り。

湧き上がる香りに驚異すら感じる。

時間と共にシシトウのニュアンス。

丸みを帯びた果実味で重量系。

決して足取りが重い訳ではなく生き生きすらしている。

改めておいしいと素直に感じる1本です。



2019年2月15日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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書籍:YKK秘録

書籍:YKK秘録



毎月、数多くの書籍を乱読する私。

タイトルから興味が沸く場合や趣味から派生して購入する場合。

また、暇潰しに購入する場合と様々です。

そんな乱読人間の私が、ご推薦する書籍は政治。





★ YKK秘録

  山崎拓 著

  講談社α文庫



政治のYKK・・・。

所謂、著者である山崎拓、加藤紘一、小泉純一郎氏。

3人の政治家の同盟。

その中で総理の座に一番近かったのが加藤氏である。

話は勿論、著者の山崎氏目線で興味深い。

3人の中で最年長であり双方との絶妙な距離感覚。

この能力が小泉氏が総理の座に就いた時に発揮する。



興味深かったのはYKKは不動でなく臨機応変。

時に他の政治家を巻き込む。

自民党のホープであった中村 喜四郎氏を加えてNYKK。



赤坂の料亭、金龍での杯を交わしYKKが誕生した。

加藤氏が提案した事からやはり加藤氏が中心の同盟なのかもしれない。



政治家の一日は多忙・・・。

その一端が随所に紹介されており読み応えがありました。



3人の理念ある政治家が一線を退いた。

相変わらず日本は問題山積です。



2019年2月14日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店


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私の華麗なコンサート遍歴

私の華麗なコンサート遍歴



クラシック音楽コンサート通い実に35年。

数々のコンサートが今の私を築いた。

それは人間としての財産で土台である。

また人生観にも繋がります。




思えば・・・・。

若い頃、思春期を含め良い演奏を聴くのは肥やしになる。

セルジュ・チェリビダッケと手兵ミュンヘン・フィルの来日。

ベルリン・フィルの首席指揮者フルトヴェングラー不在の一時この穴を埋めた。

レオ・ボルヒャルトの不幸があり当時無名の青年に王座が回った。

運命とは誰にもわからないのである・・・。

しかしフルトヴェングラーの復帰と共にベルリン・フィルの指揮活動は減る。

そしてフルトヴェングラー亡き後ハイエナ男・・・。

間違えました・・・・。カラヤンさんに王座を奪われる。

しかし他への批判が多いチェリが王座に座ってもいずれオケと揉めたであろう。

世界最高のオケの王座は人間関係の調整力か圧倒的なカリスマ性が必要。

カラヤンさんは帝王・・・・。

チェリは流浪の旅へと出発するのである。

そして行き着いた先が伝統あるミュンヘン・フィル。



待ちに待ったチェリビダッケである。

一回目はブルックナーのロマンティック。

今だに残像が残っている名演。

フランス物と思ってしまう繊細な響きであった。

2回目はブラームスの交響曲大4番 ホ短調。

得意のブラ4は終楽章に鳥肌が立った。

感動のあまり演奏後は回りを徘徊してしまった。



バレンボイム来日。

東京芸術劇場でブラームスのドイツ・レクイエム。

マルティン・ルター訳の聖書から作曲された。

私が愛している作品・・・。

ヴェルディのレクイエムも華やかで素晴らしいが内面を探るブラームスのレクイエムは私好み。

フルトヴェングラーに認められたバレンボイム。

亡き妻は女流天才チェリスト・・・・。

謙虚な姿勢で作品に対峙。

その姿勢に共感した名演でした。

この長い作品を数分と感じる内容の濃さであった。



東京芸術劇場ではオイストラフのヴァイオリン。

世界的ヴァイオリニストのダヴィードの息子。

イーゴリー・オイストラフである。

ヴァイオリン・ソナタの金字塔フランク。

体格が大きい紳士でありながら表情豊か。

ロシアはオケにしてもレベルが高い。

演奏後、エスカレーターで降りながらフラフラ。

感動した演奏会でした。



鬼才ゲルギエフとマリンスキー劇場管弦楽団。

今一番人気の指揮者である。

彼は世界中のオケから指揮を依頼される。

魔術的指揮でオケを惹きつける。

そして聴衆も惹きつけるカリスマ指揮者。

作品はチャイコフスキーの第5番。

お馴染みの作品ですが演奏の完成度が高く格調高かった。

二楽章のホルンの音色はこれがロシアと言わんばかり。

雄大なロシアの自然を耳で感じました。



また私の華麗なコンサート遍歴をご紹介致します。



クラシック音楽は敬遠・・・。

一度コンサートに行って下さい。

小説を読んだ後の充実感に包まれますよ。

えっ小説を読んだ事がない・・・。

お、お、お、おやすみなさい・・・。



2019年2月12日

静岡からワインを発信ピノ ノワール

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大バッハとボルドーワイン

大バッハとボルドーワイン



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から素敵なマリアージュをご紹介致します。




久し振りにバッハを鑑賞。

実は子宝のバッハ。

ですから大バッハとかJ.Sバッハと呼ぶ。



大バッハ作曲、シェーンベルク編曲

前奏曲とフーガ変ホ長調 BWV552



クラシック音楽は宗教音楽が進化したもの。

ですから宗教作品に原点がある。

しかも天才シェーンベルク編曲。

シェーンベルクは12音技法により調性に束縛されない。

所謂、無調性を目指した・・・。

彼は後進の作曲家に多大な影響を与えた天才。

しかもほぼ独学で理論を確立。

さすがに彼の編曲は素晴らしい。

海外の文学でも訳者で表現は変わる。

訳者や編曲者はとても重要である。



★ トーマス・ヘンゲルブロック指揮 
 
  NHK交響楽団

  2018年12月 ライブ録画



そしてワイン。

クラシック音楽にワイン。

音楽が主役でありワインも主役。

そのバランスで究極のマリアージュが完成する。



原点回帰でバッハ・・・。

原点回帰でボルドー・・・。



グラン・ヴァンもいいが・・・。

クリュ ブルジョワ・・・。

中でも最高のシャーであるソシアンド・マレ。

圧倒的な存在感、知名度どクリュ・ブルジョワの顔である。

えっ右顔、それとも左顔?

真正面です!!

CSの比率が高く長期熟成向き。

10年以上寝かして本領発揮の雄。

まさに飲み頃です。





★ 2002 シャトー ソシアンド マレ

  当店販売価格¥8632(税込)



長期熟成、飲んでオーラ全開のドヤ顔。

魅惑の香りとバッハの清らかさが絶妙。

旨みエキスが広がる味わいにN響の演奏。

そう言えばN響のバッハも久し振りである。

久々のソシアンド・マレにこれまた久し振りのバッハ。

良い時間を過ごしました・・・とさ。



2019年2月11日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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対談:芸術とワイン

対談:芸術とワイン



Aさん:通い歴11年の常連様。

クラシック音楽に造詣が深い。

店主:ヴァイオリンを習い志した。






ワインとクラシック音楽好きが対面すると・・・。

話が盛り上がります・・・。

語りましょう。




店主:ワインとクラシック音楽の追及。

最初がクラシック音楽で成人後ワインの順番。

ですから圧倒的にクラシック音楽歴が長いです。

アルルの女、カルメンなどから始まり今では各種分野を鑑賞。

しかし常に脳裡にあるのはドイツ系のソナタ形式が主流。

Aさん:ドイツ音楽は基本だよね。

しかしドイツ音楽以前はイタリアが最新地であった。

ですから素晴らしい作品が多い、特にオペラは凄い。

店主:そう思います。

ウェーバーの登場そしてワーグナー・・・・。

それ以前はイタリア物が主流でしたね。

年齢を重ねると淡泊な作品を聴くようになります。

私はリヒャルト・シュトラスの4つの最後の歌に涙。

彼はドイツロマン派の金字塔です。

天才作曲家でありながら時代に翻弄された。

Aさん:あの時代の芸術家は皆翻弄された。

それは民衆含めそうです・・・・。

店主:4つの最後の歌はフルトヴェングラー指揮、フラグスタートで初演。

シュトラウスは最高の演奏家が揃った場合に演奏する事と遺言。

1950年5月22日、ロンドンで初演となりました。

このライブ録音は現存しており私も所有しています。

約70年前の音源ですから音質が少々悪い。

しかし名演の誉れ高い演奏です。

今回はあえてシュヴァルツコップにしました。

彼女の歌声はとても上品です。

シュトラウスの代表作ばらの騎士の元師夫人は適役。

Aさん:シューベルトを起源のドイツリートはシュトラウスで完結。

そう捉えるのがいいのかも。

その最後に相応しい名曲だね。

店主:ワインは豪州がいいです。

西豪州マーガレット・リヴァーは注目。

インド洋に囲まれた半島は毎年が良年と言われます。

現実ルーウィンやボエンジャーなど優ワイナリーが存在。

著名ワイナリーが進出しています・・・。

Aさん:ルーウィンのアート・シリーズは毎年購入。

わかります・・・。あの輪郭は素晴らしい。

店主:そうです、毎年買って頂いております。

そのルーウィンはモンダヴィの助言があったと聞きます。

本題のキッス チャシーですが・・・。

豪州お得意のシラーズにネッビオーロやサンジョヴェ、CSと驚き。

テンコ盛りのセパージュです。

これでもかと主役を揃えた。

しかも値段は手頃・・・。

Aさん:この価格は買いやすい。

マーガレット・リヴァーは高級ワインが多い。

その中で健闘しているね。

店主:新世界の発想は刺激に富んでいます。


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2019年2月10日

静岡 藤枝市 ワイン専門店

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【一押し】だ!!

【一押し】だ!!



最近頂いて旨かったワインをご紹介。

様々ありましたが・・・。

厳選致します。




当店売れ筋価格帯から・・・。

5千円代は当店の売れ筋。

平均単価よりは低いが中心的価格帯だ。

という意味でも力を入れている。

そしてカリフォアルニア。

これまた当店の売れ筋。

ナパ・ヴァレーの勢いは恐ろしい。

あの高級ワインがまあ良く売れる。

感謝する日々・・・。

私は毎日ナパ・ヴァレーの方角に合掌し頭を下げる。

なんて儀式はございません・・・。

が、その気持ちはマジです。

マジ、マジ!!

すいません、正統派ワイン専門店らしくない言葉。

言い直します。

その気持ちは本位です!!




★ 2016 CS

  ロバート スティーブンス

  ナパ・ヴァレー

  CS100%

  当店販売価格¥5650(税込)



私はモノ・セパージュ信奉者。

やはりテロワールを素直に映す。

それを顕著なのがピノ ノワール。

しかしCS100%も違う表現で興味あり。

細部まで美しく感じる味わい。

これがまだリリースしたばかりのCS?

と私の経験からも驚き・・・。

いい感性している1本だ。



当店が近年注目している米国。

以前ご紹介したオレゴンのピノ ノワール。

ロック ポイントも印象的でした。

そしてカリフォルニア ローダイ。

最近ローダイの高品質ワインが続々入荷。

ソノマ・ナパ・ヴァレーより内陸部で興味深い。

そのローダイのピノ ノワール。

古い魂、オールド ソウルがいい・・・。


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★ 2016 ピノ ノワール

  ピノ ノワール76%、ジンファンデル14%

  プティ シラー10%

  当店販売価格¥3090(税込)



確か75%以上で品種をラベルに記載できる。

ですから表記上はピノ ノワール。

昨年もこの様な興味深いワインを販売。

勿論、私が厳しい審査をし棚に並べた。

これが評判が良かった・・・。

それに続けと・・・。

価格も当店では良く売れる範囲だ。

ピノ ノワールの美しさにベースを感じる。

奥底から感じる香りと味わい。

やはり少量でも他品種が加わる事で+αをね。

しかし・・・。

この手法は新世界だから出来る離れ技。

ブルゴーニュのテロワール主義との対峙かな?



2019年2月9日
静岡県 藤枝市ワイン専門店

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ブルックナーとワイン

ブルックナーとワイン



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から素敵なマリージュをご紹介致します。




アントン・ブルックナー。



大作曲家として名を残す。

彼の音楽は神秘的・・・。

彼の音楽は華やか・・・。

彼の音楽は壮大・・・。



後期ロマン派を代表する一人。

この時代は個性ある作曲家が多い。

まさに百花繚乱の時代である。



ブルックナーを難しく感じる人は多い。

確かに若者には理解できない箇所もある。

しかし第4番は聴きやすい。

ロマンティック呼ばれる第4番。

私はコンサートで数回聴いている。

中でもチェリビダッケ指揮は感銘を受けた。

今から約30年前に手兵ミュンヘン・フィルと来日。

幻と言われるカリスマ指揮者。

読響との演奏は今や伝説・・・。

私はゲネプロを見学させて頂いた。

終楽章コーダの部分を細部まで練習していた。

それにはチケット販売のカジモト様のご配慮があった。

当時高校生の私は感謝感激でした。

演奏後・・・。

興奮のあまり最終の新幹線に乗車できなかった。




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★ ブルックナー作曲

  交響曲第4番

  セルジュ・チェリビダッケ指揮

  シュツットガルト放送交響楽団

  1978年4月19日 ライブ録音



そしてワインは南アのシラーズ。

最近は同国のワインは認知度が浸透。

売れ筋ワインの一角である。

人気なのも頷ける・・・・。

ボリュームある味わいに余韻の甘味。

アタックからアフターまでの展開が素晴らしい。

本場ローヌと比べてスパイシーさは抑えれれている。

結果、親しみを感じる。



★ ケープ ハイツ シラーズ

  おすすめ度:★★★★★



2019年2月8日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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