癒されてチョ!!
一つの個性的な品種。
それがゲヴュルツトラミネール。
その特徴は捉えやすい。
☆ 14 カサ ベナサル
ゲヴュルツトラミネール モスカテル
スペイン バレンシア
当店販売価格¥1532(税込)
当店が力を入れているアルザス。
そのアルザスでは高貴品種とされる。
しかし元々は北イタリアのトラミナー種。
そのトラミナー種の突然変異と考えられる。
今回はスペイン・・・・。
しかししかしその華やかさは同じ。
やはりライチの強烈な香り。
ディタのボトルを開けた時のあの香りだ。
アルザスと違うのは白胡椒の香り。
この顕著な香りをあまり感じない。
しかし香水的な液体は永遠なのかもしれない。
この時に鑑賞した作品。
ワーグナーの愛妻に贈った素敵な作品。
あの名曲ジークフリート牧歌。
流れる旋律にのんびりとした時間を醸す。
奥さんのコジマが起床、ミニオケが作品を奏でる。
CDが無い時代、最高の贈り物でしょ。
この作品は癒される・・・。
指揮者は、ハンス・クナッパーツブッシュがいい。
クナの愛称で人気です。
詳細は【クリック】2016年5月1日
クラシック音楽雑談(影響を与えた作曲家)
Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。
Aさん:クラシック音楽史上で影響を与えた人物や作品は?
店主:難しい質問ですね。
しかし面白い質問かもしれません。
バッハな後世に多大な影響を与えた。
彼が極めた対位法は様々な作曲家が手本とした。
そして3Bのお一人ベートーヴェン。
彼は巨人でしょ。
Aさん:巨人とは?
店主:あらゆるジャンルで革命を起こした。
交響曲からピアノ、ヴァイオリン。
そんな作曲家は、その後出現しなかった。
交響曲に絞っても第3、5、6、9は尋常ではない。
そしてベルリオーズの人気作。
幻想交響曲。
あれが、ロマン派の幕開けだと解釈する人もいる。
確かにモーツァルトなど古典派では考えられない手法。
Aさん:当時の観衆がどの様なリアクションか知りたいですね。
店主:そしてパガニーニ。
彼はシューマンなどに強烈な影響を与えた。
パガニーニのように超絶技巧を身に付けたいとピアノの練習をし過ぎて指を痛めた。
そんな逸話が残っています。
Aさん:パガニーニは悪魔に魂を売りましたからね。
店主:純粋で繊細なシューマンは魂は売れない。
ヴィルトゥオーソはピアノではリスト。
ヴァイオリンではパガニーニです。
だいぶ時代は下りしかもフランス。
ドビュッシーやラヴェルも影響を与えた人達。
そしてシェーンベルク等々、たくさんいます。
詳細は【クリック】2016年5月3日
ラングドック・ルネサス
ラングドックが注目されている。
量から質の転換をいち早くしたワイナリーも多い。
同地域最北の産地ピク・サン・ルー。
昼夜の寒暖差があり冷涼な気候はラングドックでは特質。
★ 2008 カズヌーヴ ロック デ マット
シャトー カズヌーヴ
ムールヴェードル95%、シラー5%
フランス ラングドック
当店販売価格¥6264(税込)
おすすめ度:★★★★☆
まだまだムールヴェドルは世界の主役ではない。
ピノ ノワールやCS、メルロー。
そして最近、超人気のシラーに追随だ。
トップ品種の後塵を拝す。
しかし、その個性は大切に守られ魅力的。
熟成で開花し、人気がいまいちなのが寂しい。
そしてバロナークも入荷しております。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/20160429123848694.jpg/" target="_blank">http://blog-imgs-92.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/20160429123848694.jpg" alt="バロナーク" border="0" width="206" height="206" />
★ 2011 バロナーク
フランス ラングドック
当店販売価格¥6643(税込)
おすすめ度:★★★★☆
ラングドックのリムー産。
シャトー ムートン ロートシルトが手掛ける。
ボルドー品種に南仏品種をブレンド。
ボリューム感もあり長く感じる余韻。
これはまた秀品な仕上がりです。
これはもうラングドック・ルネサスである。
詳細は【クリック】2016年4月29日
これを飲みなよスペイン!!
スペインは幅のある産地で興味深い。
デイリーワインのコスパは言うまでもない。
高額ワインも魅惑的です。
★ 2011 イペリア バリェガルシア
カベルネ・ソーヴィニヨン50%
メルロー30%、プティ・ヴェルド10%
カベルネ・フラン10%
スペイン セントロ
当店販売価格¥5238(税込)
おすすめ度:★★★★★
マドリードから南西にあるトレド山地。
その産地唯一のワイナリー。
イベリア半島は個を持ったワインが多い。
その中であえてボルドー・タイプで挑戦。
世界10大石油メジャーのレプソルを率いたオーナー。
その潤沢な資金と人脈で怪物ワインを誕生させた。
スペインでのボルドー・タイプに夢を感じさせる。
一飲みあれ!!
詳細は【クリック】2016年4月28日
クラシック音楽雑談(演奏家編)
Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。
Aさん:好きなヴァイオリニストは?
店主:私は自分の音を持っている演奏家が好きです。
Aさん:例えば?
店主:ダビット・オイストラフやミルシティン。
そしてフランチェスカッティやティボー等々。
Aさん:往年のヴァイオリニストばかりですね。
店主:現代のヴァイオリニストは興味がないですね。
やはり第1、2次世界大戦を体験してきた演奏家。
オイストラフなんかスターリン時代も生き抜いた。
自分の運命を作品に反映させる。
ですから自ずと個性的な演奏になりしかも生々しい。
Aさん:そうですか、勉強になります。
店主:何々コンクールで、とかは全く興味がない。
指揮者でも下積みから経験してきた苦労人がいい。
昔はオペラ歌手のピアノ伴奏などを経験し階段を上る。
あのカラヤンでもカルロス・クライバーだってそうです。
彼らがいきなりスター指揮者になった訳ではない。
カルロスがピアノがあまり上手ではないのは有名。
Aさん:そうですね。下積は大切です・・・。
店主:作曲家だってそう。
ブラームスは酒場でピアノを弾いたりしていた。
まあ彼の場合は金銭的な目的もありましたが・・・。
店主:兄弟で音楽の才があったドイツのブッシュ兄弟。
兄は指揮者で弟はヴァイオリニスト。
彼らだって独自の音があって、聴くだけですぐにわかる。
Aさん:それって凄い事ですよね。
店主:芸術は勉強になりますね。
詳細は【クリック】2016年4月26日
ワイン道、その面白さ、奥深さ、そして楽しさって何。
ワイン道は魅惑的である。
人によってはドウ、人によってはミチだと思う。
私の場合は両方である、ワインドウは長いミチだからだ。
味わいやその国の歴史。
そして土壌、気候と様々な話題が尽きない。
自然とおしゃべり上手になってしまう。
私はワイン好きで口下手な方に出会った事がない。
皆様、かなり雄弁である。
安価なワインは、今では大変においしい。
しかし、背景に充実した歴史はない・・・。
★ 2012 サンジョヴェーゼ
レオネッティ セラー
ワシントン州 ワラワラ バレー
サンジョヴェーゼ80% シラー12%
アリアニコ8%
当店販売価格¥12435(税込)
ワラワラ ヴァレーは歴史ある産地。
特にシラーから高品質なワインが誕生している。
中でもレオネッティはその歴史と味わいで業界を牽引。
功績多大でその影響力は大きい。
様々飲んだが中でもユニークなサンジョヴェーゼ。
これがおすすめだ。
サンジョヴェ所縁の香りに味わい。
どことなくシラーの重みも感じる。
そしてアリアニコを少しブレンド。
まさに柔軟な発想である。
新世界ワインの楽しみは、まさに発想。
この二文字が楽しいのある。
ワイン道、これからまた精進致します。
詳細は【クリック】2016年4月25日
贈答にワイン
知的な味わいのウォーターズ。
当店店主こと私はクラシック音楽に傾倒しヴァイオリンを弾いている。
そして小さなワイン屋を経営。これで十分幸せである。
しかし、今歯が痛い。これはチョッピリ不幸。
ウォーターズのオーナーはロックに傾倒しミュージックショップを経営。
そして徐々にワインに惹かれワイナリーを所有。
これもまた最高の人生。
★ カベルネ ソーヴィニヨン
カベルネ・ソーヴィニヨン86%、メルロー14%
おすすめ度:★★★★★
当店販売価格¥7128(税込)
☆ プレリュード
ルーサンヌ60% ヴィオニエ40%
おすすめ度:★★★★★
当店販売価格¥4989(税込)
ウォーターズ ワイナリー
アメリカ ワシントン州
CSは、とても滑らかで旨い。
CSのポイントはタンニンの表現。
とするならば、とてもシルキーでいい具合だ。
低温浸漬、抽出、清澄剤などに敏感に対応したのだろう。
配慮を感じる素晴らしい仕上がりです。
そして白。
ルーサンヌ特有の口当たり。
綺麗な質感で口中を満たす。
ハーモニーを感じさせる美的ワイン。
世界のシャルドネとSBの牙城を切り崩せ!!
贈答としても最適でしょ。
詳細は【クリック】2016年4月24日
アルザスワインとミュンシュ
当店人気急上昇中のアルザスワイン。
その人気はツィント フンブレヒトからだ。
当店のアルザスワインの牽引役でもある。
これからガンガン、アルザスをご紹介致していきます。
☆ 2013 ピノ グリ カルケール
ツィント フンブレヒト
フランス アルザス
当店販売価格¥4980(税込)
おすすめ度:★★★★★
アルザス生まれのシャルル・ミュンシュと楽しむ。
元々はヴァイオリニスト。
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に在籍。
その時、フルトヴェングラー指揮でコンマスを務めた。
指揮者転向後は情熱的な指揮で人気指揮者へ。
フルトヴェングラーの影響を受けて欲しかった。
しかし、我が道を行く指揮者であった。
代表的指揮にベルリオーズの幻想交響曲。
そうです・・・。
作曲家自身の失恋から創作された危険な作品。
人の脳裡は何を考えている皆目見当がつかない。
ベルリオーズは、とても狂気を伴っていた。
その幻想交響曲を最も得意とするのがミュンシュ。
★ ベルリオーズ
幻想交響曲
シャルル・ミュンシュ 指揮
ボストン交響楽団 1962年4月9日 録音
やはりミュンシュにはアルザスワインがいい。
努力と地道な作業の積み重ね。
ですから価格もそれなりにする。
豊かな香り、糖蜜、胡椒なども感じる。
伸びのある酸と程良い苦み。
贅沢な味わいでゆったり気分で楽しみたい。
おいしいアルザスワインを一飲みあれ!!
詳細は【クリック】2016年4月19日
カイラとミア
毎日大好きなワインに囲まれ、これが天国なのか。
この居心地の良さはまるで別世界。
夢であったら覚めないでくれ!!
好きなワインに囲まれた生活は極上である。
また仕入れて下さいと、注文が多いワインがある。
いやいや、これはもうお願いに近い・・・。
そんな熱いお願いを叶えよう。
★ カイラとミア
ガーリー・ガール・ワインズ
米国 ワシントン州 コロンビア ヴァレー
それぞれの女性のライフスタイルから命名。
ミア、ジジ。クロエ、ソフィー、カイラ、ファラ。
様々に活躍する女性。
今回は一番人気であった2名にしました。
カイラはメルロー100%、調和された味わい。
柔らかな口当たりは好感が持てる。
ファラのCSも個人的にはおいしいと思う。
そしてシャルドネのミア。
あらゆるワイン産地でシャルドネは活躍。
ミアの故郷コロンビア・ヴァレーでも高品質。
アメリカで影響力あるコンペでも評価された。
サンフランシスコ インターナショナルワインコンペ。
4000本以上がノミネート。
その中で6本しか選出されなかった最高のメダルを獲得。
それが、ダブルゴールド・メダル。
私の下手な説明より説得力があるでしょ。
思春期の娘、冷戦状態の夫婦関係?
それより、ミアちゃんとカイラちゃんがいいでしょ?
自分のスタイルで堪能して下さい・・・・・?
一飲みアレ!!
詳細は【クリック】2016年4月12日
フリーマンな贈り物
ワイン専門店を経営していると様々なワインに出会う。
伝統や逸話の多い国や産地。
新興ながら努力と挑戦で飛躍的に人気になった産地。
また文化や技術が、交差するなど多彩で飽きない。
今や人的な交流や、質の高い情報は瞬時に入手できる。
エレガントなシャルドネを追及。
最近はどちらかと言えば脱リッチ志向。
洗練されたシャルドネは人気が高い。
そんな中でもフリーマンは注目である。
☆ 2014 涼風シャルドネ
ロシアン リヴァー ヴァレー
フリーマン ヴィンヤード
2015年4月、ホワイトハウス。
オバマ大統領が安倍首相を招いた晩餐会。
フリーマンを代表するシャルドネ涼風が提供された。
華のある綺麗な仕上がり。
そしてまたまた再入荷のピノ ノワール。
★ 2013 ピノ ノワール
ロシアン リヴァー ヴァレー
フリーマン ヴィンヤード
フリーマンの真骨頂エレガント。
しかも旨みエキスいっぱいで点数が高い。
香りの充実感と各要素のバランスは秀でている。
最近のカリフォルニアは進化し続けている、と痛感。
価格も張るのでご了承下さいませ。
詳細は【クリック】2016年4月11日
おすすめセカンド
やはりボルドーワインには感謝。
ワイン道に浸かりはじめた頃。
格付ワインやらセカンドには大変にお世話になった。
今でも、まるで恩師のような尊敬を持って接している。
中でもサン ジュリアンやマルゴーのワインが好き。
上品な仕上がりは美しくドレスアップしたようである。
しかしまた違うポジションで存在感があるポイヤック。
威厳あり男性的で熟成させれば落ち着いたオーラを放つ。
これが飲み手を魅了する。
★ 08 レゼルヴ ド ラ コンテス
ボルドー ポイヤック
当店販売価格¥8856(税込)
言わずと知れた正統派2級。
ピション ロングヴィル コンテス ド ラランド。
レゼルヴ ド ラ コンテスはセカンドとなる。
しかし、セカンドというより一つの銘ボルドーワイン。
サン ジュリアンやマルゴーのワインが好きな私。
そんな私はどちらかというとピション バロンよりラランド。
同じポイヤック村でも随分味わいは違うのある。
格付ワインでセカンドの割合は高い。
昔より随分セカンドワインの割合は高くなった。
それだけファーストは看板、内容とも代表する存在。
レゼルヴ ド ラ コンテスはファーストと同じ醸造
セカンドとしての歴史を持ち品質も抜群である。
ですから贈答としても非常な人気を保っています。
詳細は【クリック】2016年4月10日
クラシック音楽雑談(ヴァイオリン編)
Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。
Aさん:本分のヴァイオリニストで尊敬する人は?
店主:たくさんいます。
日本人でもいますよ。
Aさん:ピノさんにしては珍しいですね。
店主:まずN響のコンマスだった堀氏。
確か昨年N響を引退されました。
堀氏のボーイングはとても美しい。
あのボーイングからの表現は凄い。
R.シュトラウスのヴァイオリン協奏曲。
堀氏とサバリッシュ指揮は名演。1985年5月15日。
有名なR.コルサコフのシェーラザードのVnソロも力演。
Aさん:他には?
店主:私はストラディバリウス派ではない。
グァルネリ派なんです。
一度両方を比べる機会がありました。
Aさん:実際に手にとって弾いたのですか?
店主:違います。展示会で見たのです。
グァルネリ・デル・ジェスはF字孔が男性的だった。
グァルネリについてはパガニーニが愛用しは事は有名。
その入手の経緯は彼らしく物語性十分です。
Aさん:これがグァルネリ デル ジェスだと思う音は?
店主:筆頭はアイザック・スターンでしょ。
G線の野太い音からE線の甘美な音まで見事です。
スターンとオーマンディのブラームスのコンチェルト。
これはグァルネリの素晴らしさが全て出ている。
ブラームスはグァルネリの為に作曲したのかと言いたい。
1楽章の激しいパッセージから優美な2楽章。
そして音量が大切な終楽章。これはストラドでは・・・。
Aさん:そんな絶賛なら一度鑑賞したいです。
店主:オラ〜何回も何千回も聴いただ〜!!
Aさん:ピノさん大丈夫ですか。気を確かに持って!!
店主:そう言えばN響の第2ヴァイオリンの大林さん。
もう古株のメンバーですが、美人ですよ。
最近はメガネを掛けて演奏しています。
Aさん:N響の事も詳しいのですね。
詳細は【クリック】2015年4月9日