気ままに語るクラシック音楽
当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。
そんな私が気ままに思うがままに音楽を語る。
クリストフ・エッシェンバッハ。
著名なピアニスト兼指揮者。
因縁なのか・・・。
と言うのもブラームスの第1番を最初に聴いたのはエッシェンバッハ指揮でした。
母親が図書館で借りてきたCD。
面白みに欠ける演奏でブラームスを難しく感じた。
その後、フルトヴェングラーを聴いてブラームスとは素晴らしいと認識。
今では好きな作曲家上位である。
ですからエッシェンバッハのブラームスに期待はない。
ブラームス交響曲全集となったコンサート。
第4番、第1番。
または第3番、第2番となる。
最後に明るく終わりたいと第1、2番が締め。
エッシェンバッハが指を痛め急遽、このプログラムとなった。
まずは久し振りに彼の指揮でブラームス。
77歳となり表現に多彩さを感じる。
勿論、N響の安定した技術があってこそ・・・。
ブラームスの交響曲第3番。
ブラームスの英雄交響曲とも言われる。
交響曲で模範とされるブラームスの作品。
オケはブラームスを器用に演奏できて評価される。
交響曲第2番。
ブラームスの田園交響曲だろう。
牧歌的で開放的。
ブラームスの幸せ絶頂期の作品。
ヴァイオリンの歌わせ方次第で決まる。
カルロス・クライバー指揮、ウィーン・フィル。
クライバーに巧みに誘導され甘美に歌っていた。
最高峰の演奏とは言い難いがなかなかであった。
2017年11月13日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
素敵でしょマリーアージュ
当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。
そんな私から素敵なご提案。
ますはクラシック音楽。
私が愛するブラームス。
代表作であるヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲。
ドイツ語でドッペル・コンチェルト。
別名、和解のコンチェルトとも呼ばれる。
ブラームスの友人ヨアヒムとの関係修復の為に作曲。
そんな経緯からか偉大なヴァイオリニスト、ヨアヒムに対しヴァイオリン・パートはチェロに比べ弾きやすい。
配慮ある友の姿勢なのかもしれない・・・。
★ 愛するブラームス作曲
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 指揮
ヴィリー・ボスコフスキー ヴァイオリン
エマヌエル・ブラベッツ チェロ
ウィーン・フィル
1952年1月 ライブ録音
当時の看板コンマス、ボスコフスキーの音色は素晴らしい。
彼が弾きながら指揮するニューイヤー・コンサートはもはや伝説。
またクラシック音楽の良き時代の空気を感じる。
そしてワイン。
今回はイタリアワインで挑戦。
しかもサンジョヴェーゼ100%。
★ 2012 マンミ
カルロ・タンガネッリ
イタリア トスカーナ
おすすめ自然派ワイン。
その畑60年に渡り無農薬。
数年前から農薬不使用のナンチャッテとは違う。
また標高600Mに位置する畑。
厳格であり、開放的な味わいではありません。
スパイシーさを伴う味わい。
真面目な造り手が真面目に造ったワイン。
面白みの点では欠けるが心意気を感じる。
ゆっくり音楽を鑑賞しながら十分に楽しめます。
2017年11月9日
静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
素晴らしい出会い。
素晴らしい音楽とワイン。
どれだけ出会ったか・・・。
今後どれだけ出会うかで・・・。
それにより実りある人生かが左右される。
私はフルトヴェングラーとの出会い。
それがクラシック音楽との出会いであった。
衝撃的であったのはブラームスの第4番。
ロマン派らしく色濃い情熱的な演奏。
ある意味、脱線した演奏でもある。
悲しいかな録音状態が悪い。
★ 愛するブラームス作曲
交響曲第4番 ホ短調
フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィル
1948年10月22日 ライブ録音
そして最近では1本のワイン。
素晴らしい出会いであると涙。
ニューヨーク州のメルロー。
ロバート・モンダヴィの元で研鑽を積む。
★ 2014 メルロー
パルマー ヴィンヤーズ
これまた衝撃的。
煮詰めた香りに滑らかな質感。
圧倒する果実味ではないものの存在感。
個を感じる。
理念を感じる。
素晴らしいワインは今後の肥やしである。
これからも素晴らしい出会いに期待!!
2017年11月6日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
ゾクゾク入荷!!
ゾクゾク入荷・・・。
続々・・・。
当店人気のドンナ。
えっどんなワインかって・・・。
手頃でおいしいのがドンナワイン。
南イタリア、M主体、新樽100%。
果実が生き生きしており樽由来の複雑さ。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/2017110213412208b.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-116.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/2017110213412208b.jpg" alt="ssdsdsdsds" border="0" width="296" height="296" />
そしてそしてまたまた。
これまたイタリア。
ジョルダーノ様。
もう「様」をつけちゃう。
ルカ・マローニで94点を獲得。
あなたの心も獲得!!
こちらはサンジョヴェーゼ主体にCS、M。
サンジョヴェの素晴らしさを再認識。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/201711021341472c7.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-116.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/201711021341472c7.jpg" alt="ああさあささs" border="0" width="296" height="296" />
そんでもって必飲・・・。
ニューヨーク州のワイン。
1983年設立。
12年間ロバート・モンダヴィの元で研鑽。
東海岸の銘醸地ロングアイランドのワイン。
この地のワインに惚れ込んだ富裕層は多い。
メルローとシャルドネが入荷。
瞬殺間違いナシだ!!
2017年11月2日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
是非飲んで頂きたい
おすすめシャルドネ。
ヤンキースをラベルに・・・。
当店の華麗な人脈を生かし入荷です。
ソノマ カウンティ内のロシアン・リヴァー・ヴァレー。
太平洋からの冷涼な海風が流れ込む。
結果、冷涼な産地・・・。
ですからブドウ生育期間が長く良質な酸を保持。
シャルドネやピノ ノワールの銘醸地である。
☆ 2012 ニューヨーク ヤンキース
リザーヴ シャルドネ
おすすめ度:★★★★★
フレンチオーク樽由来のヴァニラ。
熟した桃など豊かな香り。
丸みを帯びた果実味で力強さも感じます。
ロシアン・リヴァー・ヴァレー特有の美しい酸。
余韻も持続性があり満足度が高いです。
以下はジャイアンツ時代の松井秀喜氏のサインです。
酒屋の前掛けにサインをして頂きました。
(東京青山で修業時代、神宮球場に近い為多くの選手がいた。)
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/2017103016523894f.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-116.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/2017103016523894f.jpg" alt="サイン" border="0" width="246" height="246" />
更にもう一枚
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/20171030165302074.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-116.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/20171030165302074.jpg" alt="サインあaaa" border="0" width="246" height="246" />
以上です。
2017年10月30日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
愛するクラシック音楽を気ままに語る。
Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。
Aさん:往年の演奏家の全集が発売されているね。
店主:近年は手頃な価格で揃えられるから幸せです。
Aさん:そう言えば以前ピノさんが購入したフルトヴェングラーの全集はどうだった?
店主:これは最高の買い物でした。
戦前、戦中、戦後と区分すると表現の違いが如実にわかる。
Aさん:ところでカラヤン全集は?
店主:全く興味ありません・・・。
商業的な成功を収めた彼ですが・・・。
そのビジネス的な才覚は認めます。
Aさん:ですがカラヤン、バーンスタインが去った。
店主:そうですね。
華やかなスター指揮者が去りさみしさはあります。
Aさん:その後はそのポストが空席だよね。
店主:カリスマ的な指揮者はいません。
Aさん:昔のようにオケに君臨する時代でもないですね。
店主:そして女性やらアジア系もどんどん進出している。
クラシック音楽を育んだヨーロッパ系が好きです。
ピアニストならあのリスト系のバックハウスとか。
Aさん:でもグールドなんてカナダですよね。
店主:作家の村上春樹さんも言っておられたが、だから自由に演奏できたと。
でもグールドはグリーグの遠戚ですよね。
Aさん:グリーグのピアノ協奏曲、最高。
店主:私はリパッティのピアノで1947年9月の録音を絶賛。
Aさん:リパッティはカラヤンとも共演しているよね。
店主:そうです。
シューマンのピアノ協奏曲です。
グリーグの録音の翌年ですよね。
リパッティに感化されカラヤンも素晴らしいです。
Aさん:今夜は何を鑑賞します。
店主:最近はバルトークのヴァイオリン ソナタばかりです。
詳細は【クリック】2017年10月29日
静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
ハロウィンでワクワク!!
楽しみなハロウィンですね。
紳士淑女の方々もワクワク・・・。
そうです。普段の肩書を外し楽しむ。
ワイン持参で楽しんで下さい。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/20171002114823cb5.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-116.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/20171002114823cb5.jpg" alt="ワイン持参" border="0" width="236" height="206" />
南オーストラリアの気のいい赤。
ドルチェからもわかりますね。
柔らかい果実味で余韻にほんのり甘味。
う〜ん、ほっぺが、ほっぺが・・・。
ほっぺが緩むよ〜。おいしいってね・・・。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/20171002114153720.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-116.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/20171002114153720.jpg" alt="ドルチェ" border="0" width="236" height="206" />
そしてスパークリングワイン。人気のカヴァです。
これぞ気軽に楽しめる代表格。
しかもカヴァ3品種にシャルドネがプラス。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/201710021142206c5.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-116.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/201710021142206c5.jpg" alt="カヴァ" border="0" width="236" height="206" />
そんでもってタパス ヴェルデホよ。
タパスからもわかるよね〜。こちらもスペイン。
簡単おつまみで最高な気分。全身に広がる爽やかですね。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/2017100211425219c.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-116.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/2017100211425219c.jpg" alt="タパスあささs" border="0" width="236" height="206" />
ワインとクラシック音楽
私の幸せ・・・。
それはワインとクラシック音楽。
これさえあれば別に文句は無い。
信条はワインも音楽も最上を求める。
そこは厳しく考えている。
まずはクラシック音楽。
背景に流れる美しい曲程度・・・。
それでは不満足、いや芸術作品に対し誠に非礼。
ワインに対して対等でなければならない。
後期ロマン派の大作曲家。
それがリヒャルト・シュトラウス。
まだバイエルンが王国の時代である。
死去は1949年。
ですから第二次世界大戦の敗戦直後。
ですから偉大な作曲家は波乱に富んだ人生を送った。
彼の代表作ドン・ファン。
有名交響詩である。
交響詩はベルリオーズから発しリストが開花させた。
そして最終的にリヒャルト・シュトラウスで幕を閉じた。
脳裡は美しい女性のみ。
そんな男の女性遍歴と人生を見つめた作品。
甘美であり劇的しかも演奏時間も短い。
結果、端的で天才シュトラウスの技が光る。
クラシック音楽初心者の方でも理解しやすい。
合わせるワイン。
これまたブレンドの妙技であろう。
ヴァルディギエにカリニャン。
そしてタナにシラー・・・。
そしてそしてサン・ローランにピノ。
最後に非公開の品種を・・・。
と・・・。
それでいて方向性はしっかりある。
まだまだ若くストレートな味わい。
しかし健全で飲み飽きさせない。
さすがはマイケル・クルーズである。
官能的な交響詩ドン・ファンとは相性抜群である。
★ 2016 モンキー・ジャケット レッド
クルーズ ワイン カンパニー
当店販売価格¥4,462(税込)
詳細は【クリック】2017年10月26日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
マーラーの復活とNSG
当店ならではの素敵なマリアージュ。
それは最高峰のクラシック音楽と至高のワイン。
マーラーの復活。
迷いに迷った作品でもある。
その割に完成度が高く感動的である。
声楽を加える交響曲はもはや斬新ではない。
何故ならば、先駆者ベートーヴェンがいるからだ。
あの巨大な足跡の追随になってしまう。
ですから交響曲か交響詩で出版するのか悩み。
結局は交響曲第2番としてである。
マーラーは声楽を伴う作品の天才。
失恋からこの傑作は開花。
そしてシュヴァルツコップの歌声は素晴らしい。
★ グスタフ・マーラー
交響曲第2番ハ短調
エリザベート シュヴァルツコップ
ヒルデ・レッセル・マイダン
オットー・クレンペラー 指揮
フィルハモニア管弦楽団及び合唱団
1961年11月、1962年3月 録音
おすすめ度:★★★★★
一言:死ぬまでに一度は聴け!!
そしてブルゴーニュ。
昨今の価格を考えると良心的。
ブルゴーニュの畑は細分化が進む。
オノレ・ガヴィネ、そして息子のモリス。
そして3人の子供に相続。
結果、3ヘクタールずつを所有となる。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/2016052316532442e.jpg/" target="_blank">http://blog-imgs-92.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/2016052316532442e.jpg" alt="ガヴィネ" border="0" width="256" height="256" />
★ 2013 NSG
アニー ガヴィネ
おすすめ度:★★★★★
一言:表現の仕方が巧である。
NSGは面白い産地。
北と南では味わいの違いが顕著。
ムザン谷を軸に北、南部と楽しめる。
また北南のブレンドタイプもある。
このNSGは北部オー・ゼルビュ。
そして南部のレ・プリュレ、シャリオの区画。
詳細は【クリック】2017年10月24日
前衛芸術楽劇 サロメ
狂気の楽劇であるサロメ。
20世紀初頭の斬新な楽劇。
当時、大人気を博しながらも上演禁止の歌劇場もあった。
しかもニューヨークでは当時一度も上演されなかった。
ワーグナー亡き後のドイツ音楽界の有望株がリヒャルト・シュトラウス。
彼の出世作であるサロメ。
ホフマンスタールの蜜月関係の作品ではないが内容と音楽は絶品。
これが、ばらの騎士を作曲した人物かと思ってしまう。
今回のヘロデ王役のポポフは素晴らしかった。
先王を殺し妃を奪い、その娘も狙う狂権ヘデロ。
ヨカナーン、預言者らしい振るい舞いとサロメの一目ぼれ。
サロメはヘデロに命令され踊る。
サロメの7つのヴェールの踊り。
一種異様な響きはこれから起こる物事を暗示している。
ここで、それを察知できる聴き手はハラハラするのである。
踊る褒美にサロメはヨカナーンの首を要求。
苦悩するヘデロ、ポポフの役造りは完璧だった。
要求通りヨカナーンの首を切る。
そして、サロメも殺される。
前衛楽劇サロメは狂気の世界である。
★ マリンスキー劇場管弦楽団
ワレリー・ゲルギエフ 指揮
サロメ・・・フドレイ
ヨカナーン・・・クブファー
ヘロデ・・・ポポフ
ヘロディアス・・・ゴゴレフスカヤ
2014年10月17日(金) 演奏会形式 NHKホール
数々のサロメを愛聴してきた私。
ワーグナーの楽劇で最高の録音を残したショルティ。
その時にブリュンヒルデ役であったビルギット・ニルソン。
サロメでのこのコンビも素晴らしい。
前衛音楽は一度は聴くべし。
震撼度:超ド級
完成度:★★★★★
音楽センス:★★★★★
詳細は【クリック】2017年10月23日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
オペラ考察
Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。
Aさん:オペラには人間社会の縮図が展開されているね。
店主:そうですね。
数百年前のオペラが今でも通用。
Aさん:文明が進化しても人間の根本は同じ。
店主:モーツァルトのドン・ジョヴァンニ。
このオペラがまさにそう・・・。
女好きでナルシストしかも周囲の人間を自分の為に利用する。
現代でもいそうな人間。
Aさん:自分の近くにいたら怖いですね。
店主:しかし彼は憎めない面をも持つ。
Aさん:少し安心した。
店主:私はウェーバーの魔弾の射手のマックスとアガーテに憧れる。
Aさん:カスパールの横槍でも愛を貫く。
店主:そうです。
ドイツ人の好きなオペラだと思います。
深い森を連想させる・・・。
Aさん:しかし上演機会が少ないように感じる。
店主:華やかさに欠けるので興業的に敬遠されるのかも。
しかし名オペラです。
特にフルトヴェングラー指揮がお勧め。
1954年ザルツブルク音楽祭でのライブ録音。
クルト ベーメのガスパールは正に悪魔に魂を売った男。
Aさん:名演の誉れ高い演奏ですよね。
Aさん:ベートーヴェンのフィデリオ。
店主:これだってフロレスタンに濡れ衣を着させる。
どこかの会社であるそうな展開。
しかし、その彼女が男装して救う。
そこは、やはり造り話の世界ですね。
Aさん:そうだそうだ・・・・。
店主:しかしベートーヴェンは人類愛や平等精神をこのオペラに投入した。
Aさん:ですから今でも名作オペラです。
詳細は【クリック】2017年10月21日
マーラーの復活と南アワインの妙なマリアージュ
Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。
Aさん:マーラー・ブームから既に数十年。
日本でも完全に定着したね。
店主:昨日は、南アワインとマーラーの交響曲第2番でした。
今注目の産地は南アです。
★ 2010 サイン レッド
当店販売価格¥4,362(税込)
Aさん:セパージュは?
店主:これは面白いです。
シラー主体にトゥリガ・ナシオナル。
そしてムールヴェードル他です。
Aさん:トゥーリガナシオナル?
店主:これは素晴らしい品種です。
果皮は小さく濃厚。
ポルトガルを代表する品種です。
Aさん:南アは器用な産地なんですね。
店主:紆余曲折あった国と言えるかもしれません。
品種のピノ タージュにしてもそう・・・。
今は栽培面積も拡大し人気品種。
Aさん:そうですか、南アのワインですね。
店主:そしてマリアージュをクラシック音楽と・・・。
マーラーの復活。
異なる材料と時の組み合わせ。
こんな所がサイン レッドに合います。
Aさん:復活は80分以上の大作。
おすすめ音源はありますか?
店主:マーラーの薫陶を得たクレンペラー指揮。
独唱にシュヴェルツコップ、レッセル・マイダン。
1961年11月、62年3月のスタジオ録音です。
Aさん:誉高き演奏として有名ですね。
店主:クレンペラーはマーラーを側で見ていた。
物凄く、今の言葉で言うとストイック。
指揮者として力量があったマーラーでも楽譜上と実際の響きに違和感があったらしく訂正を重ねた。
Aさん:芸術家は究極の完成を求めますからね。
店主:南アワインとマーラーの2番は私流マリアージュです。
お試し下さい。
詳細は【クリック】2017年10月20日