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バルトークと薄化粧ムルソー

バルトークと薄化粧ムルソー



当店ならではのマリアージュ。


ハンガリーの大作曲家ベーラ・バルトーク。

民族の伝統音楽の収集家としてもつとに有名。

私はクラシック音楽の歴史においてその才能はトップクラスだと断言する。

クラシック音楽は難しいと思っている方。

バルトークはその中でも難曲度合は高い。

近代音楽として重要な位置で燦然と輝いている。



★ バルトーク作曲

  ヴァイオリン協奏曲第2番

  ユーディ・メニューイン Vn

  フルトヴェングラー 指揮

  フィルハーモニア管弦楽団

  1953年9月12&13日 録音



12音技法の応用や情感豊かな作品。

豊かな着想が生き生きと盛り込まれている。

全盛期のメニューインではないが逆に深みとなっている。

メニューインはバルトークと関係が深い。

あの傑作、無伴奏ヴァイオリン ソナタの作曲を依頼。

初演を聴いたバルトークは絶賛を惜しまなかった。



鑑賞しながらのワイン。

感性には感性で対応。

芸術作品には芸術的ワインだ。



樽香ガンガンのこってりムルソー。

ではなく現代的なステッチ。

ミネラル感いっぱいのスリムなムルソー。



☆ 2011 ムルソー

  ドメーヌ デ プティ シャン ラン

  


大草原を美しいサラブレットで駆け回る。

そんなバルトークの粋な作品。

やはり爽やかさが残るムルソー。

ミネラルがタイトで結果上品に感じる。

味わいに展開がありバルトークに添う。



詳細は【クリック】2018年3月6日

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シューベルト冬の旅とポマール

シューベルト冬の旅とポマール



贅沢にも四季を楽しめる日本。

季節季節に合うワイン、料理、音楽を味わう。

それらにより五感で季節を感じる。





本格化した寒さに銘醸ブルゴーニュは一段と深みを与える。

深々とした寒さにシューベルトのリートが恋しくなる。

しかも久しぶりにレコードで・・・。

声楽はやはり針を通しての温もりが一番なんだな。




フランツ・ペーター・シューベルト享年31歳。

ロマン派を代表する大作曲家。

ですがその人生があまりにも短いのが残念である。

しかし、後世の私達に名曲を数多く残してくれている。

私が愛する冬の旅。

ミュラーの詩を元にシューベルトが手を加え作曲。

優れた歌曲はすぐれた詩によって生まれる正に模範例。

冬の旅の特徴としてピアノが詩の風景を見事に描写。

ロマン的気持ちが写実的な動画のように描かれている。



ワインを飲みながら冬の旅を鑑賞する。




 【おすすめレコード】




  ハンス・ホッター(バリトン)

  ジェラルド・ムーア(ピアノ)



  【合わせたいワイン】



★ 2012 ポマール

  ドメーヌ パラン

  当店販売価格¥10,368(税込)



シンプルでありながらブルゴーニュらしい。

それがパランのワインである。

生み出されるワインもクラシカル。

ポマールらしくスパイシーな感じ。

不思議な事にポマールは若いうちからなめし革のニュアンスを感じる。

またそれらを感じポマールを意識する。

その点ではパランは模範的。



シューベルトは気さくで人柄が円満。

大のワイン好きというかアルコール好き・・・。

私は彼とお会いした事はありません。

ですから、ちょっとしたうわさですけどね。

シューベルトさん節度を持って楽しみましょうね。



2018年1月8日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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気ままにクラシック音楽を語らせて!!

気ままにクラシック音楽を語らせて!!



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私が気ままにクラシック音楽を語る。






クラシック音楽の世界。

往年の演奏家の人気が途絶えない。

発売される音源は圧倒的に過去の演奏。

フルトヴェングラーは毎月のようにあの手この手で発売される。

以前発売れたた107枚の全集は私の宝。

いやいや我が屋の家宝。

圧巻はハンス クナッパーツブッシュの203枚CD。

価格も約4万円。

彼らは半世紀以上前に活躍した音楽家だ。

生まれたのは100年以上前である。



何故惹かれるのか!!

やはり音楽の本質を捉えた解釈。

また彼らの生き方のエッセンス。

そして時代背景を感じる。



今の金太郎飴の演奏は興味ない。

金太郎飴だってよく見ると形、表情が違う。

ある意味、何々コンクールが金太郎飴製造マシーンになっている。

往年の指揮者はコレペティートルからの叩き上げ。

そこで人間性を高めながら音楽造りを学ぶ。

所謂、下積み経験は重要なポイントなのである。



楽譜に忠実って!!

その背景を深彫りして欲しい!!





往年の演奏家は独自の理念がある。

その独自性で個を感じる。



気ままにクラシック音楽を語りました。



2018年3月4日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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おすすめワイン

おすすめワイン



様々なワインが入荷しております。

まずは手頃で旨い。

当店ソムリエ厳選。




★ 2016 ミレジム ピノ ノワール

  当店販売価格¥1,520(税込)



安価なピノで美味い。

をみつけるのは大変。

私がジャングルの中。

アマゾン川ではワニに追いかけられ。

そしてそして見つけました。

と軽い冗談ですが・・・。



チャーミングな味わい。

ほんのり甘味。

そして綺麗な酸味。

バランスも整い。これはいい。



そして同じくピノ ノワール。

フランス サヴォワです。



サヴォワ公国の時代から19世紀にフランス領となった。

圧倒的な白ワインの産地です。



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★ 2015 ピノ ノワール

  アドリアン ヴァシェ

  当店販売価格¥2,814(税込)



ラベルは一目を引く。

私はこの手の派手さは好き。



意外と本格派。

緯度的にブルゴーニュとほぼ同じ。

華やかで柔らかい果実味。

気分転換にもいいですよ。



2018年3月3日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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オラトリオとポルトガル

オラトリオとポルトガル



当店店主はワインとクラシック音楽が大好物。

それは愛するカツ丼より・・・。

初恋のよしえちゃんより好きなのだ。




オラトリオを聴きながらのワイン。

宗教的集会オラトリオ会から端を発する。

時代や国によりその広がりは違う。



宗教的題材を演奏会形式による声楽。

交響曲の父ハイドン。

彼がヘンデルのオラトリオから影響を受け創作。

それが天地創造である。



今やサーの称号を持つラトル指揮。

彼最後のベルリン・フィルとのシーズンの幕開け。

スイス ルツェルン音楽祭〜



ハイドン作曲

オラトリオ 天地創造



エルザ・ドライスィヒ
マーク・パドモア

フローリアン・ベッシュ



ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

サー・サイモン・ラトル

2017年8月25日 ライブ録画



ハイドンの今までの作品からの技術を集めた作品。

即ち古典派を代表する仕上がり。

初演時の高い評価が理解できます。



清らかな気持ちになった私。



ワインはポルトガル。

日本とは歴史的に関係が深い。

ですからかわかりませんが親しみあるワインが多い。




2015 アラゴネス



新鮮なベリー系の香りいっぱい。

これぞ恩恵じゃないのかい。

口中に広がるキュートな果実。

恵みを感じる味とハイドンの作品。

これは素敵な時である。



2018年2月26日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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歌舞伎とイタリアワイン

歌舞伎とイタリアワイン



私は芸術を愛する男・・・。

この分野にだけは浪費してきた。

いやいや勉強させて頂いた・・・。

ですから蓄えた知識経験は豊かに思う。




NHKで深夜の再放送。

2007年3月のパリ オペラ座での歌舞伎公演。

市川親子で勧進帳。

成田屋の十八番である。

深夜に歌舞伎とワイン、まさに俺流である。



様々なオペラを鑑賞してきた私。

オペラは総合芸術と言われる。

舞台に音楽、物語、あらゆる感覚を刺激する。

観衆にも高き教養が必要である。

特にパリ オペラ座はグランド オペラの聖地。

それはそれは豪華なのである。



勧進帳、素晴らしかった。

しかしグランド オペラに慣れた観衆はどうであろう。

弁慶、富樫左衛門の微妙な表情は理解できたであろうか。

大規模なオケが奏でる響きに対し小規模な鳴物。

私自身は日本人で良かったと再認識しました。



ワインはおフランス物・・・。

いやいや俺流はイタリア。

しかもアリアニコです。

昨日、熱心なお客様がアリアニコを探していた。

ですから数種類をご説明しながらお勧めした。

喜んで購入して頂きこの仕事の充実感を味わう。

その事でアリアニコが頭にいっぱいであった。



★ 2013 イルピニア ロッソ

  テヌータ カヴァリエル ペペ

  アリアニコ、サンジョヴェーゼ

  当店販売価格¥2,260(税込)



南イタリアの雄アリアニコ。

様々なタイプが存在し楽しい品種。

熟成を経たタウラージは真骨頂を魅せる。

イルピニア ロッソはタウラージ前の入門編。

入門編と言っても私などの歴戦の戦士でも十分楽しめる。

複雑さと綺麗な酸に酔いしれる秀品である。



2018年2月24日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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ブラームスとバローロのマリアージュ

ブラームスとバローロのマリアージュ



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から私流マリアージュをご紹介。




私の大好きなブラームス。

若き頃はイケメン。

晩年は威厳のあるお姿に変貌。

ベートーヴェンの流れをくむ後期ロマン派の代表格。

シューマンという恩人に敬意を払いつつもクララに密かな恋。

偉大な作曲家でありながら後進に親切。

あのドボルザークも彼がお膳立て。

友人と仲たがい、関係修復の為に作曲、助言を受け融和。

また、一説には使用人にも財産の一部を分け与えた、とか。



★ アルト・ラプソディー

  クリスタ・ルートヴィヒ

  オットー・クレンペラー指揮

  フィルハモニア管弦楽団

  1962年 録音



ブラームスの失恋から創作された傑作。

シューベルトの冬の旅と並び2大失恋ソング。

ゲーテの冬のハルツ紀行からの創作。

ブラームスらしく深い味わい。

冬の旅程絶望的ではなく解決する結末は安らぎすら覚える。

アルトのルートヴィヒも温もりある声でいい。

あなたの竪琴が・・・と精神が脱却し達観する様は感動的。

ブラームスは多くの合唱曲を残している。

常に声楽は意識していたものと思われる。

その点はグスタフ・マーラーも似ている。





★ 2011 バローロ ブリッコ フィアスコ

  アゼリア

  当店販売価格¥12,736(税込)



理念あるバローロ。

そんなワインを私は愛している。



スミレの花、オレンジピールのニュアンス。

意外に親しみある果実味に絶妙な樽のニュアンス。

まだまだ瑞々しさを保ち好印象である。

またバランスも秀でている。



2018年2月22日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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クラシック音楽とワインを楽しむ。

クラシック音楽とワインを楽しむ。



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から・・・。




クラシック音楽史上で名を残した作曲家。

彼らはやはり天才である。



ロマン派の先駆けベルリオーズ。

彼はピアノは弾けずギターで作曲。

これは有名な話である。

彼は医師を目指す程の頭脳明晰。

その著書、管弦楽法は後世に影響を与えた。



シャルル・ミュンシュはベルリオーズの幻想交響曲を好んで指揮。

彼のこの作品への邁進ぶりは凄い。

この狂気で天才的作品の真価を魅せてくれる。



ワインはスペインで合わせる。

感性ある作品はスペインと共鳴するのだ。



★ 2016 クロス ロヘン

  ポンセ

  ボバル100%

  当店販売価格¥1,674(税込)



好き嫌いがはっきするスペインワイン。

私的には幅広く個性があり好きな産地。

中でもボバルは味わいの層が幾重にも感じる。

ですから飲み手を飽きさせない。

また手を尽くしたワインは格別である。



【お知らせ】

明日20日と21日は定休日です。

第4週の火曜日と毎週水曜日はお休みです。






2018年2月19日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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ブラームスのレクイエム対談

ブラームスのレクイエム対談



Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。






Aさん:ブラームスのレクイエムいいね。

店主:レクイエムは珠玉揃いです。

モーツァルト、ブラームスやヴェルディ、フォーレ他。

特にブラームスのドイツ・レクイエムを愛しています。

私が死んだ時に流してくれと・・・。

Aさん:そこまで!!

店主:ルターがドイツ語に訳した新約・旧約の聖書からとられた作品。

特に「なぜなら、すべての肉体は草のようなものであり」は素晴らしい。

2回主題が繰り返され、その都度、言葉の意味を知る。

第3曲「主よ、知らしめたまえ」はバリトンが入る。

ブラームスでしか表現できない濃淡ある色彩。

バリトンの深みがより背景を描写。

そして第6曲「われらここには、とこしえの地なくして」
生粋の日本人の私でも涙が溢れる。

この作品の最高潮であり完成度が高く極めて芸術的。

Aさん:おすすめ音源は?

店主:私は1978年3月22日ザツルブルク祝祭大劇場でのライブ録音。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルがお勧めです。

これは全く別次元の演奏。

カラヤンが充実していた時期に重なります。

また、ホセ・ヴァン・ダムの威厳ある声は稀有。

Aさん:フルトヴェングラーからの呪縛から解放されたしね。

店主:そうれも大きいと思います。

先日、ヴェルザー=メスト指揮、クリーヴランド管弦楽団で鑑賞。

期待外れでした・・・。

Aさん:クリーヴランドはジョージ・セルに鍛え上げられサウンドに定評があるでしょ?

店主:それは、もう昔かもしれません。

音に深みはなく表現力も乏しかった。

これは、オケではなく指揮者に問題があると思います。

Aさん:メストはドイツ物も得意だが、物足りなさがあるよね。

店主:オペラも指揮をするし一見器用ですがね・・・。

そう言えば、クレンペラーの演奏も哲学的でいいですよ。

レクイエムはブラームス初期の作品なのに完成度は高い。

Aさん:モーツァルトは未完だったが最後の作品。

店主:そう考えると面白いですね。




詳細は【クリック】2018年2月18日

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印象派の音楽とロワールワイン

印象派の音楽とロワールワイン



昨日は休日・・・。

最近充実した日々を過ごしている。

私の好きなロワールワインを楽しみながら・・・。

一時の休憩は有意義です。






☆ ドビュッシー

  牧神の午後への前奏曲

  ピエール・ ブーレーズ 指揮

  クリーヴランド管弦楽団



ソナタ形式の音楽ばかり鑑賞している私。

印象派の作品はより新鮮に感じる。

冒頭のフルートのソロにはまどろみを感じ・・・。

ストラヴィンスキーの春の祭典冒頭のソロは土臭く感じる。

55小節から明るい光と希望が少々続き幸福感に包まれる。

そして、つややかなソロ・ヴァイオリンがフルートとハープへつなぐ。

フルートとハープの絡みはニンフの美しい姿を連想させる。

ふわふわと雲をすり抜け自由気ままに遊泳し右脳に語りかける。

私は右脳人間ですからこの作品は素直に受け入れられる。

フランス音楽の大家ブーレーズ。

レパートリーは極めて少なかった彼故の名演です。



★ サンセール ラ ペルペテュエル

  ロジェ シャンポー

  フランス ロワール

  ピノ ノワール100%

  当店販売価格¥7,992(税込)



ブルゴーニュのピノ ノワールを愛する私。

しかしサンセールもなかなかいい。

こちらはNV。

何と22年分(1995〜2015)のブレンド。

ドビュッシーの作品にあう印象的なワイン。

右脳にインスピレーションを与える絵画風の味わい。

綺麗な香りで柔らかさは特質物。

地球温暖化でロワールワインも表情が幾分変わったな。



有意義な休日でした。



2018年2月15日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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クラシック音楽の聴き方をご指南致します。

クラシック音楽の聴き方をご指南致します。



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私がクラシック音楽の聴き方をご指南致します。






幼い子供に聴かす音楽。

私は家庭環境でクラシック音楽が常に身近でした。

ピアノとヴァイオリンを習い楽器としても接していた。

想えばビゼーのアルルの女組曲。

ホルストの惑星、スメタナのわが祖国。

そしてオペラも身近でした。

ヴェルディの椿姫、ウェーバーの魔弾の射手。

またドイツリートも頻繁に流れていた。

シューベルトの冬の旅、ハンス・ホッターの歌声。

リヒャルト・シュトラウスの献呈など・・・。

今考えるとこの環境は特別だったのかもしれない。



やはり、ヴィヴァルディの四季。

バッハの無伴奏ヴァイオリン。

この辺りは幼少期に接したい作品。



そして思春期はアクが強いワーグナー。

あまり傾倒するのは好ましくない。

それには彼の根本的な思想がある。

しかし楽劇など革新的作品は芸術の頂点である。



対するブラームス。

当時、本人達は不在でも対立が熾烈であった。

ワーグナーかブラームスか!!

ワーグナーは人物を含め革新的。

トリスタンとイゾルデからもわかる。

そしてベートーヴェンの流れをくむ伝統派。

それがブラームス。

ブラームスの交響曲第1番 ハ短調からもわかる。

彼の音楽は聴く程に味わい深くなる。

また聴き応えもありその感動は心の奥底から湧き上がる。



学校の音楽の授業では楽しさは理解できない。

やはり家庭で接する音楽が楽しい。

音楽が流れる環境は今想っても良かった。



2018年2月12日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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ピアノ三重奏曲と米国シラー

ピアノ三重奏曲と米国シラー



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から大人のマリアージュをご紹介。




年齢を重ねるとシンフォニーより室内楽を鑑賞する時間が増える。

ワインも同じくフルボディよりミィデアムを飲む事が増える。

室内楽でも才能を魅せるハイドン。

また、彼は数々のシンンフォニーを我々後世に残してくれた。
彼がいたから古典派も華やかである・・・。




★ ハイドン作曲

  ピアノ三重奏曲ハ長調



  オイストラフ ヴァイオリン

  レフ オボーリン ピアノ

  クヌシェヴィツキー チェロ

  1950年 録音



やはりオイストラフのヴァイオリンが光る。

彼は大曲も凄いし室内楽でも素晴らしい。

室内楽は繊細なバランスの上に成り立つ。

奏者は相手の音を聴きながら演奏する。

その中で主旋律が際立つのが模範的な演奏となる。



そしてロシアの作曲家タネーエフ。

あまり馴染のない作曲家もしれない。

しかしどの作品も情緒あり素晴らしい。



★ ピアノ三重奏曲ニ長調


  
  オイストラフ ヴァイオリン

  レフ オボーリン ピアノ

  クヌシェヴィツキー チェロ

  1952年 録音

古典派のハイドンから進化。

音楽の自由度や幅は格段に進歩。

しかし当時後進地ロシアの内向的な面も感じる。

ワインはアメリカのシラーがいい。



★ 2014 シラー セントラル コースト

  キュペワインセラーズ

  当店販売価格¥4,138(税込)



アメリカでローヌ品種を試すなら。

いやいや実力を知るのはこのワイナリーがいい。

本家ローヌとの違いが良くも悪くもわかる。



2018年2月11日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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