ゲアハルト・オピッツのリサイタルを聴きながら
展覧会の絵はやはりピアノがいい。
ムソルグスキーの心理を如実に感じる。
荒々しく内面的・・・。
ラヴェル編曲のオケ版は素晴らし過ぎる。
音の魔術師だけあり色彩豊か・・・・。
原曲のピアノを聴いて頂きたい。
第10曲、
終曲のキエフの大門はスケールが大きく、これぞ終曲だ。
ケンプの薫陶を得たオピッツ。
ブラームスの再来かと想わす風貌。
時に大胆で時に繊細であった。
これは旨い。
シラーズ テンプラニーリョ グルナッシュ。
煮詰めたニュアンスで濃厚。
丸みを帯びた果実味。
しかも余韻は上質で長い。
楽しめる作品だ。
私的評価:91+点
【判断基準】
95点以上:芸術的
91~94点:最高に旨い
88点~90点:良いワイン
87点以下:・・・・・
あくまでも当店評価です。
★ デュクリュー ボーカイユのセカンド
>
2024年12月
最終更新日:2024-12-12