ベートーヴェンのヴァイオリン ソナタ第5番
ベートーヴェンのヴァイオリン ソナタ第5番。
スプリングソナタの愛称で呼ばれる。
私は安富洋氏に師事しました。
先生は指導力に優れ奏法も理論的で感銘を受けました。
当時18世紀制作セラフィンのヴァイオリンを所有されていた。
ヴェネツィア派を代表する銘器でその風貌は真の芸術品。
私のヴァイオリンは1850年のフランス製で制作年数は約100年の差があります。
やはり乾燥状態の違いでポテンシャルも変わります。
実際、先生の愛器は音色の濃淡が立っていた。
因みにピアノは奥様です。
当時
静岡から先生の自宅の東所沢まで月1程度通っていました。
(地元の先生に週2回程レッスン)
ヴァイオリンマニアとしてはセラフィンのニスの色彩が印象的で少し緑が掛かかっていた。
音量はグァルネリ デル ジェズなどと比べると控えめ。
ですが音色を伝達させる能力に長けていました。
様々記憶を思い出しながら・・・。
あの頃、毎日何時間も練習してがんばっていた。
2024年11月
最終更新日:2024-11-01