芸術的家飲みは私の範疇である。
オーストリア ウィーンの白。
そして芸術花開くパリで活躍したドビュッシー。
うんうん最高のマリーアジュじゃないのかい。
同国の白ならばグリューナー・ヴェルトリナー。
爽やかな物ばかりかと思いきや長熟タイプもある。
どれも品質は高くおすすめである。
☆ 13 ウィーナー ゲミシュター・サッツ
ヴァインゲート・マイヤー・アム・プァールプラッツ
グリューナー・ヴェルトリナー主体
特徴である白コショウのアクセント。
鼻に気持ち良く抜ける香り。
シトラスのニュアンスも感じます。
やさしい味わいには、何だかほっとする。
各種バランス絶妙で完成度が高い。
ドビュッシーの美しい管弦作品。
牧神の午後への前奏曲。
時間は微睡む・・・。
一時の物語である。
若い時は全く理解できなかった作品。
それもそのはず、ドイツ物ばかり鑑賞していたからだ。
この作品ばかりは年を重ねなくてはわかるまい。
パリでの火曜会の主催マラルメ。
象徴派詩人としてつとに有名。
彼からインスピレーションを受け作曲。
あらゆるクラシック音楽の踏襲から抜け自由。
これが、後の音楽に影響を与えぬわけがない。
2024年6月
最終更新日:2024-06-20