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おフランス音楽とムルソー閣下

おフランス音楽とムルソー閣下



ワインのある生活だからこそ格上の音楽をご紹介。




N響の演奏と注目のムルソーを味わう。




2015年6月7日の演奏会の放送。


なかなか面白い選曲だった。




オール・フランス物。

所謂、おフランス物・・・。






鑑賞しながらムルソーを楽しんだ。



★ ラロのスペイン交響曲。




アバドにも実力を認められたルノー・カプソンのVn。


長年、アイザック・スターンが愛用していた銘器を使用。


それは、グァルネリ・デル・ジェスである。


濃淡ある色彩、力強くしなやかである。


私はストラドよりグァルネリ派なのだ・・・。


そして圧巻はフランスの音楽史に存在感のある足跡を残した作曲家。


アルベール・ルーセル。

私は長年この作曲家を追っている。

演奏される機会はあまり見られないが強烈な作風である。




★ 交響曲第3番 ト短調




指揮者のドゥネーヴは同じ地元。


ですから、思い入れがあり共鳴。


激しい交響曲であり時代を感じさせる。


ベートーヴェンとも違う昂揚感で魅了された。



2024年6月

最終更新日:2024-05-31