日増しに暖かくなっていますね。
そんな陽気には明るい田園風な作品。
そう、我が愛するヨハネス・ブラームスの名作。
交響曲第2番ニ長調がいい・・・。
大作第1番の重々しい作風から一転。
長い重圧から解放され気分が満ち取り掛かった。
そんな第2番。1877年6月に着手。
何とその年には完成。
ブラームスの気分の高揚が伺える。
ベートーヴェンの第6番と並びクラシック音楽の田園。
そんな牧歌的で陽気な作品は名演は多い。
1945年フルトヴェングラーとウィーン・フィル。
終戦が近く燃える様な演奏。
同じウィーン・フィルでもカルロス・クライバー指揮。
彼は名指揮者エーリッヒ・クライバーの息子。
せっかくの天才も演奏機会や録音が少なく残念。
そんなカルロスの指揮でウィーン・フィルの甘美な音色。
特に弦楽器の美しさは筆舌に尽し難い。
1991年10月6日ムジークフェラインでライブ録音
毎度の奇演でマイペースなチェリ。
セルジュ・チェリビダッケもいい。
我が愛するヨハネス・ブラームス。
まさか、東洋の片隅の国の田舎で熱烈なファンがいる。
そんな事は作曲中に全く想像しなかったであろう。
2024年5月
最終更新日:2024-05-29