昨日、家飲み&クラ音・・・。
当店店主は芸術とワインに造詣が深い。
そんな私から・・・。
私の大好きなブラームス。
若き頃はイケメン。
晩年は威厳のあるお姿に変貌。
ベートーヴェンの流れをくむ後期ロマン派の代表格。
シューマンという恩人に敬意を払いつつもクララに密かな恋。
偉大な作曲家でありながら後進に親切。
あのドボルザークも彼がお膳立て。
友人と仲たがい、関係修復の為に作曲、助言を受け融和。
また、一説には使用人にも財産の一部を分け与えた、とか。
★ アルト・ラプソディー
クリスタ・ルートヴィヒ
オットー・クレンペラー指揮
フィルハモニア管弦楽団
1962年 録音
ブラームスの失恋から創作された傑作。
シューベルトの冬の旅と並び2大失恋ソング。
ゲーテの冬のハルツ紀行からの創作。
ブラームスらしく深い味わい。
冬の旅程絶望的ではなく解決する結末は安らぎすら覚える。
アルトのルートヴィヒも温もりある声でいい。
あなたの竪琴が・・・と精神が脱却し達観する様は感動的。
ブラームスは多くの合唱曲を残している。
常に声楽は意識していたものと思われる。
その点はグスタフ・マーラーも似ている。
カリフォルニアのシャルドネ。
樽が効いたこれぞ米国ワイン。
今ではこの手の作品は少なくなっている。
カレイのポワレ ブルチーズソース
そして同じく味変でレンコンソース
2021年8月14日
最終更新日:2021-08-14