書籍:歴代作曲家ギャラ比べ
毎月、数多くの書籍を乱読する私。
タイトルから興味が沸く場合や趣味から派生して購入する場合。
また、暇潰しに購入する場合と様々です。
そんな乱読人間の私が、ご推薦するのは作曲家。
★ 歴代作曲家ギャラ比べ
山根悟郎 著
あの人の年収は・・・。
あの芸能人のギャラは・・・?
とか、あの職業って高収入だよ。
あの店、潰れそうなのに何で長く営業しているの。
って俺のワイン屋の事かい!!
と、人は興味本位である・・・。
脱線しているので本線へ!!
世渡りが上手な人、下手な人。
偉大な作曲家も同じです。
巨万の富を築いた人。
巨万の富組はロッシーニ。
シュトラウス。
別の意味でワーグナー。
貧したのはボッケリーニ。
バルトーク等々・・。
堅実派はブラームス。
実はベートーヴェンは意外とビジネスマン。
楽譜出版に粘り強く交渉しいい条件を引き出した。
また駆け引きも一級で死後かなりの遺産を残した。
と言ってもこれだけ世界で演奏されるベートーヴェン。
今生きていてら巨万の富を築いただろう・・・。
巨万の富・・・・。
ヨハン シュトラウス2世。
自身のオケとロシア公演・・・。
5か月滞在で6300万円。
4年目からは7000万円。
これが10年続いた。
アメリカには20回程よばれ。
計5億円を手にした・・・。
イタリアのロッシーニも凄い。
最後の作品、あの有名なウイリアム テルで引退。
超ゆうゆう自適な生活。
彼は北大路魯山人を超える美食家だ。
パリで毎週土曜日に開催される自身のサロン。
そのサロンで供される豪華な料理は人気。
牛ヒレ肉のロッシーニ風などでもわかりますね・・・。
イタリア劇場時代は年収2000万円。
オペラの作品は1500万円以上。
友人のロスチャイルド家の助言で不動産。
フランスから年金が600万円。
引退後の年収は1億円を軽く超える。
と面白い書籍です・・・。
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2021年4月26日
最終更新日:2021-04-26