クラシック音楽対談
自宅でコンサートが増えている。
常連様とコツなどを語りました。
Aさん:常連歴10年以上、学識高い人物
店主:ヴァイオリンを習い志した、経験豊かなソムリエ
Aさん:展覧会の絵。
オーケストラ版、ラヴェル編曲の。
色彩豊かで特徴を掴んでいる。
素晴らしいオーケストラレーションだね。
しかし原曲のピアノがやはり真髄だね。
店主:同感です。
ムソルグスキーの迫力が伝わる。
友人の死への強烈な想い・・・。
リヒテルのピアノで良く鑑賞致します。
彼は旧ソ連を代表する演奏家。
ヴァイオリンではオイストラフ。
チェロではロストロポーヴィチですね。
巨星が多く輝きを放っていた。
クラシック音楽愛好家が幸せな時代。
個性ある演奏は感銘を受けました。
そしてムラヴィンスキーの指揮。
鉄壁のアンサンブルでレニングラード フィルは素晴らしい。
彼指揮でショスタコの5番は素晴らしい。
初演もしましたし絶対的ですね。
Aさん:ストコフスキーの編曲しクラ音を広めた。
今や色褪せていますが・・・。
グールドはストコフスキーがお気に入りだった。
そんな事を語っていた。
グールドのゴールドベルク変奏曲、いいいね。
店主:記憶だと2回録音しています。
1955年と1981年。
前者は若く溌剌としている。
後者は器を感じるスタイルです。
最近は前者をよく聴きます・・・。
クラ音は垂直聴きがお勧めです。
フルトヴェングラーでもベートーヴェンの第5番の垂直。
背景が違うので面白いです。
まあ、第9でもそうですが・・・・。
戦前、戦中、後とスタイルが変わる。
マニアじゃないとわからないかもしれませんが・・・。
今度、N響の首席はルイージになります。
彼は後期ロマン派を頻繁に指揮する。
またオペラの指揮も得意。
先日、ワーグナーのさまよえるオランダ人を鑑賞。
素晴らしかったです・・・。
2021年4月18日
最終更新日:2021-04-18