ブルゴーニュとチャイコフスキー
恋しくなる・・・・。
ブルゴーニュワインとチャイコフスキー。
寒くなるとグンとブルゴーニュが旨い。
何故かな・・・。
そしてチャイコフスキーの作品が聴きたくなる。
何故かな・・・。
ロシアを代表する音楽家。
それがチャイコフスキーだ。
バレエ音楽から交響曲まで多彩。
Aさん:ロマン派の音楽が大好きな常連様
店主:ヴァイオリンを習い志した、経験豊かなソムリエ
店主:チャイコは交響曲が進むに連れて西洋的。
国民楽派から見れば奴は魂を売ったとなる。
しかしチャイコフスキーはいいとこ取りですね。
私は数年前にゲルギエフ指揮、マリンスキー劇場管弦楽団。
交響曲第5番を生で聴きました。
ゲルギエフは来日頻度が高い指揮者。
ですからコンサートで聴いている人も多いと思う。
Aさん:そうだね。
私もNHK音楽祭でストラヴィンスイーの春の祭典を聴いている。
やはりカリスマ性を持った指揮者だよ。
第5番は人気のシンフォニーだね。
チャイコフスキーの英雄交響曲なんて言い方もする。
店主:これが絶妙で・・・・。
標題性を持ちながらあくまでも絶対音楽として振る舞う。
第4番を作曲してから10年が経過・・・。
まだまだ交響曲の灯は消えていなかった。
第6番は、また別次元の作品です。
訪れる死を予感していた。
だってそうでしょ。
あの終楽章はセオリー通りではありません。
心臓の鼓動の様な終わり方・・・。
あんなんじゃ、寝ているベートーヴェンが怒りそう。
彼の方程式、絶望から歓喜へ・・・。
が、崩れてしまう・・・・。
Aさん:若い頃は悲愴の意味がわからなかった。
私も人生経験を重ねて理解できた。
・・・・気がする、あの美しさだけに目がいっていた。
今鑑賞すると終楽章は感動する、心底から感動だ。
店主:ワインはルモワスネがいいと思う。
ここは良心的な価格でしかも模範的。
良き伝統を感じるブルゴーニュです。
シャブリは当店人気で10年以上の古酒は販売すると即完売。
いつも嬉しい悲鳴です。
今回はルージュがいいと思う。
チャイコフスキーにはルージュ????
★ 2015 ショレイ レ ボーヌ
当店販売価格¥6400(税込)
そしてカシャ オキダンも入荷。
こちらはACブルでございます。
気軽に楽しめる仕上がりです。
最近ACブルも高騰しております。
この価格なら、まさに買いだと思います。
★ 2019 ブルゴーニュ ルージュ
カシャ オキダン
当店販売価格¥3280(税込)
軽めでキリっとした酸。
そして洗練された果実味。
少し単調ではあるが入門編として採用。
実はチャイコフスキーは苦労・・・・。
その背景を感じさせない作品で楽しませてくれる。
おすすめ音源
ワレリー ゲルギエフ指揮
ウィーン・フィル
チャイコフスキー後期3部作
交響曲第4番 2002年 ウィーン ムジークフェライン
交響曲第5番 2004年 ウィーン ムジークフェライン
交響曲第6番 1998年 ザツツブルク祝祭大劇場
全てライブ録音
2020年11月7日
最終更新日:2020-11-07