Aさん:世界旅行がご趣味の見聞派
店主:ヴァイオリンを習い志した、経験豊かなソムリエ
店主:最近はワインもクラシック音楽も熱い。
92歳の巨匠ブロムシュテット・・・・。
彼はスウェーデン出身です。
母国の作曲家を紹介したいのは当たり前。
日本人指揮者が武満 徹の作品を紹介するのと同じです。
1925回定期演奏会・・・。
★ ステンハンマル
ピアノ協奏曲第2番ニ短調
ルティン・ステュルフェルト ピアノ
後期ロマン派の作曲家ステンハンマル。
発掘物の作曲家です。
後期ロマン派は個性ある人物が多いです。
第1楽章冒頭、ピアノはニ短調ですが・・・・。
オケは嬰ハ短調と大きく調整が違います。
Aさん:それは驚きですね。
あの時代は作曲家が模索の時代ですから。
店主:そして・・。
終楽章ではじめてお互いがニ長調となります。
それまでは調性がお互い変わりながら進行。
バルトークと同じで民謡を採用。
第3楽章で使われております。
Aさん:ブロムシュテットは精力的。
古典、ロマン派の作品など貪欲に指揮。
素晴らしいと思うね。
で、ワインも紹介してよね・・・。
店主:2点、これは飲め的デイリーワインがあります。
まずは一押しのポルトガルです。
トゥーリガ・ナシオナル。
ポルトガルの主役品種となります。
果皮が厚く結果、濃厚な仕上がりになります。
ボルドーAOCで新たに許可された品種でもあります。
因みに、アリナルノア、マルセラン、カステも許可。
白ではアルバニーリョ等々・・・。
最近日本でもアルバニーリョが見受けられます。
スペイン系の品種ですね。
ガリシア州など海に面した産地が適所。
日本では新潟市のワイナリーで成功しています。
Aさん:ポルトガルは食文化も似ている。
歴史的にも繋がりがありますね。
店主:そしてモンスターワイン。
こちらは同じイベリア半島のスペインです。
モナストレル100%です。
何が凄いかと申しますと・・・。
収量ですが20hl/haです・・・。
これはあのマルコ・カゾラネッティがしかけるアベームス並み。
インパクトの大きな果実味ながらバランスも素晴らしい。
お客様、特に常連の目利きの方から絶賛を頂きました。
ピノさんやるねと・・・。
いやいや私は紹介しただけですが・・・・。
新時代のワインと音楽の到来の予感!!
ワイン専門店ピノ ノワールも予感を感じますか!!
Aさん:・・・・・・・・・・・・・。
2020年2月17日
最終更新日:2020-02-17