Gさん:当店通い歴10年。教養人。
店主:ワインとクラシック音楽の探究者。
ワインとクラシック音楽。
ヨーロッパの文化の根底。
また素養の一つとして身に着けたい。
語りましょう。
店主:やはりベートーヴェンはスーパー・スター。
彼の能力は交響曲から協奏曲、歌曲など多岐。
しかもどれを取っても超一流。
今回は第5、7番とチリワインです。
Gさん:それはいい・・・。
ピノさんならではのマリアージュだね。
しかしLP時代第5、7番の組み合わせが多かった。
店主:そうです。
第5番とシューベルトの未完成とか・・・。
長い作品に序曲とか小品・・・・。
その小品が意外と素晴らしかった。
Gさん:コリオランとかエグモント。
短い作品ですがストーリーが簡潔。
店主:第5番はベートーヴェンの方程式。
苦難から歓喜へ・・・。
この流れはその後に決定打を与えた。
約130年後のショスタコーヴィチすらその呪縛を受ける。
Gさん:と言うか・・・・。
その流れは自然だよね。
ドラマも映画だってその流れ・・・。
店主:そうかもしれません。
セーラー物語とか様々あります。
そしてワインですが・・・。
輸入NO1のチリです。
最近もグングン品質がアップしています。
エレガント系シラー・・・。
チリのイメージをいい意味で崩す。
感性ある仕上がりです。
カサブランカ・ヴァレー・・・。
学校で習ったフンボルト海流。
その海流の影響を多分に受けています。
この産地のSBも素晴らしいです。
やはり寒暖差の賜物。
第5番は二楽章は美しい・・・。
意外と思われるかもしれないがお互いが共鳴する。
これはクラシック音楽とワインのマリアージュの見本。
Gさん:ピノさんには恐れ入る。
これは閃きがないと出来ない。
でワインのお値段は・・・?
店主:¥5434(税込)となります。
★ ベートーヴェン作曲
交響曲第5番 ハ短調
1974年9月15日 ライブ録音
交響曲第7番 イ長調
1964年9月19日 ライブ録音
エフゲーニ ムラヴィンスキー 指揮
レニングラード フィル
2019年1月18日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
最終更新日:2019-01-18