元祖、輸入ブルゴーニュ?
それがルイ・ジャド・・・。
悲しいかな優良レストランでは敬遠気味?
よくご相談で、「ルイ・ジャドを酒店で勧められますが、ワインリストにあまり載せたくない。
ピノさん、ルイ・ジャド以外の造り手でおすすめを。」と悲観的な事を言われる事がある。
ここ数十年、いやいや数年でワイン市場は劇的変化。
また流通、管理などの面で質が大幅に向上。
結果、日本で紹介されるドメーヌ、ネゴシアンが増えた。
ネゴシアンでさえ、ミクロ・ネゴシアンなる少量生産すら存在。
好奇心多き日本人は元祖系に今更注目しなくなったのだ。
しかし、ルイ・ジャドは豊富な種類とヴィンテージ。
安定した造りには定評がある。
ですから酒屋さんはお勧めしたのだと思う。
決して酒屋さんの勉強不足ではないし感性を疑ってはならない。
では、何故、不人気気味なのかと疑問に思う。
それは先程の意見がおおよそ当たっていると思う。
改めて、良質なブルゴーニュである。
そのずば抜けた知名度が逆に不人気を招いているのかもしれない。
しかし、我々はワインの味わいが全てである。
味わいが合格ならそれでいいはず・・・。
ですから自信を持ってご紹介。
★ 2008 ボーヌ プルミエ クリュ ブーシュロット
ルイ・ジャド
当店販売価格¥7,660(税込)
ボーヌといってもポマール側の1級畑。
しかしポマール的ではなくあくまでもボーヌ。
タンニンの質が上品。
全くテロワールは面白い。
豊かな果実味で表現がポマールと随分違う。
飲みやすいブルゴーニュです。
贈答にも最適です。
詳細は【クリック】2017年10月11日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
最終更新日:2017-09-21