Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。
店主:昔からダヴィット・オイストラフが好きでした。
Aさん:人気なヴァイオリニストですね。
店主:包容力がある演奏なんて評論家は言います。
しかし、それは外見から感じる演奏。
実際、表現だけで解釈すると実に繊細。
人間味があり聴き手を魅了する。
Aさん:現代の演奏家にはいないタイプですよね。
店主:悲しい事に私が生まれた頃に死去。
ですからコンサートでは勿論聴けなかった。
しかし息子のイーゴリーは池袋の芸術劇場で聴きました。
フランクのヴァイオリン・ソナタでした。
私は2階の側面に面した席でしたので、横から良く見えました。
父、息子とも演奏スタイルは実に似ていた。
Aさん:親子で共演した録音が存在しますね。
店主:やはり銘盤はJ.SバッハのBWV.1043。
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調です。
録音は1961年、指揮はグーセンス。
典型的なバロック音楽で気分転換には最高。
Aさん:スターリンが1953年に死去。
それ以降オイストラフは西側で演奏できるようになった。
店主:そうです。長い間制約を受けました。
録音も比較的に豊富。
ですから十分に楽しめます。
詳細は【クリック】2017年6月24日
静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
最終更新日:2017-06-24