ベートーヴェンの交響曲の中で聴きやすい作品。
それが第1、4番ではないだろうか。
プラスで第8番。
第2番はあまりに演奏機会が少ない。
第1番は正統派のハ長調で聴きやすい。
まだベートーヴェンが20代後半。
ですから彼らしい威厳や激しさを感じないが秀品。
まだハイドンやモーツァルトの交響曲の流れを感じる。
ですから絶対音楽としては十分に楽しめる。
第4番は、とても明るく第5番の内向きな作品とは対照的。
リズミカルで爽やか、シャンパーニュを飲みたくなる。
と強引なのか自然なのか、とにかくシャンパーニュだ。
しかもジャック・セロスを選択だ。
私としては最高の組み合わせでしょ。
☆ イニシャル ブルュット
当店販売価格¥27,462(税込)
シャルドネの真価を魅せてくれる。
柑橘系の香りに樽からのバニラ。
熟成感が漂う中にセロスを時下に感じる。
即ち酸化と絶妙な樽のニュアンスだ。
飲みながらヴィニュロンを感じさせる孤高な存在。
アンセルムにはもう脱帽である。
価格も申し分ないが味わいも満足である。
因みにベートーヴェンのおすすめ音源。
★ 第1番
フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィル
1954年9月19日 ライブ録音
★ 第4番
フルトヴェングラー
ウィーン・フィル
1953年9月4日 ライブ録音
詳細は【クリック】2017年4月26日
最終更新日:2017-01-20