Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。
店主:最近またグスタフ・マーラーが熱いですね。
N響の首席指揮者のパーヴォ・ヤルヴィ。
先月来日した エリアフ・インバル。
二人は世代は違うがマーラーをレパートリーの中心に据えていますね。
Aさん:ヤルヴィはネーメ・ヤルヴィの息子だよね。
店主:そうです。バーンスタインに薫陶を得た。
そしてインバルは懐かしいですね。
マーラー・ブームの立役者だった。
Aさん:彼はもう81歳でしょ。
店主:そうなんです。もうそんな年齢。
マーラーの第5を振ったけど素晴らしかった。
年齢を感じさせない指揮でした。
マーラーの激しい感情は凄い。
第2楽章や第1番の終楽章なんて激しい。
それと対比できる深い悲しみがまたいい。
Aさん:同じ意見です。
インバルはイスラエル生まれでマーラーに共感できるのかもね。
店主:それはあると思います。
フルトヴェングラーでしたらベートーヴェンが得意なように。
Aさん:しかしまだまだマーラーが根付いたとは言えない。
店主:作品は長大であり起伏が激しい。
ですからまだ一部のマニア向けかもしれません。
私ですら10、20代の頃は理解できなかった。
支離滅裂で危険だと思っていました。
しかし今ではその叫びや訴えを理解出来る。
芸術とはそんなものですね。
詳細は【クリック】2017年4月3日
(静岡、藤枝市のワイン専門店。
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最終更新日:2017-04-03