ドイツ後期ロマン派の頂点に君臨。
それがリヒャルト・シュトラウス。
彼の長い人生は波乱に満ちている。
そんな中、珠玉の名曲揃いには驚嘆する。
充実した交響詩群。
自身の若い頃の病気からの交響詩:死と変容。
刻々と変わる心理描写はお見事・・・。
生への執着・・・。
まるで小説を音で描写している様である。
これが正しく交響詩。
華やかなオペラ、ばらの騎士。
ホフマンスタールとの黄金コンビ。
そして異色の作品、サロメ。
戦後のドイツを象徴する作品。
それがメタモルフォーゼン。
数々の悲劇、苦難が表現されている傑作。
やはりワインはブルゴーニュがいい。
しかもクロード・デュガである。
★ 2006 シャルム シャンベルタン
当店販売価格¥71,176(税込)
06年は私的には好きなヴィンテージ。
しかもデュガとなれば文句は無い。
ここでヤヤコシイ話だがマゾワイエールもシャルムを名乗れる。
しかしデュガは本来のシャルムである。
たった0.3haを所有、貴重である。
とても肉感的で誘惑を感じる。
これがシャルムGCの魅力。
または造り手の魅力なんだろう。
まだまだ勿論、数十年の熟成が可能なポテンシャル。
ジュヴレ・シャンベルタンのGCは興味尽きないのだ。
【おすすめ音源】
リヒャルト・シュトラウス
メタモルフォーゼン
1947年10月27日 ライブ録音
詳細は【クリック】2017年1月19日
最終更新日:2017-01-19