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バルトークの傑作を並行鑑賞

バルトークの傑作を並行鑑賞




当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から・・・。



先日、バルトークの中国の不思議な役人を鑑賞。

しかも今年亡くなったブーレーズとデュトワの並行。

ブーレーズは合唱が付随。

前者はフランス音楽の本流を継承する作曲家でもある。

デュトワは音の魔術師と例えられる指揮者兼ダンディ男。



バルトークのパントマイム用に作曲された奇抜な作品。

これは文句無しに素晴らしいが、とても難曲。

ですから、あまり理解をされずに今日に至る。

しかし作曲家本人は最高の出来と胸を張る。小生も同感。

時に名曲は理解されるまでに時がかかる場合がある。

バルトークとコダーイはハンガリーの民族愛の塊。

小国としての同国を考えればそれは理解出来る。

島国であった日本人には考えられない苦しみである。



話が脱線したので本線へ・・・。



ブーレーズは表情は硬くバルトークへの尊敬がわかる。

緻密に研究をし指揮。

一方デュトワは引き込む指揮。色彩豊かで鮮やか。

しかもモダンは演奏で素晴らしかった。



バルトークの晩年は悲しいものであった。

しかし、大きな傑作を残して死去。

管弦楽のための協奏曲である。



一聴きアレ!!



詳細は【クリック】2016年2月26日

最終更新日:2016-02-26