ワインのある生活だからこそクラシック音楽をご紹介。
ヘルベルト・ブロムシュテットが冴えている。
もう88歳・・・。
高齢とは思えないベートーヴェン解釈。
これには私も感化された。
新版を貪欲に研究。
第3番はその成果が垣間見れる。
溌剌とした演奏でN響も乗っていた。
私が10代の頃好きなN響の指揮者だった。
勿論今でも敬愛しています。
しかし、凄かったな・・・。思い出しても凄かった。
88歳指揮者のベートーヴェン。
第3番は退屈な面もあるので、あくび位したい。
しかしブルムシュテットの演奏だとそんな余裕はない。
驚くべき人物だ。
あっ彼ってベジタリアンなんだよな。
それが影響しているのかな?
それにしても第3番の飛躍には驚く。
第1、2番の流れが一気に革新的。
あの響きに当時の聴衆は驚いたと思う。
私の好きな作家である井沢元彦氏が常々語る。
今の我々から見ると常識だった事が当時は違う。
確か、そんな事をおっしゃっていた。
今、ベートーヴェンは素直に受け入れられている。
しかし、当時は正に革新的だった。
いやいや、はっきりと革命的であった。
ウィーン・フィルの結成当時の理念の一つ。
それがベートーヴェンを上手に演奏するであった。
この事からもわかります。
ベートーヴェンの崇高な世界体験あれ!!
ベートーヴェンはある意味クレイジーだよ。
彼のピアノ・ソナタ聴いてご覧、あれは孤高の天才だ。
詳しくは【クリック】2015年10月8日
最終更新日:2015-10-08