ワイン専門店ピノ ノワール店主から「一音一言物申す」と題しまして気軽にクラシック音楽を語らせて頂きます。
店内でも流し、自宅でも頻繁に鑑賞するシベリウスのヴァイオリン・コンチェルト。
最初に、この作品に触れたのは、フルトヴェングラーとクーレンカンプでした。
LPレコード、勿論モノラル録音。(1943年)
音質は想像以上に悪かったが、あの神秘的で情熱がフツフツ沸きあがる演奏に感動したことを覚えています。
さすがに、10代前半の私に全てを理解するのは難しく、理解するまでには4、5年かかりました。
この作品はヴァイオリン・コンチェルトの最高傑作のひとつにして難曲のひとつでもある。
しかし、難曲だから最高傑作とは限らない。
シベリウスの先人であるメンデルスゾーンなど難曲では無いが傑作中の傑作である。
2014年9月16日 詳細は【クリック】
最終更新日:2014-09-16