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小澤征爾さんと村上春樹さんの対談本

小澤征爾さんと村上春樹さんの対談本



恥かしながら、私は村上春樹さんの作品を今までに、一つも読んだ事がありません。

まさか、最初に読む作品が 小澤征爾さんとの対談集とは・・・・・

しかし、この本、とても面白かった!! 

詳細は【クリック】2014年3月8日

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☆ 小澤征爾さんと、音楽について話をする。
  村上春樹 著:新潮社

恥かしながら、私は村上春樹さんの作品を今までに、一つも読んだ事がありません。
まさか、最初に読む作品が 小澤征爾さんとの対談集とは・・・・・
しかし、この本、とても面白かった!! 
小澤さんとの楽屋話みたいで、「この時の演奏は実は・・・」と(笑)
村上さんは、クラシック音楽もとても詳しく作家ならではの言葉の言い回しも素晴らしかった。
まさか、このお2人でグールドの会話で盛り上がるとは驚いた。
そして小澤さんが「彼は北アメリカに住む非ヨーロッパ人だから、自由に解釈できる」と語り、
思わず感心と納得をしてしまいました。

この本から小澤さんは、その人柄から出会いに恵まれていたと痛感します。
カラヤン、バーンスタイン、オーマンディ、ベームなどの指揮者からニューヨーク新聞の記者などなど。
また、村上さんが小澤さんの指揮、シカゴ・シンフォニーでストラヴィンスキーの「春の祭典」が良かった
と書いていますが、私もこの演奏は好きで今でも良く聴きます。

☆以前の私は、対談本が全く好きではなかった。
しかし、作家によりその場の臨場感を上手に引き出し対談相手の表情まで見せる、そのタッチに正直
とても驚かされました。

追伸、このお2人がとても打ち解けているのが会話からも伺える。
マーラーで熱を帯びている2人。
果物を小澤さんが食べ「これおいしいね。マンゴ?」
村上さんが「パパイヤです。」
思わず笑ってしまいました。

追伸、
クラシック音楽のひとつの楽しみはリハーサル風景。
映像などで時々見れる。
私は、チェリビダッケのゲネプロでブルックナーの交響曲第4番の最終楽章のコーダを押し掛けて、
見学をさせて頂きました。
それが本番では重なりとても感動的でした。(私が17歳の時)
感動して最終の新幹線に間に合わず、学生だったので、たぶん貨物列車ですがそれに乗せてもらい
寝てしまって車掌さんに起こして頂きました。(そうだったな〜)

リハーサル、裏話はとても興味深くクラシック音楽をより楽しむ方法です。

2014年3月8日
 

最終更新日:2014-03-08