■ 気分爽快なドン ファン
今朝は晴天で気持ちがよく少し時間もあったので
☆ リヒャルト・シュトラウス作曲
交響詩「ドン・ファン」
セルジュ・チェリビダッケ指揮
シュトゥットガルト放送交響楽団
1976年6月22日(ライブ録音)
をまず始めに聴きました。
この作品は約20分と朝パッと聴くには丁度いい。
ドイツ・ロマン派最後の巨匠といわれるリヒャルト・シュトラウスは前半生に交響詩の創作に意欲的でした。
シュトラウスの色彩豊かな音色が文学的内容をリアルに浮き立たせる交響詩は私の好んで聴く作品
コンサートでもアペリティフ的に「ドン・ファン」「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」を
プログラムに取り入れる場合も多く見受けられます。
☆ 指揮者のチェリビダッケの演奏評価は肯定派と否定派に極端に分かれます。
それだけ指揮者の個性が強いと考えられます。
私のチェリビダッケ評価は微妙かな。
いまいちの演奏も随分とありますが、逆に素晴らしい演奏も見受けられます。
ドン・ファンの演奏はとても素晴らしくこのシュトゥットガルト放送交響楽団の録音と生演奏では
1990年10月12日パルテノン多摩においてミュンヘン・フィルの演奏でも聴いています。
弦楽器が特に美しく、やさしい肌触りでドン・ファンが理想の女性を求めて遍歴する心の姿をとても官能的に表現していました。
機会があったら聴いて下さい。
2014年3月11日